naturalの投稿作品一覧
-
【intro】
無意識を縫って転げた
花びらに涙色
溜息をふっと彩った
プロマイド桜色
【A1】
君との逢瀬は間違いか悪戯か
両耳を染めた歪な点と点のslide away
【B1】...【重音テト誕生祭2019】花吹雪【オリジナル】
-
導火線の向きを整えて
心踊らすファンタジー
気まぐれな私の一存で
嘘の愛の花が開く
目にした結末は
冷めやらぬ"Make me so happy"
密に貢がれちゃって
そんなんもう身体壊しちゃうよ
Netflix垂れ流しワンルーム
世界の隅からbroadcast myself...【重音テト/東北きりたん】導火線【オリジナル】
-
ちょっとそこまで
手を伸ばした右手には
曖昧なままで閉じられたノートに筆跡を託してた
彩られた空想と仲間たちと囲んだ“今”
二度寝三度寝繰り返していい夢だけ見続け見ようとしてたような日々
借りたままのソフトと
貸したままの攻略本と
何年経っても
変わらず輝き続ける
平成バイバイ...【重音テト】平成バイバイ【オリジナル】
-
不足しがちなもの
カルシウム、亜鉛、鉄分
摂れてる気はしなくても案外身体は廻る
不足しがちなもの
愛、友情、目標、本能
摂りこぼしたって
心は廻るさ
大言壮語
認めたくない
やかましいその口を...【重音テト/東北きりたん】破廉恥【オリジナル】
-
今日はでかい月、鉄塔の向こう側
今日はでかい月、てっぺんで捉えたい
今日はでかい月、鉄塔の向こう側
今日はでかい月、てっぺんで捉えたい
今日はでかい月、チャリんこ走らせる
今日はでかい月、てっぺんで捉えたい
そうやって固い頭叩いて
そうやって見えない無理をする
そうやって固い頭叩いて...【東北きりたん】今日はでかい月【オリジナル】
-
形になっては削れ
形になっては崩れて
形になっては失せて
真夜中君を思う
形になっては擦れて
形になっては壊れて
形になっては忘れ
流転の有機的フロー
商店街の写真館
飾られた見本の笑みを...【重音テト】形になっては失せて【オリジナル】
-
暗闇を灯した火の粉は
散り散り舞隠れ
焚きつけられた世界は意味をなくして
あなたはどこかへ去ってゆくの
高飛ぶまだらな煙の彩色を掴みあぐねてた
わたしの非日常は音もなく別れを告げる
焼き付いた心残りを画紙に綴じ込み火を点ける
こびりつく煤香は
手を繋いだ彼方と此方
放たれた言霊が嘘と見破る...かくれ火
-
迷い込んだ競走路track
溜め込んだ下書きdraft
飛び越えられない
足留められるキャスターロック
空いた用具室
騒いでいる
膨らんだ蕾
育っている、育っている
かじりかけた声voice
浮かび上がる...【GUMI/TETO】シーブリーズ(仮題)【オリジナル】
-
私の愛で買った
お気にの水時計触れないでよ
湿った脳液啜って
ぼたりぽたり滴り
湛えるその時まで
あなたも私も流体
きっと流体,いつか流体
あなたも私も流体
そして流体
流れ果てて...水時計
-
下り坂途中で
すぐ君の横通り越していく
触れることもなく
君は僕の思考を奪うよね
朝露の中
どこへでも行ける訳でもないけれど
絡みつくday by day
高まる瞬間すぐそこにあって
鮮やかなpink hop smell
命萌え盛って...【GUMI/TETO】Satsuki【オリジナル】
-
こだました
鳶の声に思う
桜の花、また咲かすだろう
あの場所で
撮り溜めたロマンスは額縁に
その中に一つだけgif画像のように
からからと揺れ動く
目も乾くほど
君で滲ませた風景
僕らが咲いていた痕跡...【重音テト】春香【オリジナル】
-
躊躇いなく開け放たれた窓
フルスクリーンで月満ちる夜
照らされた枕元に燻ったそれは
どんな思いで綴っているの?
なぞって
つまんで
ちぎって
ゆがめて 抑え込められない妄想
悩んで
揺らいで...【GUMI/TETO】クスブリ(仮)【イラスト募集】
-
心揺り動かされたシグナル
Take, take, take...
Take in light... waves....
I can tell you by this action that I certainly will be there.
