錦秋の四十雀

歌 :GUMI  
コーラス:結月ゆかり
詩・曲:翠蓮


六月、雨の朝に霞んだ街の灯り
僕らの愛の形流れてきてた
干上がるアスファルトの陽炎の中へと
僕は沈む

七月、ベランダの端に誰かの名残見つけ
この部屋の闇の形無理やり消した
予報を外した雨
汚い僕の心変えてなんて思う


涙が出るから
上を向いてるの
一人、窓辺で見る
梅雨の寂しい雨

晴れ間が見えたら
いつか会えるかな
二人、並んで見た
花も風に舞うの


八月、高気圧に吹き飛ぶ雲の空を
写真に収め 忘れないようにした
日向のアスファルトの陽炎の中から
僕が覗く

九月のベランダの端は砂粒ひとつなくて
思い出なんてここに無かったように
予報の通りの雨
隠れた君の心見せてなんて思う


十月、風の音に目覚めた朝の薫り
いつかの土曜のよう
くだらない思考
飛び交う枯葉の中面影を見つけて
手帳を取る

最後に身支度をしたら
写真をポケットに入れて
この部屋の闇の形包んで飲んだ
予報を外した快晴
汚い僕もここで最期だって思う


悩むことも辞め
下を向いてるの
一人窓辺で見る
秋の綺麗な朝

光が見えたら
ここで会えるかな
二人街の上で
飛んで風に舞うの


秋の空に僕
四十雀と飛ぶ
二人足もつかず
舞った綺麗な朝

待たぬ冬の空
きっと飛べるかな
二人街の上で
飛んで空に舞うの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

錦秋の四十雀 歌詞

錦秋の四十雀の歌詞です。

閲覧数:442

投稿日:2021/03/24 06:52:58

文字数:583文字

カテゴリ:歌詞

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