私には、ミクオと言う彼氏が居ました・・・・。
「はぁ・・・またか。」
ミクは毎日同じ夢を見る。
それは昔の思い出の一部であった。
カーテンの隙間からはってくる微かな光。
いつもの光と同じなのに。
「何でだろう。悲しくなってくるんだ。」
「ミク~!!おっはよおおお!!」
私の親友のグミが元気よく手を振ってこっちに走ってくる。
「おはよう。グミ」
「あれれ?ミク・・・また元気ない?」
グミは鋭い・・・よく私が隠してることでも直ぐに見破ってしまう。
「あはは。そうかな?何でもないよ?」
グミはこれ以上聞いてこなかった。
おそらく大体の事は分かっているからだろう。
しばらく二人で喋っていたら、学校に着いた。
「あ。リンちゃん!!」
「ん?ミクちゃん!!おはよぉ♪」
リンは同じクラスの女の子で、最近は結構お話とかしている女の子だった。
「あ。ミク。私トイレ行くから。」
グミはそう言って走っていった。
(そんなに行きかたったんかいww)
「ミクちゃん。私も日直だから。ごめんね。」
私は、一人になってしまった。
(うぅ・・・一人にしないでよばかぁ・・・)
「よお。ミク。おはよう。」
ミクの顔はたちまち真っ青。
後ろを見てみる。
「ミクオ・・・」
平然な表情で話してくるミクオ。
私はただただ、うなずいてるだけだった・・・・。
「ミク?お前最近元気ないんじゃねーの?」
ミクオが私に聞いてきた。
(言える訳ない。信じてたんだよ。ミクオを本気で信じてたのに・・・)
「ミク?おい、さっきから話聞いてる?」
「え。ああ。ちゃんと聴いてるよ。」
適当に答える。
ミクオと話すだけで、胸が苦しくなってくる。
ミクオの顔を見る度に、私が壊れそうになるんだー・・・。
教室の前に着くとグミとリンちゃんが待っててくれた。
二人は慌てたように、私の方へ駆け寄ってきた。
二人は少しミクオを睨む。
「じゃあ、ミクオ・・・じゃなくて初音君。」
そうミクオに告げてから三人で教室に入る。
(ミクオが離れていったんじゃない・・・。私がミクオに近付いてなかったがけ。)
そう、自分に言い聞かせる。
笑う。笑う。ニコニコ笑う。
でも、全てが嘘の固まりでした・・・。
~続く~
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Smilliry
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