今は抑えたくもない自分の心
はっきりした目標はない事に
大人は判ってくれる訳はない
どうしようもない自分が嫌い

気安く触られるのも気に障る
日々増す手に負えない感情を
持て余して一人で街を彷徨い
道行く大人の下らなさを嗤う

レールを外れたら落ちこぼれ
そうなる社会に嫌気はさすよ
そんな常識は役には立たない
解っているから確り逆らうよ

年を取る現状に浸り甘えずに
多少生き急ぎやれるだけやる
綺麗事並べた御託はもう沢山
偽善に満ちた暴言など裏切れ

仕様がない現実には逆らって
自分を殺す真似は出来ないよ
痛みに苦しんだら目を覚ます

生きるのに疲れて死ぬように眠る
現実と理想がかけ離れていくのに
自分自身に向かい合ってばかりで
全然埒が開かない日々に苛立つよ

普通の暮らしが似合わない自分を
選ばないように振る舞い続けては
別れた全ての記憶に蓋をしてるが
逃げてばかりでは何も解決しない

心を殺し息を抑えてあの人を思う
そんな自分に気付かれないように
誰かのこれからの幸せになれる為
何でもないふりしないで生きよう

何もない毎日に詰合せる物を見繕う昼間
笑って済ませられず終わり方を探せずに
出鱈目陳腐な娯楽すら今は投げ捨て笑う


そんな世界を誰も変えない儘
確りして生き抜く汚い現実を
年老いる度に去勢される人達
慣らされ生きる熱さ忘れるな

意味もない噂を続けるなんて
いい加減卒業した方が良いよ
一日も速く幻より夢を追って
若さを無駄にせず駆け抜ける

ただ自分なりに現実に挑むよ
代わりに試し計られる自分は
どれ位お誂え向きか知るかよ
何もせずに腐りたくはないな

何の変哲もない日々を手放し
自分自身を日々変え続けよう
望む願いを過って殺さないで
自分の足で立って生きていく

仕様がない現実には逆らって
自分を殺す真似は出来ないよ
痛みに苦しんだら目を覚ます

愛には敵わないから抗えないんだ
どこへ行こうとずっと付いて回る
忘れたくても忘れられないように
命を奪われるより辛く心奪われる

一人で受けて来た愛こそ変革の鍵
どうにか自分の足で立って進んで
次に繋がる温もりに触れに行こう
陽が当たる所で愛に巡り会いたい

心を殺し息を抑えてあの人を思う
そんな自分に気付かれないように
誰かのこれからの幸せになれる為
何でもないふりしないで生きよう

紫色した夕のメランコリーを珈琲で流す
贅沢すぎた悩みには放蕩以外の救いあれ
熱い鼓動で血潮が爆ぜる衝動が欲しいな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

何も言わずにいたけれども

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投稿日:2025/01/20 19:06:27

文字数:1,047文字

カテゴリ:歌詞

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