雨が止まない 屋根の下
二人きり 鼓動は騒ぐ
鞄で居眠りの傘 差し出す勇気はなくて
話題を探しては 言いかける「好き」
伝えてしまいたくて

笑った横顔とか
眠い時の誤魔化す癖
少し低い声も
気づけば憶えてる

数センチの距離が
永遠に似て遠くて
眼鏡の奥の瞳に
映るだけで
まるで切り取られた世界
物語のワンシーンみたい
もし主人公が私なら
抱きついたりできたのかな
脇役ですらないから
「またね」なんて
見送るだけ

曇ったままの この心
窓の外の背 落とすため息
我慢で滲んだ涙 追いかける役目はないから
遠回りで帰るくらいの 子供騙しも
もういいかなって

諦めたくないけど
強くはないからボロボロ
ダメだ止まらない
気づくんだ君は

零になった距離に
嬉しいけど切なくて
そんな優しいところが…
また恋する
まるで切り取られた世界
物語のワンシーンじゃない
ほら主人公はあの子
私のことはいいから
脇役ですらないから
「ごめん」なんて
こぼすだけ

もっと早く出会えたら
きっと勇気あったら
ずっと隠していないで
そっと囁いてないで…

数センチの距離が
永遠に似て遠くて
眼鏡の奥の瞳に
映るだけで
まるで切り取られた世界
物語のワンシーンみたい
もし主人公が私なら
抱きついたりできたのかな
脇役ですらないから
「またね」なんて
見送るだけ

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ヒロイン

閲覧数:53

投稿日:2019/09/27 19:32:09

文字数:577文字

カテゴリ:歌詞

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