Loop

【A】
歌いたいsick　衝動　喉を焦がして
聞こえてるの　あたしを呼ぶ音
退屈なkick　それこそ蹴っ飛ばして
塞がないよ　ノイズも受け入れ

シンデレラと玩具箱

（ミク）
【A】
「あなたが落とした　おもちゃ箱は
いまはわたしが　持っているんです」
言いだせない日々　砂時計に

Anti sweet

【A】
ヘーゼルナッツ　カラメル交えて
甘い甘い少女のできあがり
なんて　ご都合主義の手順で
わたしを飼いならしたつもり？

右手の檻

【A】
離れるというなら　壊してしまおう
その羽根は誰のものだ　ボクから奪ったものだ
はなしてから知った　その手の温度は
熱すぎるくらいだった　嫌になるほどに痛い

カナリアハート

駆け抜けていくのは　白くて脆いツバサ
いま　その名前を叫ぶよ　カナリア　　　　　　　　　　　　　　　
むせ返るくらいの青色　そのツバサの色で引き裂く
脆弱と知っても
だれかの目線やコトバが怖い　此処から歩き出せずに嘆くボク

少女は鬱屈に傘をさす

【A】
不満　疑心　憤怒
それぞれ抱えた　細い身で
すらりすらりと雨を抜け
表通りを闊歩する

憧憬

【A】
細く　途切れる　息
誰の　言葉を　呑む？
今は　色無く　冷え
なにも　なくなり　けど

ばいばい、かみさま

【A】
なんだかとっても　キゲンがいいのよ
今日はキャンディもいらないわ
秘密のガーデン　足取りかろやか
そうよ居場所ならここにある

Bird

【サビ】
広げたツバサ　抱いた思い
散りゆく花に　埋もれていく
痛みを忘れ　飛び立つ刹那
清らさに触れ　堕ちるままに

酔生夢死

【A】
あるいは　くるしみ　だった　のです
もしくは　しあわせ　だった　のです
あなたの　ことばに　そまるなら
なんにも　なくても　いいんだと

home

【A】
優しい音が奏でてる
鼓動のそれに似ている
誰かがそっと笑ってる
すべては夢に溶けてく

まねごと

【A】
光のようなうそ　出口を探した箱の中
暖かな背中の　最後の声が響いてた
疑心を持って否　やさしく笑う人だったの
「だれもみな自分の　表部分を好いている」

モノクロキネマ

【A】
昼下がりの映画館　退屈なキネマ
わたしひとりの為に　回るフィルム
恋に溺れてただけの　哀れなヒロイン
誰に似てるかなんて　今更だわ

Blue sky edit

【A】
「空っぽ。」な世界の中で
目を閉じずに見た夢は
きみには綺麗な色で映る
そのしっぽだけでも　捕まえていて

shadow to you【応募中】

キセキ願い　この胸が疼く　
甘い夢に　ほだされたままで
暗闇に溶ける影　止めたいと　ココロ泣き
その場所へ届くため　いま
この声を　ありったけに

ノスタルヂア

【A】
一眼レフに閉じ込めた　景色
想いの一つも　拾ってくれやしない
綺麗な少女のスカートが　ひらり
感傷に混じって　溶ける

Fly

【A】
脆い糸で縛った　黒い箱
閉じ籠もる　閉じ込める　君は誰
硝子の右手から　雨伝う
其処に触れ　底に触れ　僕は何処

ハイパーヒステリック

【サビ】
ああ！　もう　じれったいな
掻き毟った頭から　にじみ出る思考
ああ！　もう　バカじゃないの?
また走ったらそれこそ　転ぶだけなのに

０の最果て

【A】
緩やかに動きだした時間は
二人の距離を広げるために
この数値がゼロへ向かうまえに
わたしの声を　拾って

アマオト

【A】
耳を澄ませば　雨に混じる声
呼ばれている　……だれに？
【B】
とと　つ　たらた　響くリズム　踊って

Tast

【A】
10ずつ括った　にちようび
セラミックに恋をした
背中に刻んだ　番号は
上から順にドレミファソ

こおりのへや

【A】
生まれ落ちた　氷漬けの鏡
わたしだけを映して冷える
泣き叫んだ君を
愚かだね　と嘲笑う

メカニカルドール

【A】
キーボード越しに　私をなぞる指
優しい温度　感じては痛む
せめて　ロボットだったなら
あなたに触れることできた

I believe【応募中】

揺れる　意識の狭間のこの体は
見える？　君を信じたくて泣いている
僕の手が知る鼓動　　決して嘘にはしないで
確信なんて持てない　でも伸ばす
君と歩きたいだけ　無垢な願い

sign&beat【応募落選】

沈んでく　感情は
藍色に　映した「クルシイ」
怖さから　逃げたくて
掴みとる　あなたの右手が熱い
まだ何も　始まらない

タバスコgannar

【A】
逃避　回避　逃げることばっか
いつまで許されると思うの？
嫌疑　拒否　迷うことばっか
甘えんじゃないよ　こっち見な

√End roll

【A】
向かえエンド　開始のダイブ
You believe you
揺らぐデッサン　嘆きのアクター
I believe me

反旋律

【A】
惑う紅蓮に星々　滑らかな手に落ちる
左手があいているのなら　私の手を握って
深い夢中の夢屑　穏やかに息止める
右手があいているのなら　私の背を抱いて

可哀そうなひと

【A】
今日はお空がきれいなのに
あなたは曇天だといった
夢を見るのが怖いなら
わたしに縋ればいいでしょう

恋する実験動物

【A】
湯気を立てる　白いビーカー
遠のいて揺れる　淡い影
包む煙　パスワードかけて
導いてほしい　この腕を

エスケープ・エスケープ

【A】
選択しきれない　夢を見すぎた
目を閉じれば　糾弾の嵐
油断も隙も　ありはしないね　
【B】

道を繋いで

【A】
いくつもの　枝別れ
すれ違いながら生きてきた
何処であなたに出会えるんだろう
早くわたしは出会いたいのに

飛べない

【A】
与えられた　愛だけ食べて
大事に大事に　育てられて
離さないでと　言ったのに
気がついたら　巣から落ちていた

花葬

【A】
木製のボート　花　敷き詰め
私と　あなたのせて
木製のボート　海に浮かぶ
私と　骨をのせて

Existence

【サビ】
鼓動冷やす夜の黒へと
くらり揺れて堕ちるわ
一人嘆く宙（そら）の魚は
今宵　月を壊すの