タグ：リリィ

2年生のとあるクラスでは生徒達がヒソヒソ話をしていた。
窓際に座り、外をづーっと見続けてる
一人の女子の事を話してるのだ。
長い髪は金髪で、今時なかなかいないロングスカート。
切れ長の目はまつげも長く、とても整った顔。
それらが組み合わさり冷淡な感じで
近寄りがたい雰囲気を持っている。
『すっごい不...

　碧い焔を撒き散らしながら、空を駆けてゆくロシアン。その背で振り落とされないよう、必死でしがみつくミクとルカ。
　眼下は真っ暗。空の星と月だけが煌々と輝くその深淵なる空間に、思わずため息をつくミク。
　「不謹慎かもしれないけど…綺麗だね…。」
　『人のいない地域はこんなものさ。人が現れたから、夜の星...

　ボカロマンション五階の一角、ボーカロイド共有部屋。
　そこでは、うなされるメイコと、気絶して目を覚まさないミク、リン、レンを前にして、グミが途方に暮れていた。
　ふと、グミはそばのテーブルに目をやる。そこには、決闘が始まるときにリリィに投げ渡された『マスターノート』が置いてあった。
　(…ルカちゃ...

　『グオオオオォォォオオォォオオォォォオオォォオォオオォオン!!!』
　吠え狂うカイト。背中では、黒い翼からどす黒いオーラが放たれていた。
　突如、呆気にとられているリリィにグン!とその赤黒い眼光を向けたカイトは、
　『グルオオオオッ!!!』
　一声叫んで飛び掛かった。
　「わ!?」
　咄嗟に鬼百合...

　先に動いたのはリリィだった。
　「シャア!!」
　猛スピードで突っ込んでくる。速い!!
　高速で振り下ろされる大鉾『鬼百合』。
　ルカが飛びのいたその場所で響く爆音。その音と土煙が収まったそこでは、地面が爆撃されたかの様に深々と抉られていた。ルカの背筋を冷たいものが走る。
　（それにしても…あの超...

　『ツイン・サウンドっ!!』
　リンとレンの澄んだ声と共に金色の矢が放たれ、
　「ハッ!!」
　ルカの裂帛の気合いと共に鞭が矢を弾いた。
　ルカはリンとレンの音波術の特訓に付き合っていた。
　「次は加減したげるからこれ防いでみなさい!!『蛸足滅砕陣』!!」
　『いきなりそれか―――――い!!!(泣)...

ここは、株式会社リンカーン。会社名の由来は、この会社が近年多彩化を続けるボーカロイド達の生活を支援することを目的とした、いわば「ボーカロイドの、ボーカロイドによる、ボーカロイドの為の会社」だからだ。
そんな会社の社長である僕ことカイトは、今、社員のめーちゃんが持ってきた予算案とにらめっこをしていた。...

　　ＳＵＧＡＲ ＤＯＬＬ
fuu‥
fuu‥
片っ端から　電話するのよ　アタシ
仕事なんて　放り出しておいでよ　ほぉら
疲れ果てるまで騒ぐの
とことんイク　いかれたお祭り騒ぎだわ
fuu‥
踊りに行こうよ
朝まで帰らない...

「まだかしら・・・」
客間のソファに座り、呟くアリス。時刻はもう午後になっていました。
「もうじき来るとは思うんですけど・・・」
「ねぇ、立ちっぱなしはいくら執事でもキツいでしょ。・・・私の隣、座っていいわよ」
「えっ・・・！　いっ、いえ、その言葉だけで十分ですよ・・・っ」
「そう？　ほんとにキツか...

今回　リリィ曲の作詞させて頂きました。
是非　よろしくお願いします。
イメージは戦い　私　都会　勇気などをテーマにしてみました。
　ＳＵＲＶＩＶＡＬ　ＣＩＴＹ
1　　傷つけあうのが　　当たり前の街で
　　　人は何をまた　忘れてしまうのか？
　　　勝ち負けだけに　こだわりすぎる都会で
　　　いつも　胸...

遠く　空に消えてくハイデ
沈む　水平線にルー
響く　時計を抱いたリーケ
そして　世界が止まる
明日も知らぬ夢
モノクロの残像達が
二度と　もう二度と
帰らぬ今日を追う
夜の狭間　闇で喚く少女
眠りの街を目覚めさせないで...

00:16>
今宵、アナタと私たち　夢に溺れて堕ちていく
小さいことはほって置いて　許されるまで動かない
幼い日の記憶は　色褪せてしまうけど
過去があってこそ　今の自分　存在する
振り向いても何も見えないけど　前を向けば未来が輝いてる
いつかの約束事は胸に刻んだままにしないでよね
自分の限界知らない...