白粉(おしろい)はたいて紅引いて
金の簪(かんざし)笄(こうがい)髷(まげ)に差し
仕上げに打掛かさねれば これがあちきの戦装束
おいでなんし旦那様 ここは泡沫(うたかた)夢の園(その)
今宵も鐘の音(ね)が響き 大門(おおもん)が開かれる
濡れたまなざし一つで囲い込み 甘い吐息ひとつで絡めとる
手練手管の限りをつくして 艶(あで)やかに戯(たわむ)れる夜の蝶
栄枯盛衰はこの世の流れ 散りゆく命も数多(あまた)ある
ここにあるのは我が身一つだけ 信じられるのは己だけ
この道から見えるのは先の見えない未来だけ
不安に押しつぶされそうな心に蓋をして
たおやかに佇(たたず)む夜の蝶 金糸銀糸で織られた帯しめて
禿(かむろ)を先導に新造(しんぞう)つれて
外八文字(そとはちもんじ)で練り歩く
色とりどりの花を飛び回り あふれるほどの蜜を集めんしょう
色と欲がうずまくこの街で
一夜(ひとよ)帯紐(おびひも)解いて私語(ささめごと)
枕の数だけ虚言(そらごと)かさね
虚飾(きょしょく)の褥(しとね)で眠るまで
一寸先は闇なれど この道を進みんしょう
大輪の徒花(あだばな)見事咲かせてみせんしょう
今宵もまた、鐘の音(ね)響いて大門(おおもん)が開く
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もっと見る吹く風すら凍てつく 白銀(はくぎん)に煌(きら)めく大地
空に蒼き月
この身を守るものは 只(ただ)、己(おの)が牙と爪のみ
他に何もない
同胞(はらから)たちよ
我(われ)の声を聴け
怯えるだけでは何も始まらない
いかなる時も
傷つくこと恐れないで 大地を駆け抜けろ
行く手さえぎる全てのものに...遠吠え【作曲:じゅん様】
kai
A
花は花として 生きるわけでなく
さらば散りぎわも 清く凛とせん
肌に映えた紅(べに) 瞳濡れ羽色(ぬればいろ)
数度見瞑(すうどみつむ)れば 嗚呼…
時はゆるゆらと流れよう
B
零れゆく吐息
柔(やわ)く受け止めて
みだれた髪に触れて 触れて…...風偲花伝
隅師医 唖漣piaproptBh4V
S
枯れるまでに何匹狂わせる?
乱れ咲いた花びら震えている
それでも確かに感じる恍惚(こお※/こ/つー)
腐りかけた果実ほど香り立つ
A
気取った人工的な甘味料が混ぜ込まれた
イチゴ味のミルフィーユは
黴塗(かびまみ)れになっていた
濁った瞳に映る紅(あか)と碧(あお)のコントラスト...mille filles-ミルフィーユ-
隅師医 唖漣piaproptBh4V
C △ △
猫耳が キミを感知した(・∀・)
ソッコー行くよ 待ってて
A
ねぇ 溢れだす想いを
メロディーにのせて聴きたくない?
んじゃぁ 始めますか活躍
よそ見せず見ていて
B
好きなモノ...俺的猫村いろはさんのテーマ
隅師医 唖漣piaproptBh4V
さぁ 咲き誇れ 表裏の花
優越を愛した代償 傷跡に残した雫
踵を鳴らせ 境界を捨てて 嗚呼
空を染め上げる
差し出した手のひら 浮かぶ月
菊に盃、月見で一杯いかが
禊の水にまみれた足元
八八花 流れる札は
桜 紅葉 色鮮やかに
乱れ異の世を知れと 囁く...表裏
哀婉P
「御涕一ツ頂戴。」
「不幸は二ツ下さい。」
おやおや、又随分 貪欲でいらつしゃる。
此方は今日も宴
絵空事等、宜し。
あヽ、其奴は肴に 持つてこいぢやあないか。
雨の日の 闇に潜む
鬼の町 行つちまへば
まう弐度と 戻れぬと謂ふ。
見つからぬ様に 御注意。...鬼
かぼちゃを下さい
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