タグ「切ない」のついた投稿作品一覧(12)
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西武新宿降りたった途端 大粒の雨
煙草を捨てファミマに走る びしょ濡れのローファー
足元みてる矢鱈高えビニ傘
手ェ塞がンのもたいぎいし
なんかアタマはっきりしねえンだ
そうだジーン・ケリーでも気取って
きょうは一丁傘なしでいこうか
ドブの臭いの歌舞伎
あのキャッチも雨宿り
花道を往く TOHO前では...雨の夜 歌詞
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絵本のなかみたいな街を彩る illumination
いま別れの刻を告げるあの観覧車
iPhoneの画角じゃ切り取れない空気や温度が
今夜を特別にしている そう思わないかい
まわれ merry go round
魔法ならどうか解けないで
ぼくは不器用な台詞で君に
愛を誓った
君の長い髪をなでた海から...merry go round 歌詞
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今夜すべての嘘が
甘い息に変わって
※ふたりで fallin' fallin'
ほら眠れない all night long
今夜 指先は rollin' on
僕は so only for you※
すべてを脱ぎ捨てて
かけた空調 際立つ残響
凍えた心を解かす素肌
蜜の垂れるような君の愛撫や...fallin' falin' 歌詞
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きらきら星々で夜の空縫うオリオン座
澄んだ君の瞳に反射して輝いた
ひらひら舞う雪は触れれば溶ける砂糖さ
永久の愛を誓うよ さあその手をどうぞ Baby
※close your eyes
one more time
雪が積もるように
close your eyes
one more time
重なっ...close your eyes 歌詞
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水玉の傘をたたんだ虹の下で
いまごろはあなたが何しているか空想します
ふたりどこか涼しい国へ逃げて
そこで暮らしませんか
浅葱色のハンカチからシャボンのにおい
草いきれ見あげればもんもこ入道
あのむこうパライソがあるとしたなら
それはもうとても素敵なことだと思いませんか
ふたり汽車で誰にも告げず
遠...涼しい国へ 歌詞
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舗道の落としものが足ばやになる正午
春さきの青空に鈍色の雲が
気象予報に叛いて晴れ模様がみるみる崩れてゆく
軒さきにかけこんで目があったあなたは美しいひとだった
俄かな雨がふたりつつんだ 季節のいたずら
しばしふたりは露にまみれて色ます花をみる
ほらふたりとも傘もなしに歩きだした Rainy day...俄か雨 歌詞
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まるで夢のような
満開の火花の下で
祭りばやしがきこえたとしたら
そこは折しも夏の夜
風が凪いだ刹那
神様がくれた合図
髪を切ってきた可愛いきみが
奇跡を信じるのなら
ほら目を綴じて
Baby それはきっと魔法さ...夜がはじまる 歌詞
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夜のベランダで歯磨き 夏が瞬いている
遠くの街から 祭りばやしが聴こえてくる
あの海ゆきの 露面電車のなかでみつけた
天使みたいなきみが この夏のすべて
いま映画みたいにぼくら スローモーションになった
シネスコのワンシーンが この夏のすべてなんだ
風鈴がきらきら 金魚はふわふわ泳いでいった
記憶の...この夏のすべて 歌詞
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月明かりのなか肌を探れば
隙ばかりの心がわかるのさ
付き合ってるのにためらっている
ぬるく結露したジンジャーエール
文庫の読みさし置かれたテーブル
それは『悪の華』ボードレール
何だかぜんぶがポーカーフェース
にわかに駆け引きはじまる1フレーム
ここは狭くて暗い部屋だけれど目を閉じて
ドラマみたいに...ドラマみたいに 歌詞
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ポラロイドカメラむけられて照れてるの
印画紙のなかのきみはいつも恥ずかしげ
海辺のきみは翼のない天使
防波堤をスキップして
よろけたきみは翼のない天使
まぶしい笑顔がその証さ
真っ白なカーテン 風になびいて隠された
きみの口蛭にキスをしたい季節だね
僕しか知らない翼のない天使
このリディムで踊ろう...翼のない天使 歌詞
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―午前2時半。
MA-1羽織って街へ繰り出す残像。
「もう冬だね」と白い息まじりにキミは僕の前に現れた。
「久しぶりだね」いたずらっぽく笑う。
あの春の日がフラッシュバック。
ぼくはタール11mgソフト、ラキストに着火。
「話きくよ」昔みたい、なんか。
ライカ『リバーズエッジ』あの最終話。
ライター...夜景にとけてゆく 歌詞
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夜が街をおかしてゆく瞬間
キミは急にだまって、静寂
『計画停電の夜に』
いつもはみえない星座をみた
キミの想像ラジオがアタマにながれて
“サヨナラだけが人生だ”っていう
バイクとばしてヤビツ峠まで
マイクとってうたってよフック
空から星が舞い降りてきて
ふたりのあいだまた照らしたら...計画停電の夜に 歌詞