吐息が僕の耳に触れて
黒い木々が揺れてる
月明かり 白い君の顔
今にも手から離れてしまいそうな風船のようで
瞬間の麻薬 感情と理性のスイッチを
どこに隠しても意味がないなら
当り障った迷妄 正答と誤答の不一致を
どこで辻褄を合わせよう?

脳内の言葉の裏の裏
如何しようも無い真実はパラノイア
空っ風が落とし込むイメージで
君の声 また遠くに消えてった
街灯が作る君の影が朧げに薄く伸びていって
全部消えていく映像を
想像してみて 今触れてみたくなった

雨が降るかもしれないからって
用心のための僕の傘は
結局、使い所なくて
気づいたらコンビニに置いてきたな
走ったから前髪が崩れて
可笑しそうに君が笑った
言葉がいらない日常を
忘れぬよう ほら上手に鍵をかけて

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夜に触れる

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投稿日:2020/04/29 12:12:22

文字数:332文字

カテゴリ:歌詞

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