(互い違い出逢わない
捻れて掛け損ねた
淡い期待似合わない
トリアゾラムに愛は
半分も無いわ
勘違い信じたい
ことだけを瓶に詰めて
浅い酸素に浸ってた
気の抜けた
シャンパンのように)
(くだらないと笑った昨日に
向き合いもしないで
聞こえの良いことばかり
貼り付けてさ
泥まみれの赤い糸を
ひた隠して
美辞や麗句だけでは
剥がれ落ちてしまうのに)
(見つめていた
他に何も映さぬように
俯いていた)
(右往左往狂うランデブー
ただ腐臭が募っていく
その顔は)
もういいよ
侵襲性ドグマ書き換える感情も
明日は我が身眺めせし惨状も
いつか脳に巣食った進行性の愛のせいらしい
侵襲性ドグマ間違えた愛憎と
昨日に犯した過ちの代償を
切り離した身勝手な貴方が全て
私を蝕んでいるだけで
また夢に遭っていた
ただ想い耽っていた
ほら指を契っていた
ふたりラルラリラ
(変われないどんな未来に
産まれ直したって
当たり前と言うには
惨めに咲う
遠くに滲んだ
記憶の空を掴んでは
可惜夜に縋る私を
置き去りにして行くの)
(他愛も無い話で
満たした水槽の中で
貴方と終わることを
疑いもせず
息を続けてきたの
流行病患い
澪標て棄て置かれた
期限切れの切符じゃ
あの世にすら行けないから)
やだ やだ やだ 独りは
まだ まだ まだ 貴方が
ほらその目にまだ私が映っていることを
侵襲性ドグマ盲いたる求道も
明日は我が身眺めせし銃創も
いつか脳に巣食った終身性の愛のせいらしい
侵襲性ドグマ押し寄せる殉教と
明日を前に逃げ出した中庸も
切り離した身勝手な貴方が全て
私を蝕んでいるだけで
また夢に遭っていた
ただ想い耽っていた
ほら指を契っていた
まだ夢に惑っていた
また次を祈っていた
眼は酷く濁っていた
とうに二人は終わっていた
ひとりラルラリラ
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