ナナツナツの投稿作品一覧
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掴んだその手を離した時
要らなくなったものを捨てた時
古い記憶から忘れていく
忘れていないことならもう落としている
別れは突然でもない
少しずつ離れていく距離 また一歩
互いに背中向きで声もかけないで
見えなくなって初めて気づく
晴れた日の空はいつも青いから
変わらず日々が続くと思っていた...『±0』
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『±0』(off vo)
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周期的に変化する分子構造の元 生かされている
君にとっては長いかな 星が落ちる頃にはもう誰もいない
まだ知らなくて
まだ分からなくて
君と僕の違いに法則を見出せない
近所にある公園でいつもかくれんぼした日々の記憶
帰り道の夕焼けの色は変わらないまま
戻らない日々だ
月が遠ざかる
日が長引いていく...分子時計
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分子時計(off vo)
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枯れ葉に身体を隠す蝶の様に景色に溶け込めたなら
目立って誰かが馬鹿にすることもないのに
背景に合わせて色を変えるありふれたカメレオンのように
器用になりたかったな
面白くもないことで笑って
気にしないことで泣いて
周りの顔色見ながら反応をした
当たり障りない関係ばかり無理やり積み上げたそのせいで
崩...Mimicry
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Mimicry(off vo)
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息を吸って吐いて 僕らは同じ生き物だ
呼吸止めれば同じ痛みを分かち合える
でもその感じ方は人それぞれだったから
君の平気な痛みで歩みを止めてしまった
いつの間にか遠くボヤけた君の背中だ
どうにかなると言い聞かせて誤魔化したけど
次会う時君に胸を張っていられるかな
足りないことなら自分が一番分かってい...ミッシングリンク
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ミッシングリンク(off vo)
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コードネーム456(retake off vo)
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過ぎ去る星霜
果たせぬ邂逅
君との空想
見果てぬ幻想
拭えぬ望郷
記憶は捏造
愚かにも自己を保てない
過去への願望
未来に失望
探した元凶...星霜、君への言葉は届かず誰のためでもない歌が響いた
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星霜、君への言葉は届かず誰のためでもない歌が響いた(off vo)
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Hello
僕らが出会ったあの時から
空の色は青 夜には瞬く星
景色は移り変わっていくけど
大事なことならこの胸に秘めている
ずっと忘れていない約束
置き去りにした記憶
道のりはまだまだ遠いけど
諦めていないから
風に身を任せたなら...空歌、響く
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空歌、響く
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誰かは今日も街を歩いている
誰かは今日夢を諦めたらしい
見えているものが全てじゃない
月の裏側模様
回り込まなきゃ見えない
好きになることが減り
嫌いばかり増えていく
君が好きだと言っていた歌
好きになり方がわからない
僕らはあの時確かに共に居た...バニラスカイ
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バニラスカイ(off vo)
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君の言葉がまだ木霊している
途方もない時を重ねた世界
色褪せていく景色 揺れる視界
その瞬間ばかり繰り返す
伝えられないこと 飲み込む言葉
余計なことばかり 吐き出す言葉
曖昧な言葉では伝わらない
伝わる言葉で傷つけた
後悔を消化して
栄養に変えようとする...反芻する記憶、消えない後悔
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反芻する記憶、消えない後悔(off vo)
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何もない日々を過ごしている
誰にも会わず過ぎていく
出来る限り一人で居よう
外は怖いことばかりだから
ほんの少しの勇気は
余計なことばかりする
分からないことだったら
何にも言わなくていい筈なのに
何となくこれじゃ駄目なこと
頭の隅で分かっていて...たんぽぽと空
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たんぽぽと空(off vo)
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待ち望んだ12月だ
寒い風の匂い
よく晴れた夜の空
背伸びをしてジャンプもして
目立ちたがりだから笑われてもいいや
本当の気持ち 隠していた
見つけてもらいたい
寂しかった いつも
あの星のように僕も光れたのなら
宇宙みたいな闇でも見失わないでいられるのに...December Shining Jewel
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December Shining Jewel(off vo)
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Nocturnality(off vo)
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夜は長い
目は冴えて
明日も朝早いのに
目を瞑って思い出す
嫌なことばかりを
奏でた音 掻き消される
思っていたより響かなかった
今度こそはと期待する度抱えた痛み
また
君のことが なんてさ...Nocturnality
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もういいよ(off vo)
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息を吸っただけ吐いた白い息
先に進んだ分遠い帰り
朝が来たなら夜も訪れる
出かけた日はやがて帰る時が来るだろう
始めた遊びはいつか終わりを迎えるから
僕らは何度も飽きるくらい繰り返して
やがて日は沈むけど
また昇るから明日も
繰り返し繰り返しの日々
歳を重ねる度に大人に近づいた...もういいよ
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「もういいかい」(アートワーク)
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クジラが海に還る理由(アートワーク)
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漂流船は先へ進む
行き先なんて予想つかない
辺り一面深い海で
明日の無事さえ保障できていなかった
もうどれくらい経って あとどれくらいだろう
自分の未来に見通し立つのは
助けを呼ぶ声も波音に消され
きっと届いていないよな
海流に流され漂う毎日
ちっぽけな身体 広い海...漂流船の行き先
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漂流船の行き先(off vo)
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夜はまだ明けない
暗闇で奏でる歌
見つけたい
見えない光
反響する音
その響きで君を確かめていた
四十六億 果てしない旅
駆けてきたから世界を捉えられた
生きる意味を問い始めた僕らは
浮かんだ星の動きに意味を見出した...エコーロケーション
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エコーロケーション(off vo)
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バタフライ(off vo)
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朝焼けに照らされた僕の世界は
隠していた心を晒すんだ
君のために生きていた それは詭弁だ
始めから僕以外居ないんだ
いつしか夢見るようになった
君にもらったんだ
生きること 笑うこと 幸せになること
僕のために生きた君はもう居ない
もうあの笑みは途絶えた
二人で約束したんだ 守れないことを...Co- / ナナツナツ
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Co- / ナナツナツ(off vo)
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いつの日か全ては朽ちていく運命だと知って
それでも足掻くことを止めないでいた
夏の終わりと世界の真実
知らないふりをして過ごすのも限界だった
未来は膨大に思える
でも過ぎ去った時間は曖昧だから
その重みも大概だ
君は今日も澄ました顔で笑っていた
僕のことは見ていない
いつの日か全ては朽ちていく運命だ...夏の終わりと世界の真実