歌詞を投稿します。基本フリーですが使用の際には一応お声がけください
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仮想の両翼 羽ばたかせ
街を 抜け出した
眼下の丘陵 ざわめいて
白い影を 胸に 抱えていたんだ
架空の言葉を もてあそぶ
君は 立ち消えた
弾ける瞳孔 濡れた爪
見えるすべて とうに 蕩けていたんだ
初めから居なかったみたいに
私だけがここに居る...テレスコープ
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爛れ流れる太陽が さよならを飲み込んだ
栞の剥がれないページ
白紙を辿って至る今 行く宛てもなく倒れ
取り残されたスニーカー
別れ促す音楽に 抗いもせず歩いた
錆びたアーケードの視線
依然途切れぬ生命線 終点もなく伸びて
体を引き裂こうとしたんだ
忘れたいのは 芽吹いた日の匂い
木枯らしが僕を嗤う ...吹き荒れるセピア
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丑の刻 淋しい動物たちの咆哮
檻の中群れる されども見えず
是非を問う 正しい職員たちの調教
エサをぶら下げて 左右に分かつ
じゃれ合うローンウルフ もう安心だね
丑の刻 淋しい動物たちの咆哮
柵の内はしゃぐ されども癒えず
価値を問う 正しい職員たちの調教
紙幣巻き上げて 片手を振るう
白けるブラ...飼育日誌
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燻煙と熟れた果実の匂い 鼻を掠めたら
来訪の合図
去りし日の褪せた虚実を燃やす 黒が宙を舞う
歓迎しよう 対岸の気配
忘失を断つ束の間の憩い 花が散ってゆく
風鈴を介す
去りし日の褪せたカルマを燃やす 黒が渦を巻く
約束しよう 再会の未来
そんな真似事で 季節は終わる
きみがいないまま...A CROSS
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薄くひび割れた肌が 風を受けて崩れる
初めからそうだったみたいに 黙っている
鮮やかな草原に臥す きみの体を抱いて
青空は静かに待っている そのときを
駆ける音 弾む息 露わな欲望
渇く喉 溶ける髪 虚ろな細胞
始めよう 最後の宴
生まれて還っていくその間に
何を追うのだろう
目指したものを胸に抱い...獣と葬式
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部屋の隅 倒れた椅子と 毒電波
夜の真ん中 騒ぎ始める
暴風雨 転げて逃げた 避雷針
走る亀裂は 稲妻に似て
生を拒んだ
飽和する 在りし慟哭 染み付いて
意図なんてなく ただそこにある
構えずに 受け止めようか そのままを
ざらつくラジオ 混線の果て
死を想った...霊道零号線
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通り過ぎる景色は まやかしのようで
すぐに色を失う
それを見るわたしは 夢の中にいて
どれがうつつかなんて 気付かない
からだ揺するリズムは 子守唄のようで
わたしを抱擁する
どこへ逃げていっても 追いかけてくる
ぬるい何かに落ちて 出られない
駆ける 駆け抜ける 切り裂くように
足を取られないよう...想う寝台列車
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太陽の追跡を 電柱の影でやり過ごす
滴る汗は琥珀色
張り上げた警笛は 逃げ出す列車の捨て台詞
裂けた地表は象牙色
遠く行き着いたのは 砂嵐舞うグラウンド
灼けた視界は煙草色
ダイヤモンドの中に 執念刻むプレイヤー
蘇る人はドドメ色
タイヤの痕が そこらに乱れている
文明の萌芽 目の前に迫っている...エンディング#n
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舟を漕いで あてどなくさまよう
水平線 鯨に呑まれていく
腹が鳴って ポケットをまさぐる
ビスケット 数え切れなくなっている
舟を漕いで あてどなくさまよう
境界線 曖昧に滲んでいく
目が眩んで オールを手放す
荒立つ波 鉄塔を洗っている
夢なら夢のまま 放っておいて
カセットテープを流そう...舟を漕いで
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誰もいない公園のベンチ 涼やかに笑った
それは純真で 混沌とした海のしるし
暴かれるぼくの虚構 卑しく笑った
ガードレールに 巻きつく蔦と蝉の亡骸
誰もいない公園のベンチ 涼やかに笑った
それは寛大で 絶対的な夏のしるし
剥がされるぼくの虚構 俯き笑った
枯れたプールに 張りつく垢と羽根の傷跡
朱く...消えない
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真っ白の空 誰も穢れを知らなくて
気付いたときには 侵されている
遠くの警報 澄んだ空気を貫いて
ざわめく心に とどめをさした
飛び交う衛星 人の頭を狂わせて
逆らう者には 毒入りチョコを
広がる聖域 きみを遠くに追い出して
呼ばれた者には 金のチケットを
小気味よく 人が死んでゆく
あっけなく き...つながる夜明け
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がたがた がたがた 笑う声
聖なる国から漏れた声
らくがき ばら撒き 叫ぶ人
向こうへ行けない老いた人
春 夏 秋 冬 彼岸花
逆さに流れるスペクトル
影踏み どろぼう 校舎裏
全部を知らない七不思議
見上げた窓は口の中
溶けないこどもの住まう墓...こわくない
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あどけなくステップ踏んで (振り子みたいだ)
忙しなくボーダー跨いで (振り子みたいだ)
昨日と今日と明日の僕 (振り子みたいだ)
学者に見つめられている (振り子みたいだ)
だらしなくステップ踏んで (振り子みたいだ)
惰性の動きに縛られて (振り子みたいだ)
この巨大なまんまるの (虜のようだ)...振り子
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雨粒 思う間もなく散る
やがて合わさって流れてゆく
心が 滞って顕れる
孤独の旗を掲げている
群青 煮詰まって立ち込める
トンネルの中まで牙を剥く
世界は 絶対のフラクタル
淡い断絶を複写する
傘の内側をなぞって 外の温度を感じた
ざわめく意識に セメントで蓋をした...アンブレラ・フラクタル
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大地見張る人の影 灯りとともに消えて
次の夜更けに また現れた
コードレスの枷を提げ なおも従うほかはない
虫食いのサイン 絞り出した
放られたままの号令 火薬爆ぜてもまだ
乾いた空気を 手中に置いて
遍く疑いを遮蔽 回る羅針盤の外
がらくたのサイン 転げ落ちた
歪められた心で
何を伝えようか...エコロケーション
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正円の青 白線が分かつ
無彩色の底で 目を細める
口ずさむあなた 明るいふうに
わたしを閉じ込めて 知らないふり
あなたのかけらが 足元を浸す
横切る影は 鯨みたい
心電図の波 鋭い逆光
ここからじゃなにも 見えなくて
見て ポケットから飛び降りた声
愛しい便りか SOSか...Ido