きくはの投稿作品一覧
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ねぇ こんな華やかな歌で いつか祝えたら 素敵ね
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もしも夢で 会えるとしたなら もう一度だけ 口づけをするの
振りかえっても あなたは いないの
余所見をしたら 幻は消えた
一人だけのお茶 どこかとても寂しい の
届けたい言葉 捜して 瞳を濡らすの
余りにも 切なくなって
手紙は まだ 送れてな...遠い想いは唄う夢を望む
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夕焼けに 頬染めた 気持ちのままで 居られたら
変わらない やさしさで 包まれて いられたのかもね
涙の 色は綺麗ね なんてね
どこまでも広がる スカイブルー
隠した気持ちが 痛すぎて
青空に落とす言葉は
届かない
うす雲の 向こう側 溶け込んだ 追憶さえも
出会いでも 見つかれば たぶん それだ...追憶スカイブルー
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アタシの心の 焦がれる世界は
つぎはぎな期待じゃ 振り向きもしない
血潮の限りで 届けたい声は
理屈とかじゃなくて 艶(あで)なリアルだよ
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忘れた匂いは いつかの景色で
意識の海原(うなばら)へ アタシは飛び込む
記憶を巡(めぐ)り 心を辿(たど)れ 筋書き不要の 裸足(はだし)の景色を
地...物語論
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明日 咲く花だって 昨日までの夢も
気にしすぎちゃえば 退屈で陳腐になるわ
置きわすれた言葉 飾り立てた気持ち
忘れた頃に全て見えて
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ダンスパーティの席に 夢見がちな乙女
手を 差し伸べる殿方 お待ちしてるわ
気が急(せ)いてては駄目ね
ウインクぐらいしてよね
眺めているだけなの? お気の毒ね...恋するダンスパーティ
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夢を 見たの
あなた だけいて
甘い 匂い がした
花が 咲いてたの
晴れた 空の 透明な青さで
不思議
あれは とても暑い日の
二人 睦(むつみ) 合った
のに あなたが 駄目なの
愛してるわ...赤い花
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雪の降る 静かな夜は
いつもより あたたかい
街中の ざわめきさえも
路地裏の 静けさも
金持ちも 貧しい人も 飼い猫 ノラ犬でも
朝は等しく来る みんなに鐘は鳴るよ
星に問う 孤独な夜に
手を伸ばし 願うのも
人々に 囲まれながら
友探す 寂しさも...Snow Bell
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目を覚ましても ずっと残る様(よ)な
キラキラ 夢時間求めても
朝行く眺めに 揺れる心は
ほんの ちょっと 近づくのも惑(まど)うの
嗚呼 迷いの 臆病なエンジェル
とても 照れ屋で 泣き虫エンジェル
ドギ マギ したら 言葉は落ちて
出会いは いつも 始まらない
いつも見る 映画でも クライ ...夢乙女 恋サイン
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冬に飲んだラムネは
少しだけ甘ったるいね
穏やかな日差しから 道端に咲く声
バス停に響く 賑やかな音色が
いつもより のんびりと 広がる
今日は少しだけ 暖かいから
ゆったりと 寄り道を している
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冬に見える月夜は
少しだけ甘ったるいね...今日は少しだけ暖かいから
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それは 青春の花
燃える様(よ)に とても美しく咲いて
アタシは 恋の嵐の中 熱い夏の日を駆け抜けた
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ありがとう 大好きな君へ
遠い恋の 焦がす思いは
今でも その熱が いつもアタシを 慰めて元気付けてくれる
ひたむきで まっすぐな その瞳で アタシだけを 見つめて
手を差し伸ばして しっかり握...青春の花
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【A】
望んだ 空色は とても冷えて
澄んだ高さが 重く沁(し)みる
小さく 見えた 架け橋の道は
遮(さえぎ)る 河川さえ 越えてく
【B】
繋がる橋の 向こう どこかを探しても
いつも 見つけられないのよ
吹き降ろす 風が 全ての風景を 揺らす
溢れる気持ちを...遠い眺めの中で
