家路に就くいつもの帰り道は
その瞬間だけ世界一の場所になる
アンバーコーラルカーネリアン
ヘリオドールにペゾタイト

まばたきも忘れて見つめ続け
生き物みたいに色が動いてく
この鮮やかさで寂しさも忘れる
何もかも満たすように夜を渡す


逢い引きに向かう今宵の寄り道は
このひとときだけ世界一を約束される
丹色(にいろ)藤黄(とうおう)つつじ色
深緋(こきひ)代赭(たいしゃ)にあやめ色

時間も忘れて眺め続けて
同じ一瞬はもう二度とない
この彩る夜で忙しさも忘れる
何もかもいだくように夜を繋ぐ


怒られ飛び出す泣き虫の道草は
束の間のトワイライトシアターになる
もう何かに例えるのも難しくて
涙に反射する色が私を染めていく

あの雲も落ちる雨もこぼす涙も
今だけは全部一緒の色をしてる
ものすごく小さくものすごく広い
なんで怒られてたか忘れちゃった


その時間を許されて
色のどよめきを浴び続け
見た物に名前を付ける意味を失う
どうせみんな違う色に見えてるよ

だったらほんの少しの笑顔で良い
夕闇に紛れて集う私たちの
トワイライトパーティへようこそ
次はきっとあなたの色だね

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Shiny Party Twilight

やもすればネガティブになりがちな夕暮れを
どこまで楽しめるかという感じにしました。

閲覧数:221

投稿日:2021/07/26 21:00:31

文字数:492文字

カテゴリ:歌詞

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