A
息を吸っては吐くように
当然になり果てていて
気づけなかった君の存在(こと)
悩み沈む夜に向けた背に
無邪気に擦り寄る私のこと
払い除けず抱きしめていたのは
最後の優しさでしょうか

B
明日を見つめる瞳の中
私の姿が消えたのは
いつの夕暮れの喧嘩の日でしょうか
私を突き刺す瞳の中
揺らぐ涙のその理由(わけ)は
情とかそんなバカらしいものでしょうか

サビ
指を怪我してしまうくらい
膝擦りむいてしまうくらい
ぶつかり合って心殴りあえたら
今頃は冷えたベッドでも
ふたり手を繋いで眠ったかな
出来た傷に絆創膏ひとつ貼って
『両成敗』そう笑えたかな
勝負から逃げ出した私は見送った
ひとりになってしまった部屋の中で

A
日は沈んでまた昇り
そしてまた沈んでゆく
長く寂しい夜が落(く)る
ひとつふたつ数える記憶の
どれにだって君は居てさ
笑い合い抱き愛重ねた手
最後に…触れたかったな

C
あっさり解ける糸なんかじゃない
ゆっくり静かに解れていたの
立ち止まって直して、できたら
固く結ばれたまま居れたのかな

B
未来(あした)を見据える瞳の中
私の姿が消えたのは…
名前を呼んでる声の中
好きの気持ちが消えたのは…
私を見下ろす瞳の中
揺らいで流れた雫には
どんな、バカな、私が、映ってるの

サビ
指を怪我してしまうくらい
膝擦りむいてしまうくらい
ぶつかり合って心殴りあえたら
今頃は冷えたベッドでも
ふたり手を繋いで朝迎えて…
出来た傷に絆創膏また貼って
『両成敗』そう笑えたかな
勝負から逃げ出した私は見送った
ひとりになってしまった部屋の中で

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瞳孔

閲覧数:142

投稿日:2025/03/12 20:24:18

文字数:683文字

カテゴリ:歌詞

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