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もしも 彷徨う 心に 答えがあるなら
言えなかった 気持ち から
もしも 生まれる全てに 答えがあるなら
出会いの 優しさの中
切欠はただ 瞬(まばた)きの刻(とき)
懐かしい 景色の 中にあって
時の彼方の 古い約束は
全ては 君に逢う為の冒険
遠い 夜明け前の 虹に ずっと会う為に歩いてる
いつ...夜明け前の虹
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引く 潮(うしお) 浸(ひた)して
繋ぐ 岸辺の 熱は 冷めず
囃子(はやし) 集(つど)う 田植えの
季節は 過ぎ
蝶追う 娘の春は 廻(めぐ)る
ざわめく 海 から
浜に 散った
白い 泡沫(うたかた)
願い 濯(そそ)ぐ 音
虹色 積む 小さな 貝殻 夢と似ていて...海風に紡ぐ
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冷めたコーヒー 冬日(ふゆび)の 長雨に
流れ続けた 懐メロ 耳に浸(ひた)した
雨宿りしては 茹でた時間を だらだら 日が暮れて
帰る道からは 傘がゆらゆら さえぎり 人に蒸(む)せた
山手線 外回りから 帰りは つらいけど メールを書いている
このごろ寒くなってきたから 待ちぼうけとかふざけな...帰りのメール
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Sun 智慧(ちけい)の 砂漠は 見る
Sun 過ぎ行く 足跡 飲んで
※
声 なき 声
問う 陽 炎(かげろう) 夢 枯らし
群れ なき 群れ
舞う 塵 芥(じんかい) 謎を掛ける
空 星 月 見て
友 恋 愛 越えて
聞く 連 歌(れんか)の 果て 旅 人 未だ咲かず...智慧の砂漠
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誰かの ラインを 遠くから
眺める 距離感で いいのよ
何かある訳じゃなく 私だけが
疲れすぎてて 今は入れない
違和感だけが 浮かんだままでは
楽しくしても なにか違って
いつか見た 風景みたいに
親しい位置で いられたら
また平行線 距離感が掴めなくてね 空回りする それが嫌だから
わからない...平行線の距離感
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サラ サラ 呼んでいるよ
荷馬車の上
サラ サラ 呼んでいるよ
轍(わだち)を追う
子供たちは走り 笛に群れては
タトラの頂(いただき)を 見上げて追うよ
ガラス細工の色は 空に煌(きらめ)き
遠い山の雲は 青く流れて
サラ サラ 泣いているの
遠い故郷(ふるさと)...ボヘミアのサラ
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寄せ合う心が 暖めた月日だけ
二つの岸辺の 遠くさえも繋ぐ橋になる
別れじゃないよ
約束の花を 差し伸べてるんだ と
そう 君が言ったから
私は立つ 舞台へゆく
そして 荒野を歩くの
旅立つの
そっと触れた指で 涙の跡ぬぐうの
約束の向こうへ 扉開(あ)くその時まで...二つの岸辺
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アネモネ 狂い咲く 地平から
尖塔(せんとう) 聳(そびえ)る彼方は 決(け)して見えず
冷たい 指先 伸ばして花へ歌う
黄昏 冬の歌
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なで肩 揺らした 北風が 叩く 気持ちの隙間へ
まるで 長い月日を掴んで 見せるかの様に 叩く
遠い地の 戦の報せ 未だに届かない
日夜(にちや)を 囲んだ 雲...黄昏、冬の歌
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東西の線から 漏れた明かりが
隠してる素顔を 映し出して た
言いかけた言葉は 泡沫(うたかた)すら
間さえも 待たずに 消滅した
失くし物見つけた その頃には
大抵は無用に なった後だけ よ
残骸に残った 思い出だけが
存在した意味問い続け た
※1...Utakata East West
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叩かれて 殴られて 潰されて 晴れのち雨
ハッピバースデー 終わらない エントリー
いつだって 楽園は 雲の上 雨のち雨
ハッピバースデー 変わらない へたれな僕
世間はいつも厳しすぎて
閉塞した壁の高さだけ
眺めて 見上げるのは
怖いからさ
そうさ ハッピーで いたいだけだよ
うまくゆかないこと ...ハッピーバースデー・レゾンデートル
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見・つ・け・て・恋どら 甘い恋のドライブマン
さ・が・し・て・恋なら 淡い恋をしたいのなら
は・じ・ま・る・恋だわ うぶな恋のハンドル
ア・ク・セ・ル・だけ 初めてなドライバー ライドオン!
