Bad ∞ End ∞ Night 4【自己解釈】

投稿日:2012/03/26 23:32:33 | 文字数:3,435文字 | 閲覧数:2,613 | カテゴリ:小説

ライセンス:

長らく放置してたくせに終わり方がちょっとおかしいよ!←
そして人間関係とかどうなった…
解釈してたらなぜかHappy ∞ End ∞ Nightになっちゃった←
とりあえず、完。

本家様http://www.nicovideo.jp/watch/sm16702635
飲みのコールはこちらから使わせていただきましたhttp://www.geocities.jp/engenvik/call.htm

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TEXT
 

物語は、村娘の手によって“本当の終わり”を迎えようとしていた――




三年前、複数の村から人が七人、消えた。
消えた七人の行方は、定かではなかった。
村の人々は、彼らが殺されてしまったものだと考え、彼らを“いなかった”ことと思い込んでしまった。

しかし、実は彼らはまだ生きていた。
村から離れた、巨大な森。
その森は道が入り組んで迷いやすく、入った者を元の場所に返すことはない。
森の中は昼でも夜のように暗く、食べられる物も見つからない。
だからその森に入った者は、三日以内に帰らぬ人となると言われていた。

だがその深い森の奥には、館が存在するということは知られていなかった。
その館に、七人は放り込まれた。

謎の人物の手によって。




*-*-*-*



「え!?ここ、どこなの…!?」
「なんだよここ…」
「暗くて何も見えない」
「灯はないか!?」

皆わけもわからず慌てていた。
しかし暗い室内に、急に明るい光が満ちた。

「うわっ」
「眩しいなぁ」
「目がああああぁ」
「誰だ古いネタ言ってるやつは」
「今そんな状況じゃないでしょ」
「っていうかお前誰だ」
「知るか」

灯がついても、皆騒いでいた。
そのとき、突如謎の人物が現れた。

「ようこそ、キャストの諸君」

七人は口々に疑問を投げた。

「誰だお前」
「“影”とでも呼んでください」
「私達をさらった理由を教えなさいよ!」
「まぁまぁ落ち着いて」
「これが落ち着いていられるか!」
「カルシウム不足の人~だ・ま・れ☆」
「ウゼエエエエエェ!!」
「とりあえず黙れ。静粛に」

影は静かに説明をした。


自分は、何もない世の中がつまらない。
おもしろい舞台が見たい。だが、世の中を自由に操ることはできない。
だから、この館で、舞台をしてもらう。(この館の範囲は、館の周りにある柵の中)
諸君には、それぞれ役を演じてもらう。
役は決まっているが、台本はない。自由に演じてもらってかまわない。
ただし、逃げようとすることは出来ない。
逃げようとした際は、命がないと思え。
この館の扉は内側に開くようになっている。鍵がない限り、内側から開けることはできない。
その鍵は、ゲストしか見つけることはできない。
あと、この大広間の時計の横には、隠し扉がある。その中には部屋が存在する。
その隠し部屋についてゲストに知られたら、殺すように。


「さて、質問はあるかな?」
「…あ、あの…ゲスト…って…?」
「あぁ、そうか。
 君達が役を演じている間にこの館に来た人間はゲストとする。
 ゲストを“主役”とし、君達は主役がどう動くかを監視しつつ演技をしてもらいたい」
「それで…その舞台は…いつ終わるんですか?」
「終わらないさ。君達が死ぬか、True enDを迎えるか。それか、主役が鍵を見つけるかだ。
 とりあえず説明は以上だ。見当を祈る」

話し終えた瞬間、影は消え去った。

「…俺達、演技ってやつをしないと、影ってやつに殺されるんじゃね?目つきが…」
「そうね…って、配役聞いてない」
「あれ、なんか紙落ちてるよ?」

その紙には、配役が書かれていた。

「始音カイトは主人…」
「あ、オレだ」
「咲音メイコは奥方」
「私ね」
「お嬢様は巡音ルカ」
「お前もいたのか…」
「あれ、神威がくぽ!?あなたもここに…あ、執事だって」
「緑川グミは?」
「メイドだって」
「少女人形が鏡音リンだって」
「わたしね。鏡音レンが少年人形」
「僕だ」

用意されていた衣装に、全員着替えた。
幼いリンとレンは人形役だったが、レンの足は事故で人形風の義足だった。
リンは子供用のドレスなのでなんとかなった。

そして、舞台は始まった――



ゲストがこないとき、役になりながらも皆楽しく過ごそうと思っていた。
自分は元からその人だった、と皆思い込みたかったから。


「はい今日はグミが大富豪で二連敗したので」
「はいワインだよー」
「ありがとっ」
「はいなーんで負けてるの?」
「へ?」
「なーんで負けてるの?」
「え?なんで?」
「なーんで、なーんで、なーんで、なーんで、なーんで負けてるの?」
「ハイ!」

