【語り継がれた恋の唄】

夢の中で羽ばたく鳥たちの歌
想いつのる恋唄
儚き色の涙を零しながらも
誰がために謳う
夜の空色をした瞳の中で
揺れる恋の灯火
儚く響く恋唄 震える歌声
片恋の軌跡 

背中には大きな翼があるのに
何処にも行かずに 君を見つめる

伝える為に語り続け
夜の闇の中光る歌声を
君の元へ届けるために
留まる事を選ぶ 渡り鳥

「桜散る頃にまたここで」と
一つ手を振って 去ってゆく
一つ恋の終わりを 風が告げてた
君はもう居ない

一人沈み行く夕陽を眺めては
宵の街で謳った
語り継がれて 恋が終らぬように
忘れられぬように

夏の雨に打たれて隠した
涙も声も 天へと昇らせましょう

壊れるほどに増え行く傷
君のもとへ飛んでゆきたい
散り終えかけた秋の紅葉に
心に留めた想いを託した

冬の雪の音に 唄を重ねれば
君の元へ届くのでしょうか
伝える為に謳った唄は
消え行く事なく響いていますか
夢幻の空に広がる虹が
涙の雨に滲んで消えてゆく
暁の空に羽ばたく翼
留まる事を止めた 渡り鳥

語り継がれた唄は 優しい鳥の
幸せな恋の詩
闇の中消えいりそうな片恋を
光へと誘う・。・゜゜*

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

語り継がれた恋の唄

またまた失恋ソング・・・
ずいぶん前に作った詩ですがお気に入りです

閲覧数:88

投稿日:2013/11/16 23:02:25

文字数:512文字

カテゴリ:歌詞

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