また夏が来て 私は今も前を向けない
いつもの時間に「ただいま」の声がして

夏草が、風に揺れている。

ごめんね ここは夢の中
もうずっと 貴方を捜していたんだ

だから このまま目を閉じて
空は滲む赫 大きな背中を見つめた

言葉に起こせど まるで少しも本音じゃないよ
形がないもの 必ず忘れられる

思い出よ、ぜんぶ消えてゆけ。

さよなら ただの四文字が憎いんだ
怖いんだ いつか言える日は来るかな

瞳の先では キラキラと空に溶けていく
次 目を覚ませば

ごめんね 夢の中でだけ
もうちょっと 貴方を愛していたいんだ

巡る季節に触れる間に 繰り返す眩暈
貴方に会いたい もうひとたび

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

夏眠

閲覧数:98

投稿日:2022/08/06 00:48:41

文字数:297文字

カテゴリ:歌詞

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