でも、大体が宴会や飲み会だったりする。
皆お酒だが、リンとレンは子供なのでジュースだった。

「うわぁー、結構くるぅ…」
「じゃあ次は、今日昼寝してたときに主人は寝ぼけてお嬢様のことをめーちゃんと呼んだので」
「はいカイトは日本酒よ」
「お、おう」
「はい、そーれーはいーわゆーるそーそーうーそーれーはいーわゆーるそーそーうー」
「へ?オレも?っていうか今そのコールって」
「えーす!おー!えーす!おー!えすおーえすおーそーそーう!」
「ハイ!」
「「そっそう、そっそう、そっそう、そっそう…」」
「にゃー…」
「主人、猫みたい」
「♪主人が飲んで、奥方が飲まないわけがなーい!」
「おぉ!?やった飲める」
「「はい、いっき、いっき、いっき、いっき」」
「ぷはぁー!」
「うーんいい飲みっぷり」
「じゃあ次はみんなで。リンからね」
「ドーはどんどんイッキしてー、レン!」
「レーは連続イッキしてー、お嬢!」
「ミーはみんなでイッキしてー、主人!」
「ファーは吐くまでイッキしてー、グミ!」
「ソーは底までイッキしてー、兄ちゃん!」
「ラーはラッパでイッキしてー、奥方!」
「シーはタヒぬまでイッキしてー♪」
「「さあ飲ーみーまーしょーおー♪」」
「うおおおおっ…」
「あれ?もうルカ寝てるじゃん…はやっ」
「ちょっと待て。ルカって酒強いんでしょ?二杯目でなんでもう酔ってるの…」
「あ!睡眠薬の袋がある!誰だ入れたのは!」
「うわバレた」
「お前か!」

なんやかんやで、楽しくやっていたのだ。

ゲストが来たときを除いては…



*


「だから、皆は帰ってこなかったのね…」
「そうなんだ。脅されているとはいえ、申し訳ないことをした。お詫びになんでもしよう」


ちなみに私はなぜか皆にストップされ、さっきまで三時間話を聞くハメになった。


「大丈夫。あ、じゃあお願いがあるわ。まだ私は主役だから、いいよね?」
「あぁ。で、お願いって…」
「今この時をもって、キャストも舞台もなくなった。それは、私が鍵を見つけて全て終わったから」
「あぁ。それで…?」
「物語は終わった。だから…皆で、帰りましょう」


私がそう言うと、皆はキョトンとしていた。


「帰るって…どこにー?」
「私の村よ。うちの村長は優しいから、皆のこともきっと理解してくれる」
「でも、俺達は脅されていたとはいえ、人を数人殺したんだ。罪人を数人も迎えてくれるわけがない」
「皆この館に入ったことは知らない。だから、森のどこかで亡くなったと言っても嘘じゃないわよ」
「じゃあ私達のことはどう説明すれば…」
「森の中で倒れていたから、私が助けた。それでいいでしょ?」
「でも…」
「大丈夫。あ、言っておくけど私は村長の娘だから」
「「ただの村娘じゃなかったの!?」」


とりあえず、皆を説得完了。
これでも、皆は“帰る”ことができる。
元の村、というわけにはいかないけど。


――歌え 踊れ 騒ごうぜ 酸いも甘いも忘れてさ

これは、私達にとってはHappy ∞ End ∞ Night。
影にとっては、せっかくの舞台が壊されたからBad ∞ End ∞ Night。


――気が狂っちゃうほどに


「だからHappy EndもBad Endも、楽しんじゃえ!」




*=*



静かになった部屋の中。
そこに現れた、拍手を送る、謎の影――

そう、この舞台の仕掛け主。


「今宵は、良い舞台でした…」


影は、今までにない舞台が見れたから満足しているのか。
それとも、自分が作った舞台が壊されて、悲しんでいるのか。

影はただ、主役を招いた手紙を拾い、泣いていた。


「さぁ仕掛け主さん?最高の主役が戻ってきたけど…どう抵抗するかしら?」


その時、突然に新たな人物が現れた。
彼女は、今までのキャストの主役の誰かなのか?
それは、本人にしかわからない。


「はじめまして――そして、さようなら。仕掛け主という名の、“真犯人”さん」


そして、舞台はようやく“本当の終わり”を迎えた。

のほほんと生きる物書きです。
ギャグから真面目なものまでいろんなジャンルの小説を書いています。
…のはずが、最近はがくルカを書くことが多いです。


IN率低いです。
マイページ以外では「かなりあ荘」というコラボに出現します。

全体的にgdgdなものが多いです。
小説は、自己解釈もオリジナルもやってます。
だいたいはその場のノリで書いてます。

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作品へのコメント2

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    ご意見・感想

    おおお!最終回ーーーー!!!

    てか、Happy ∞ End ∞ Nightですかぁww
    それはそれでナイスっ!

    いや、何はともあれ面白かったです(*´∀`)v

    ブクマ、もらうぜぇぇっ!

    2012/03/28 09:08:25 From  モモコ

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    メッセージのお返し

    そうなっちゃったもん←

    ありがとうございます!

    ブクマ感謝です!

    2012/03/28 13:23:03 ゆるりー

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    ご意見・感想

    まさかのHappy ∞ End ∞ Nightwwでもこれもいいというwww
    飲み会の歌面白すぎるwwよくそんなのが思いついたわwwwww

    つ凸【ブクマ】

    2012/03/27 12:50:28 From  雪りんご*イン率低下

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    メッセージのお返し

    なぜだかそうなったのd((

    説明文のURLからですw

    ブクマ感謝です!

    2012/03/28 13:19:44 ゆるりー

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