真っ赤なルージュを塗って
いつもより羽を濃いめに広げ
黒のタキシードに隠れてる
白磁の心に口付ける
緊張の糸を引き寄せて
私は囁きかける
「ホシイノ」

暗闇に光る銀の糸
まとわりつく白の波に
貴方の熱と 交差して
アゲハ蝶 夢心地 沈む
堕ちてく儚い糸は
呆気なく切れ果てた
さぁ、始めましょう?

真っ赤なリンゴは熟れたのに
口もつけずに朽ちていく
黒いドレスを身にまとい
今日は違うdinnerで
夜の星も見えぬくらい
私を深く沈めてホシイノ

部屋に響く不協和音
完熟したリンゴの果汁が
私を彩り満たす
DEZERTは未だ早いけど
先に甘い蜜(juice)くらいは
貰ってもイイでしょう?

アゲハ蝶がひらひらと
白磁の上を舞い踊る
蜘蛛の巣なんてお断り
蜜の味はひとつじゃたりない
もっと甘い蜜があるはずよ
「…ねぇ、私にソレを…」

暗闇に光る銀の糸
まとわりつく白の波に
アゲハ蝶

貴方の熱と 交差して
アゲハ蝶 甘い蜜(juice)が欲しいの
鱗粉撒いて 舞い踊る
捕まってなんかあげない

「だって」
まだ、足りないわ。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

アゲハ蝶

大人っぽい歌詞の曲が好きなので、なんとなく昔書いたものだったのですが、日の目を見そうにないので投稿します。
この歌詞に合わせて曲をつけてくださる方がいらっしゃったらうれしいです。

閲覧数:1,146

投稿日:2021/06/19 18:50:13

文字数:471文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました