ビー玉

温度や体を欲しがるくせに
透明なものばかりに焦がれていた

ビー玉に宿る宇宙に触りたいと
叶わないことを想っては

その空間に浮かぶ痛みが確かに在ることが愛しかった

夜が朝になって僕たちは奪われてしまう
抗えない光はいつだって悲しい色だ


言葉は過去に残されるのに
どうして未来を誓うんだろう

明日死ぬかもしれないのに
ずっと一緒に生きたいと願うんだろう

どんな命だっていつの日か奪われてしまう
抗えない終わりはいつだって綺麗な音だ


宇宙の色が美しいのは
貴方を憶(おも)うから
祈るから

澄んだ瞳(め)は深く傷ついて自らを閉じた
そんな貴方のいる世界はいつだって優しかったんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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【初音ミクDark】ビー玉【オリジナル】

閲覧数:229

投稿日:2014/04/29 06:14:28

文字数:301文字

カテゴリ:歌詞

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