ブックマークした作品

月よ 照らしてほしいのは
私の心じゃありません
遠く離れたあのひとの
しあわせ探しの行方です
浮世 生まれて死ぬまでの
灯りも消えゆく道すがら
月下美人のまぼろしは
かなしいかなしいものでした
芽生えたゆめにも 出逢えたわけにも
季節の陰が忍び寄るほど...

逆巻く荒波も 何処吹く風の 鴎みたいに
世界の柵も 後悔の果ても 自由に飛べたなら
時の流れは無情にも アダムとイヴさえ引き離して
誰も彼も独りでは 生きていけやしないのに
だから今 あなたに逢いたくて 骨の翼 震わす
魂諸共切り刻まれた 躰ごと抱き締めて
滅びゆく前に
凍えそうな吹雪も 素知らぬ顔...

作詞:レムファントム
作曲:べる×2
編曲:べる×2·らいぜん
平等性原理主義だとか
相互理解を求めてたって
どこもちっとも平和にならない
明日(あす)の行方なんて知らないから
誰にも分かるはずもなくて
敷かれたレールを走ったって
何も解決しないまま...

1.
誰かが聞いてくれるだろう
静かな場所を　求めて
届けたい　どうかこの歌を‐‐‐‐‐‐‐‐‐
2.
鎖につながれ　動けなくなる
まるで　人形のように　翼を持たない
そう飛べない鳥は　恐れを知らない
もういいよ　見えないものに　従うのは
3....

A
期待ハズレの今日がまた来た そろそろ飽きてきたけど
平凡すぎて苦痛に思える日々さえも ボクは「要らない」
こんなはずじゃなかったんだ 自問自答を繰り返しては
煩くなった雨の音にもう何回、誤魔化している？
何も変えられず叫べやしないのにさ
B
隠してた感情が悲鳴をあげる
今更、取り繕ったってワザと...

そう 思い過ごし どうせ思い過ごしと
遠ざかる日々に 何度も泥塗るけど
いまじゃ定かでもない涙に洗われて
今日もまた
もう一度だとか もう二度とないだとか
いつまでもただ 縛られてばかりの
心ひとつ 破り千切り 棄ててしまえたらいいと
それでも ずっと胸に潜む君が拾い集める
いっそ 何もかも 何もか...

Aメロ
目覚めた流砂に沈む身体
息は錆びたように
冷たく舞う砂を含む
雪が瞳から零れ落ちる
Bメロ
永い夢を見ていた
騙して望まれて欺いて
堕ちて焼かれて棄てられて
眺めた色は自由を表した...

Aメロ
大人になりたくないとか
汗水流した青春の結晶とか
没頭した無駄な時間とか
のめり込めたはずのものとか
何も関わらないままです
Bメロ
年相応な生き方が出来なくて
無味乾燥な平淡を喰らって
今更、擬きのような青い活き方して...

A
曖昧な私は凄く不機嫌で
片付けを放り投げた部屋で
偶の休みを趣味で浪費してる
吐き出す行為も棚上げして
B
逃げ方が解らない
屈折した依存を続けて
自己完結しきれない
信じる正しさは...

この世の終わりみたいな朝も
優しく染める そんな名前を
飛び交う鳥も 飛行機雲も
鮮やかに行く空と同じの
夢にたなびく 白いシーツに
いつか来る日を描いては
花束色の風に吹かれて
ひとまず今日を渡ってゆく
砂漠の果てに行き着く夜も
包み込まれる そんな名前を...

微かに憶えてる
あなたの胸は少し
煙草の匂いがして
温かかったこと
もう逢えない人を
記憶の隅っこで
もう逢えない人の
輪郭をなぞっていた
さよならだけが、いえなかった
あなたにあいたい、...

新しい風が夜になびく
明け方までもう少し
日付は変わった世界の
変遷を眺めていた
肩を震わせて
見た雪よりも
新鮮な感動を
君もいれば完璧なのに
黒い夢から醒めた
無邪気な運命に...

有害ハルモニア　　　　　　　　　　　　　　　弓張twitter@yumibari
A1
従順良（よ）い子の振りをして　陰口　鈴の音　呵々大笑（かかたいしょう）の大合唱（だいがっしょう）
どいつもこいつもあいつも僕も　みんなまとめていなくなれ
足並み揃えて首飾りゃ　誰彼構わぬ大叫喚（だいきょうかん）
...

（E1）
瞼の裏に張り付いた 姿がまだ消えなくて
知らないふりして 切り離した
あの日の影が ついてくる
（A1）
冬の冷笑は お節介に過ぎなくて
コートの袖に隠した指
とどめみたいに 握りしめた
（B1）
数センチ離れた 君の体温が...

陽炎（かげろう）　　　　　　　　　　　　　　　　　弓張twitter@yumibari
A1
昼空（ひるぞら）に名残月（なごりづき）を　僕たちは見つけた
見えないはずのその姿　万華鏡、君の笑顔
ぼやけていた昼の月　ヴェールを脱いでいく
隣にいるはずの　君は消えていく
B1
「いつから君は陽炎の　友達...