失格! またストップなう どうしてスタイルだけ目が行くの?
失格! またストップなう やっぱり胸ばっか!
...恋どら
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花の咲く頃に
懐かしい夢を 見て
思い出した 二人の 遠い季節
過ぎる雲の影 描(えが)く
夏の風 揺れて 落とした言葉は
潮騒(しおさい)の 響き重ねた
だけど 熱いまなざしが 伝えてくれたから
あの日 静かに手を繋ぎ 歩いた
暑い浜辺で ふたつ 笑顔は 眩しく 始まる 記憶
花の咲く頃に...花の咲く頃に
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壊れゆく純粋は
落ちる メテオの渦の隙間に
堕天の君を見たの
響く 君の呼び声を聴いたの
※
時に見上げて 怯え 彷徨い続け
虚空(こくう)の地平を求め進む
踊る 言葉の果ての先 望みの音聴く夢を見た
機械仕掛けの 悪ふざけさえ 私の心を捉える
巡る 音色の繋がりの先 望みの意味知る夢を見た...エンドレス・ドリーマー
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〔Aメロ1〕
涼風(すずかぜ)は流れて 音止めた夕立(ゆうだち)に
どきりとした いつもと違う帰りの踏切(ふみきり)は
〔Aメロ2〕
色めく季節に溢れて揺れた音
不思議と響く言葉は虹色に紡いでいた
〔Bメロ〕
気が付いたのは たぶん夏の魔法さ
夢で聞いた様な(よな) 鳴り響く汽笛(きてき)の中
〔サ...恋はローカル線
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振り返れば風 刻むリズム
ポツリと雨 傘開いて
始発模様は どこか遠く
伸びる音に 眠いだけよ
響く 駅で
君と 出会うの
向こう側から 見た 横向く姿
対向車両 ひと呼吸の間
遠のく 遠のく
◆...振り返れ 君
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近頃の総理は
リモコン仕様らしい
まぁ噂ですけれど
駄目よ、そのボタンは、、
国会審議中の
ある一こまの場面
当然立ち上がって
総理は叫びだした
消費税はね、消費を贅する
いわゆる、いわば、土壌なんです...ある財務官僚の告白
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崩壊した東西 前線の向こうに
仄か に 感じてた 滅びの兆し
息苦 しさに 空気を求めたけど
水面が 遠い
手を伸ばしてたの
嗤う果てに 苛立つ奥の嘆きと 怯えを廻す 廻る 廻る 廻る まわ、、
終わりよ 芥子粒状に気化するセカイ 狂いそうな程 アナタを求めていた
◆(2番予定部分)
混沌した南北...ラスト・ゲシュタルト
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ひとり 午前零時 夜の駅で探すの
たぶん君は来ない そして別れの時間
流れたアナウンスが 嗚呼 涙を誘うのよ
過ぎる雑踏から 嗚呼 君の姿を探し続けてた
閉まるドア越しに見つけた 肩で息をする姿に
込み上げて 零れた笑みに涙溢れた
◆
揺れる車内の窓 過ぎる夜の景色に
顔を映し想う 子供時代の日々...上京夜行列車
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堕ちろ空 断罪の時は
被告席の 戸惑いの影に
身もよだつ 陳述をするの
叫ぶ声に 微笑み映して
ナルシスト 夢想に浸した 恍惚が キモチ悪いの
甘え 吸い 浸り 騙して 貪る姿
誘い 媚 浸り 犯して 貪る姿
堕ちろ空 最終宣告
1000犯為る 決議は下(くだ)りて
...断罪宣告
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謎かけして
微笑みの檻に
嘘を咲かして誘うの
噂話に
毒を垂らしたのは
愛欲の果てに本音を知る為
偽りの気持ちを
螺鈿(らでん)の色にして
君に浸してたの、でも
愛を与えましょう?...閉幕の告白