あの夏の日のように
何も知らずに
ふたり並んで
笑ってたかった

残り熱が肌を焼く
じんわりと汗が滲んだ
長袖は早まったかな
記憶の君は綺麗だった

何を知ったか教えない
臆病がふたりで息してた
終わるからこそ
手を繋ぎあった
けれどもふたり
泣いていた
傷ついてしまった
傷つけてしまった


この秋の根は深く
ふたり迷子で
わざと逸らして
黙ってたかった

死んだ夏の後ろ足
まだ早いトンボが
彼岸花留まっている
罪など知らず綺麗だった

何を知ったか忘れよう
泣き虫がふたりで夜越えて
ひとつ最後に
目を交わしあった
寂しく歌い
終わる夜
知りたくはなかった
知らしめてしまった


嘘だらけの雑談
不意に熱を持って
ふたりだけならば
秘密を明かし合う


何を知ったか教えない
震えてたふたりは指切りを
二度と会わない
そう誓いあった
最後の朝日
見つめてた
傷つけてしまった
君はふと笑った


ならきっと
間違いじゃなかったよ
もう二度と会えなくても

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

最後の朝日

夏が終わり、秋が深まっていく中で、
ふたりだけが知ってしまったことを抱えたまま、
最後の時間を過ごす歌詞です。

傷つけてしまったことも、
知らなければよかったことも、
それでも一緒に笑っていた記憶だけは消えない。

もう二度と会えないと分かっていても、
最後に見た朝日を「間違いじゃなかった」と思えたなら――。

ふたりの間に何があったのかは、あえて明確には書いていません。
曲にしていただく際には、自由に物語を広げていただけたら嬉しいです。

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投稿日:2026/09/29 17:57:57

文字数:431文字

カテゴリ:歌詞

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