Flash, Flash, Flash
Flash ba...【重音テト】Last mission【オリジナル】
-
ふわふわのシャボン玉
突いたらそっと目をさまして
起きかけでまた眠りにつくの
空が遠く
烟る季節がそばに来て
恋も優しく愛色に熟れ出した
秋の深まりに
私と彼方も深みにはまっていく
そんな香りがしたうろこ雲
ゆったりとした時間流れる...【重音テト】オータムリーブス小春日和【イラスト募集】
-
色彩と激情を配合して
過剰反応ドクタートリップ
ほんのわずか中枢神経誑かせ
苛烈するオピオイドの疼き
音色と劣情を配合して
過剰反応ドクタートリップ
過ぎた「救い」と「慰め」を求める先に
祟り現るthe phantom of hedonism
オーバーロードした剥き身の感情が
ぶつかり擦れては溢れる...【重音テト】冷たい処方箋【オリジナル】
-
グラスが空いた
追加麦茶
流し込んで荒涼
何も考えず
飛ぶトンボをぼんやり見ていた
君は言った
悲しまないで
さようならじゃないから
汗ばんだグラス
夏足りず...【イラスト募集】君がいた夏【東北きりたん/重音テト】
-
世界遺産 群がる
カンコーキャク
雑踏に紛れて、あなたと目が合う気がした
あなたは佇む、群衆に狼狽えずに
何かを訴え続けてる
様な気がして
やはりあなたは見ていた
偏屈で卑小、それでいて虚栄に満ちた私の事
を
恐れ怖れ畏れ多くも...【GUMI】厳島TCR【オリジナル】
-
明滅!
赤い障害灯
寝静まって
ハイになる
僕らは
またこっそり
落ち合う
廃ビル地上32階
樹脂!
皮ぶった無機物な君と...ネオンダリア
-
「牛丼並盛り250円
腹に詰め込めれればno problem
滞在時間5分20秒
テーブル席に価値はない
適当に男を捕まえ寿退社
専業主婦で夫に尽くし夫を待つ
そんな腑抜けた時代は終わった
庇護されるべき性
なんて冗談じゃないわ
風潮が勝手に決めた女らしさ...【重音テト】カウンターに座る女【オリジナル】
-
人類の叡智が
泡沫な日々の末思いついた
Virtual Reality, Artificial Intelligence, Robotics
数ある可能性のなかから
「幻想を現実の元に」
の思いが
引き合い結集した脳と手による
アンサンブルが現実の上書きを巻き起こした
信号の入力はデバイスが司る...AR都市TO幻KYO
-
【intro】
品川駅に降りたら見えるecute and New Days
品川駅を降りたら続くrails to the new days
【A1】
If you were a memory loss, I 'd tell you over and over
that I'm the person ...【重音テト】Shinagawa【オリジナル】
-
電車を降りる
頬をさす寒さの夜に
静まるホームで
マフラー越しの
君と目が合った
「久しぶりだね」
「だけど、変わらないね」
いつの間に止んだ雪道を
踏みしめる僕らだけがいた
一言二言返しあう...冬夜空
-
安売りチラシあの歯ブラシはどこ?
無添加香るあの洗剤はどれ?
夕どき、ふらり,繁く人並み
ああ,木曜のスーパーマーケット
ニンジン 山積み
また同じように日々が充填されていく
思い出したあの味は
プラスチックの向こう側
並べられたモノ達はきっと
誰かのモトへ行くのだろう...【GUMI/TETO】木曜日のスーパーマーケット【オリジナル】
-
コンビニ前、
今日もヨレヨレのシャツ着た
ヤツがやって来る
独り言のようなつばを吐き捨ては
取り出すクシャクシャのJPS
「おまえまだやめてなかったのかよ」
とかいう意味のないセリフは
「オレはコイツと死ぬ」の前で
灰燼に帰す
「今日はどこまでいくよ」...【重音テト】悪友【オリジナル】
-
intro
誰もいない、水面に浮かんでる
私
A1
薄暗い昼、
カーテンも開かれない部屋の中
散らかったまま、昨日の抜け殻が横たわる
溜め込んだもの、宙ぶらりんのまま
ヘリウム風船みたいに飛んで行けばいいのに
嫌になって、スマホに目を逃がす...【GUMI】ウユニ【オリジナル】
-
色づき出した風景、春風携えて
窓から入り込んだ遷移感
取り出したパンに、バターを塗りこんで
朝を始めよう
いつだったか
部屋の隅から見つけた写真
いつかの自分の断片
ふと始まり出すプレイバックに
熱く苦いコーヒーをすする
柄にもない笑顔貼りつかせ...Graduate from...
-
そっと沈み込む
ああ、真っ黒な空の
その底を見つめて
馴れ合うための優しさは
もうどこにもない
ただ虚空に浮かぶ
現実が目の前で揺らぐ
Into the universe that radiate sounds and rhythms.
わたしの心にhitして
It'll take me out f...宙
-
「じゃあね」も言わずに別れた午前四時
ベッドのぬくもりが寒い,目が醒める
どうする気もないくせにあせる,3分間
君と辿り着いた 蜃気楼 が
いつまでも漂う 冬の空
液晶画面に色あせる君
消えないで
そうやってしがみつく度
見覚えある棘が突き刺さる
ガラス越し見えてくるmy complex...My Complex
-
{1A}
青く白いセーラー服とやかましい冷房
隣り合って、急接近して、踏切がおりる
赤く膨らむ熱情と頬を伝う冷や汗
無防備な間隙に警笛が響く
{1B}
さえない日常を打ち破る
手動ドア
女神がすぐ隣にいた
そそるうなじ...街はずれのヴィーナス
-
暮れる夏の日
ひぐらしの声
風に涼んで
さらさらさらと
たそがれてる私に
一抹の不安が
ざわめく
夏の終わりの運ぶさみしさ
甘酸っぱく後に引く苦み
暑く輝く夏の日差しの...平行線
1
- 2