#1-3 「みんなが迷惑」



昼過ぎになって、リビングにハクが頭を抱えてやってきた

リビングではルカが一人でお茶していた


「あら、ハクさん、大丈夫ですか?顔色がよくないですよ」


ルカが立ちあがって心配そうにハクを見る


「うぅ…大丈夫です…二日酔いなだけですから…」


ハクがお構いなくといった様子で手を挙げた


「そうですか?昨日もメイコさんに付き合わされたんですね」

「…はい。…でも…メイコさんは親友ですから…楽しいです…」


ハクは相変わらず頭をおさえながら、そう言った




階段の方から階段を下りてくる足音が聞こえた


「ああ!もう!頭いたっ!」


そう言いながらメイコが入ってきた


「メイコさん、叫ぶと余計に響きますよ」


ルカの冷静なツッコミに対してメイコは


「こんなに二日酔いが酷いのは、久しぶりなのよ!叫びたくもなるわよ!」


と、まったく忠告を聞こうとしない


「うぅ…頭に響くぅ…」


ハクはメイコの叫びを聞いて、すでにソファにダウンしていた


「ルカさん、他のみんなは?部屋にはいないみたいだったけど?」


メイコがリビングにも誰もいないので、不思議そうに聞いた


「ミクちゃんとリンちゃんは買い物に。レン君とがくぽさんは、今朝アイスを買いに行ったきり戻ってこないカイトさんを探しに行きました。」

「また、みんなに迷惑かけて、あのアイス馬鹿は!」


と、メイコが大声で怒鳴った






【あなたの大声 現にそれで迷惑している人がここにもいるんだけど】

ルカはソファで苦しんでいるハクを見て、そう思った



ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

みんなでボーカロイド観察(仮)#1-3

昼過ぎにメイコとハクが起きてきた
この二人が酒飲みキャラだときいてww

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投稿日:2011/12/11 16:51:49

文字数:699文字

カテゴリ:小説

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