タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧（30）

私は君が好き
私も君が好き
バレてはいけない思いを
心の中に秘めてる
それでもいつか来る
この思いが君に
気づかれるのが
分かっていたけど
その時はやって来たの
ダメだよダメだよこの思い...

だれかが諦めた
その瞬間スロウにしてあげる
ゆっくり落としてく
それがあたしの役目
嫌なことも辛いことも
死にたいってことも
誰にも言わず呑み込んで
苦い味する
それが積み重なって
心がいかれた時に...

現実の世界からかがみの世界まで
行けたらいいな、って思うこともあるんだ
ああ怖い怖い怖い怖い
部屋のかがみから
そこには似たような
境遇の子がいた
オオカミに食べられそうになる
かがみの世界
願いを叶えるそんな夢魔法
信じてみたいと...

消えてしまった影を追い
冷たい頬を撫でてみる
何を糧に生きたらいい？
私たちは
ふっと泳ぎだした魚を眺めた
気持ちよさそうに泳いでいた
流れ出した海は語り出す
「ここにいないで会いに行って」
どこへ行き何をしても
世界には空洞があった...

「自殺した2年生の幽霊が泣いているらしい」
ひとりで歩く夜の校舎は頼りなくて
扉が開きっぱなしの屋上から聞こえてる
悲しい声につられた
誰かが泣いてた
クラスで生きられなくて
こんな世界なんてと復讐のように飛びました
大人は気づいてくれない
ずっと叫んでいたことを
自分に無関心だったクラスメイトが泣...

頬に一粒 右手に二粒落ちるは冷えた雨
額に三粒 心に四粒浮かぶは要らない情
知らない知らない知らないさ
言わない言わない言わないさ
心から溢れる感情は 感情は感情は感情は
毒針を刺し閉じ込めた
暗い水底に閉じ込めた
どれだけ足掻くもここからは出られないさ
陳腐な日々を灰色列車で一気に一気に駆...

幸せを消さないで
「私だけ息をする」
こんなのはあんまりね
いっそいっそ消えたら？
「私が息をするよりも
あなたが生きてた方がいい」だなんて
今までみてた夢があの悪夢がさ
をりをりに霞んで、言うには
「いい兆候」だってさ
波に呑まれては消える小さな記憶...

堆く積んだ日を左手(ゆんで)で彫りつけては
のうのうと今日もこの星を愛している
明けさに口づけを、覚えてる幸福を
縫い合わせてごまかす決まり
誰かがくれた声で道化て話しかける
「やあやあ、お水は如何かな」 なんてさ
極彩色に塗ったまだ見ぬ未来を思い
目を閉じる時ひびくサイレン
あー
かくも可笑しなそ...

幸せな日々が忽然と消え去っていく
仮面を変えては忌み嫌う目で
「あの子には 近づくな」 かすかに聞こえる
声を聞き流して 坩堝を耐えるの
カレンダーは捲られ、軋轢は直らず
群衆は悟って蔑みの目で
「悪いのは あの子だぞ」 ばら撒く感情
すずろに抱くのは 希死念慮だけだ
赤い点滅灯 誘う警告音
進む足...

カラカラとビー玉が　揺らぐ夏を伝えた
瓶のなか踊ってる　時間的舞踏狂
徒花と散る少女　テロメアを縊ってる
目論んだ青い日が　あなたを溺れさせるの
私に　彫りつけてくれ　
銃弾　悪し様な目で
私を　忘れておくれ
このまま　壊れぬように
海の涙でできた　ラムネが零れていた
傷ついたレコードが　今際のノイ...

「これより雲のなかを通過します。
どなたさまもベルトをおしめ！」
旅客機のなかに響くアナウンス
鋭く輝く稲光り
あわてたりするなという私と
冷静に祈る老婦人
「このお祈りは神に感謝して
天国へ行けるようにだ」
死にたがりだけの飛行機だ
嗚呼、...

ひとり笑顔な少女 何かに怯えながらも
毒気を今日も吸い込んだ
ひとり涙の少女 一部屋(ワンルーム)で毎日
ぽつりと座り項垂れる
ただ蒙る日々 崩れてく波長
「天秤に掛けてご覧、」誰かが耳元で
「きっと世界が見えるさ」話し掛ける
そんなの嘘
恐怖に陥った少女は 人知れず抱えて
無慈悲な笑...

頑張ることは難しいのに
他人を責め立てることはなんて簡単？
私の周りは変わらないの
綺麗なものも薄汚れていくんだ
小さく渦巻いて
なにも見えなくて
なにか探してて
ピントも合ってない
思い出だけが積もってる
消えかけた重みは消えてない...

まだ泣いているのかい？
馬鹿馬鹿しく目を合わす
仄暗い蝋の火を消したい
叫びは時に消され生かる
銘々羊皮紙やぶいては
笑えるかな明日は明日は
いつも空を飛んだ心を身体に
埋め込ませひとり泣いたのは
焦がれてた 箒星
まだ廻っているのかい？...

浴槽に浮かべてた 黄色い雛さえも今は旅立ち
もうすぐ私も立派な羽を得るわ
貴方がくれたラムネ 一口も付けれず迷妄渦巻き
閑古鳥の鳴いた道足音遠くなる
不条理な世の中に 変わり果てていく
世界価値、モラトリアム 我ら穢れし恍惚な星
ずっと、追い求めてきた
濁りのないミルクを
浴槽に包ま...