A1
夕暮れの霞が消えて　帳が下りる　降りる　舞台上
あの日　夢見たスポットライトは　薄く瞬いているだけ
B1
こと切れそうなその光をさ　もう一度見たかっただけなのに
ねえどうして　ねえどうして
触れることすら許されないんだよ
C1
僕ら囁く運命に　翻弄されてさ
弱い自分が叫ぶんだ　ここでもう終わり...

悲劇のモンスター
A
我が儘で並べた屁理屈は
苦し紛れの言い訳で
不安定な心臓と都合のいい感情
心が悴む前に切り取って刃先で触れたとして
価値も愛着もないボクは結構薄情で
B
くだらない文句を飾って
思い通りにならない「運命」に...

退避行動　　　　弓張　twitter:@yumibari
A1
騒々しい想像に支配されたのはいつからか
愛想笑いの　嘘嗤い(うそわらい）　今日も愉快だ　tell a lie
B1
大丈夫って言いだして　大失敗をやらかして
『どうして助けてくれないの？』なんて　ずいぶん自由が過ぎますね？
C1
退避行...

アルタイル
A1
時計の針なんて信じちゃダメさ
まだまだ大丈夫ってほっとして
僕らはまた、じゃあいいやって今日をまた無駄にする
命は砂時計で測るんだ
ひっくり返せない砂時計で
B1
オンリーワンがいいっていうけれど
それって結構　曖昧　難題　割と命題で...

届け私の声　時間も距離も越えて　
二人でいつまでも　温めあうの　嗚呼・・・
なけなしの命を燃やして
がむしゃらに輝くあなたの嘆く声を聞いた
右も左も分らないのでしょう？
皆があなたの明かりを頼るから
あなたを照らす光のない
深い闇の中で
届け私の声　音のない空越えて
あなたの温もりに応えたくて...

Aメロ
潮の薫る岬で
鳴ることの無い声を待ってる
いつからか淋しさも溶けて
愛の惹いた記憶で
鳴らないように祈っていたの
Bメロ
憧れから変わる恋は
きっとそんなもんなんだ
S...

A
眺めていた窓の外には君が
大きな木の下で読書している
君は独りで僕も独りでいて
似た者同士と笑い合っていた
B
君と時を重ねてたはずなのに
ゆっくりと空を飛んで奪われた
今、声に出して幾つもの言葉
並べて心の叫びを...

A
どれくらい夜を過ごしたら
君に逢えるかなって
寝静まった深夜の街
曖昧な応答を繰り返して
本音を隠したメール
いつまでも君に届かないまま
B
何度もやめた送信ボタン
返事を待っていたりするのかな...

青空 Lonely day どこか切なくて
いつもと変わらない色彩(いろ)のはずなのに…
見馴れた街並と 高層ビルの群れ
見上げた青空が なぜか今日は淋しくて
遠くに聴こえてる 風音(かざおと)の譜(うた)は
心の五線譜を ひとりぼっち彷徨うの
キミハ、イマ…ナニヲミテル？
ダレヲ、イ...

(1A)
バッグ車に放り込んで
ダーリンの家までアクセルを踏む
いつもは迎えに来てもらうけど
今日は早くこの街から 抜け出したい気分なの
(1B)
なのに何なの？突然のパンク！
こんな時にトラブルなんて
ツイてないわ いつだってそう
なかなかうまくいかないものね...

サビ
暗黒に降る雪の数だけ
貴方に近付ける気がした
Aメロ
街角響いてく
乖離の繋ぎ目
憐れみそれだけの
目線で交錯
Bメロ
愛してる名ばかりの...

君がもしも たった一つだけなら
君がもしも 一つだけ願いが叶うなら
君は何を祈るかな？この空に
筒抜けだこのドーナツみたいに
この想いはどこに行くの？
教えてよ誰も話さないんだ
見つけてドーナツ 手放して この恋
時には自分を傷つけたそんな夜もあったよ
君にもしもだけど 出せる何かがあれば
それは、...

空を渡ったあの日から
もう何年経つのだろう？
東京(ここ)での暮らしにも慣れてきて
忙しない毎日の中で
あまり帰る暇はないけれど
いつも心に過(よぎ)るのは
旅立つ勇気をくれた言葉と
優しく見送ってくれた微笑み
現在(い...

A
裏通りの隅で君に言われた言葉に
さよならだけでいいのに 幸せに なんて
B
これから僕は君への感謝と
少しの愚痴を言うかもしれない
でも許してよ
サ
はじまりの鐘は よく響いたのに
おわりの時は 何もないのかな...

Aメロ
カラカラになった心と躯
貯めてた泪も
音を立てずに沈んでいく
Bメロ
寒いも暖かいも
忘れたようにわからなくなって
傍に居てくれた人も
S
夢を見棄てた僕には...