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18件
【無関心症候群】
a
毎日どこか息苦しくて
頭と胸がヒリつくから
ちょっと立ち止まって考える
堰き止めてる病状がありませんか?
a
思っても無い言葉が並んだ
汚れた説教は聞き飽きた
耳に入って抜ける言語に...無関心症候群【曲募集】
りつ
僕はウソをついた くだらないウソだった
でも君は信じていた
騙してしまった君のこと思って 少し心がいたんだ
僕はまたウソをついた たわいもないウソだった
でもみんな信じてしまう
騙してしまったみんなのこと思って 少し調子づいたんだ
もっと騙してみようと思って ウソを重ね続けていた
そうしていつしか僕...ウソをついたあの日から(仮)
ゼグァール(Zeguar)
誰よりも冷血に
誰よりも冷酷に
氷の瞳で貫いて
ナイフの呪文唱える
純血混ぜ合えば
畏れは何もない城
誰よりも非情に
誰よりも非道に
歌う息凍りつき
かみさまに祈る...子ども達の冷血城
七九
神さまは何にもわかっちゃいないさ
ただ呼吸する徒労を
ただ過ごす苦労を
寝て、明日が来ること
無限の銀河の営み
そんな壮大な夢(現実)を
誰も知らないで居るね
神さまに全て責任を与えている
実に不都合で合理的である
また明日が来る...否日常メモランダム
七九
俺も幸せになりたい
どうしたらなれる
どうもしない、諦めることだ
それは寂しい
俺も愛し愛されたい
何を愛したという
お前は寂しい自分を愛しただけ
ならば寂しさを埋めてくれ
それならば空っぽにすればいい
何も感じないことだ...ゐる
七九
萩香る土の中泳ぐ
無数の塵を飲む蛹の生
槍雨に氷柱は抗い聳(ソビ)え建つ
毒霧に侵された世を這う鉄塊
塩基に記憶された感触を覚えている
初撃の光刺激は
星々の散り際 夜の涙
発酵した指先は穢レ
声の振動は木々を震わせる
肢も翅も 球関節に油足りず...最後の泥人形は刑罰の名を知るか
七九
ある時ぷつりと
生が途切れる時がくる
その瞬間の為にそれまでがあった
遺伝子の記録が残っていたとしても
テロメアの距離が続いていたとしても
血脈も歴史も絆も
途切れる
可能性も選択肢も一秒後は
無になった
僕らは...omniscientia
七九
朱(あけ)の西
燃える煙のたつ遥か上空
焼け落ちる星の塵の様に
その背、狙い迫る
竜の咆哮は紫と轟き
雲海の底から見上げる藍色の下
黒の狭間より閃き撃ち
慄く星々の冷や汗を
街に降らせる雫哉
東の夜暮れの朱に東の雷鳴
七九
苦痛なのです。
君は生きること。
僕は死ぬこと。
それぞれなのです。
だから擦れ違うのです。
それでも君を、
『愛する』と言える。
あなただから、
『永遠』と誓える。
ですから。...傷だらけ弱虫と愛する君に捧ぐ
七九
ふと目が覚める
薄らぼんやりした明かりの中で 自分の呼吸だけが響く
息を止めてみたけど まだ胸の鼓動が聞こえる
瞳を閉じても もう眠れそうにない
にゃぁ~とあくびしたら 涙が一筋
こんなとき さみしい と感じる
かまってほしくって かまってほしくって
すり寄っていく
かまってもくれない むぅぅ バカ...利己的遺伝子
猫とロハス
“あなたが心配で”と
濡れ衣のように張り付く冷たい熱
剥がす覇気も持てず姿勢を固め
虫の生まれる時の匂いがするよ
遠い夏日に帰ろうと手を引いて
この世とあの世を往来する
不意に冷たく
氷菓子くちびるに触れて
引き戻された僕は
悪戯を仕置きで返す...夏往来
おぺら
悪い夢を骨の音に変換し暴力として君に返す
眼差しを手品の道具で遮って
showとして演じ切る
「もうよくわからないので」
と全ての依頼に断りを入れ
プラスチックのマリア像だけを残し
財産を処分し
ボート一隻分の金を牧師を脅して手に入れて
女を誘拐する勇気は無いので
協会にあった花を一輪伴わせ...行けない旅
おぺら
次のURLにて、PDF形式での公開です。
どうかご了承くださいm(__)m音楽は電流(短文)
橘 木竜
次のURLにて、PDF形式での公開です。
どうかご了承くださいm(__)m三大珍味作(エッセイ)
橘 木竜
10代の頃。
私はまだ、心の幼い子供でした。
小さい頃から、自分がどうやって生きていけばいいのかがよく解らず、何故生まれてきたのかが解らず、漠然とした喪失感と違和感をもっていました。
眠ることが好きでした。このままずぅっと眠っていたられたら、幸せなのになぁ。そう思っていました。
生きることが不安で、...私が大切にしていること
大鷹ハルキ
別に悲しくなかった
はずだったんです。
何もなかったはずです。
なのに。
別に悲しくなかった
はずだったんです。
何もなかったはずです。
でも。
ふと、生ぬるい風と
一緒になみだが頬を...無感情、なみだ
コウ
いつか。
誰かが私に言った。
歌を歌うことしかできないの? それって辛くない?
って。
私はボーカロイドだから。
歌を歌うことは好きだけど。
歌以外に何も出来ないわけじゃない――と思う。
でも、実際に歌を歌う以外に、何かやったことはあるのだろうか?
与えられた譜面を忠実に読み、そしてそれを歌に乗せる...その声を歌に乗せて。
ぺちょきますけ
ひとつぶ しずくが
波紋を ひろげる
波紋が ひろがり
声が うまれる
それは私の
私の 声
分断/され/た 声の/つぶ
つないでくれたのはあなた
メロディーは 雨になり
だれかの心に しみ こむ...my voice,my color
kanata