黒とも青ともよべそうな
名前のない空の下
息を吐くたび白くなる
朝の静けさ吸いこんだ
街はまだ目を閉じたまま
弦が張るように澄んでいた
触れた指先の冷たさが
今日の輪郭を教えてる
遠くの空のその先で
曖昧な色がほどけてく
まだ何ひとつ決まらない
今日が静かに目を覚ます
まだ知らない今日だから
こんなにも胸が鳴るんだろう
ビルも家並みも少しずつ
朝の光をまといだす
黒とも青ともつかない空
世界の端から塗りかわる
この色にまだ名前はつかない
朝はこれからはじまるから
白くほどけた空の端
その向こうから赤が差す
張りつめていたこの気持ちが
はじまりの気配に息をのむ
昨日は昨日で愛しいけど
心はもう先を見ている
きっと今日のほうがもっと
光り輝く気がするから
眩しさはまだやわらかく
変わる街並み見つめてる
まだ色づかないその奥に
ひそかな色を思い描く
まだ見えない今日だから
こんなにも前を向けるんだろう
空の彼方でゆれる赤を
確かなものに変えたくて
白から青へ変わるころ
わたしの鼓動も速くなる
答えがまだないのは当然
今日をこれからつくるから
曖昧な色ほどく白
追いかけながら駆けだす
息切れして立ち止まる間も
空は次の色へ向かう
凛とした朝を切り裂いて
瞳の奥まで光が射す
まだ見ぬ今日を迎えにいく
この足で今たしかめたい
まだ名前はないけれど
答えへ少しずつ近づいてる
どんな色になるのかなんて
まだ想像もつかないけど
白んだ空が空色へ
変わっていくのを見上げながら
今日が終わるそのときには
最高だったと言ってみせる
まだ知らない今日だから
こんなにも走っていけるんだろう
名前はあとでつけにいこう
今日はいまから始まるから
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