Hello,everyone? ごめんそんなのわかりませぬ
私(わたくし)こそが清原元輔が娘 諾子 世間での名は「清少納言」
〝花の色は移りにけりないたづらに我が身世にふるながめせしまに〟
え? ちがう、私のうたじゃない。それは小野小町さまでしょう、私もいつかこんなうたをうたえたらいいなと願ふばかり。

橘さんに嫁いで則長産んだら離縁しちゃって
年下の定子さまと仲良くおしゃべり
伊周さまにもらった枕で草子つくったら大評判
藤原ばんざい、道隆ばんざい


Happiness,end? ごめんそんなのわかりませぬ
〝雲のうへも暮らしかねける春の日をところがらともながめつるかな〟
ん? それは、なつかしいうたね。道隆さまも亡くなった今現在、あのときの栄華を想い出せればと涙ながらに願ふばかり。

定子さまも父上も亡くなったこの世の中
棟世さまも想い出と共にいきなり死した
娘と二人でいつ崩壊するのかわからない実邸で
あなたを想うだけ、早すぎた死を弔う

女流文学の確立者だって
日記に悪口書かれたって
私は何も思わない

男と勘違いされたって
没落したって言われたって
私は別にどうでもいい

気位の高い女王だって
漢文使い散らしたって
女王だったら時を戻せるのにって願いばかりが先走り

I am Queen,

So I want to be met by yours

せめてもう一度

So I want to be talked by yours

何を言われても、もう一度

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Queen 諾子

清少納言を題材に致しました。
盛者必衰の先にある感情を描いてみたり…。

閲覧数:57

投稿日:2018/07/08 10:22:28

文字数:643文字

カテゴリ:歌詞

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