色素の薄い私のことを「消えそう」って
いつでもしっかりと手を握ってくれた
消えないよって何度言っても聞かずに
何も言わずにただずっとそばにいてくれた

きっともうそんな事分かってるはずなのに
今でも君の手は私を離してくれなくて
君の不安を私はずっと利用し続けてる
ずるいよね卑怯だね離したくないのは私


危険を感じない私の事を「危ないよ」って
いつでもしっかりと手を繋いでくれた
大丈夫って何度言っても聞かずに
何も言わずにただずっと隣にいてくれた

きっともうそんな事分かってるはずなのに
今にも私が飛び出しそうなつもりでいる
君の焦りを私はずっと利用し続けてる
姑息だね酷いよね離れたくないのは私


夏の日は「光に溶けそう」って心配して
冬の日は「雪に消えそう」って心配する
君のその思い込みよりももっと私は
「消えて欲しくない」って気持ちに脈動する

一人旅をするときも大反対して喚いて
「だったら一緒に行こう?」って言っても
黙り込んでそっぽ向いて答えなくなる
君とした小さな二人旅の続きが見たかったのに


もう消えない私の事を「消えないで」なんて
言わなくなったと思っていたんだけど
そばにいるのは今までと同じなんだね
消えないでしょって笑って呟くと怒る

曰く「ほっとくと帰って来なさそう」とな
帰る場所はもうあるから心配しないで
どちらかが消えるまではどちらかがいるよ
悲しいから同時がいいねって笑うとまた怒る


今でも私は君の心配性を利用してるんだ
だから安心して不安になっていて欲しい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

キエソナ

閲覧数:191

投稿日:2022/01/24 21:15:47

文字数:655文字

カテゴリ:歌詞

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  • ocynao32

    ocynao32

    使わせてもらいました

    ocynao32と申します。
    歌詞を楽曲に使用させていただきました。
    素敵な歌詞をありがとうございます。

    2022/05/28 23:18:16

    • ろろあ製菓堂

      ろろあ製菓堂

      連絡ありがとうございます。こちらも嬉しいです♪
      動画作成も頑張って下さい!

      2022/05/29 08:18:36

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