綾取りの投稿作品一覧
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19+23+17
廃墟の中でいらずらに笑った君は
水たまりも気にしないで僕の前を歩くんだ
黒い傘はこわれてしまったからさ
20+20+14+15
太陽が溶けて夜が色をゆずりうけて
雲たちが避けて星が君を誘い出して
踏み出すその体抱き止めて
また僕たちも夜に融けるんだ
12+16+15+...front
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13+9+13+9
甘い甘いお菓子の中に
埋もれたいだけなの
苦い苦い思い出ぜんぶ
とろける甘さでとかして
24+24+18+13+25+24+18+13
さくさくなチョコクッキー ぱらぱら欠片がこぼれちゃう
ふわふわなシュークリーム あらあらクリームでてきちゃう
脳内物質ぱらりらるっ...すいーと☆えんでぃんぐ
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27+27+24+27+27+25
今日も彼女は泣いている 大声と涙を部屋に溜めて
今日も私は動けない あの人の助けになれもしない
綿の詰まったこの体 憎らしいほど柔らかい
今日も彼女は泣いている 罵りと悔しさ腕に抱え
今日も私は動けない この世で一番つらいことは
一番大切な人へ 腕を差...ドールズハッピーエンド
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17+24+17+24
ぽたぽた灰色が世界を汚して
野放しになった「楽しい」は投げ捨てては踏みにじる
死んでよ出来損ないなんていらない
ふらふらになった「他人事」 潰れる音聞こえない
23+23+23+23+12
イタズラ三昧 マナーで満たされた胃袋から
悲しみ沈んだ 津波で流された脳漿...三面記事
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13+12+17
赤らんだ頬 固めないで
緩んでく口 閉じないで
最高の笑顔を見せて欲しいから
29+29
否応なしに過ぎる時間は 感情たちを掠めとってゆく
新鮮なんて言えぬ未来は 天恵さえも汚し尽くしてく
26+26
夜が垂れて 月の下で いつもいつも見せてくれたよね
どんな時も 僕...スマイル、トゥ、
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21+26
世界が出来る過程で 何か誤算が起きて
私が生まれて その他は順調に形作られた
23+23+23+23
鳥が朝を告げて鳴いて 空へと舞い逃げてゆく
音は深く反響して 空気にただ溶けてゆく
意味を持った記憶ひとつ 作られては飴になり
下りた場所の朝ご飯に いくつかだけ盛られてる
...アルゴリズム
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18+19
よく晴れた日に 霹靂を捧げましょう
大嫌いなあの子へ 爆撃プレゼント
12+21+12+21+15
逆恨みの絶えない日々
いがみ合いは疲れを知らない子どものようで
上辺だけの言葉たちが
空に溢れ自然と兵器を作ってくれる
私だけが落とせる爆弾を
12+12+13+19...クラムボン
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23+23+23+23+23+23
アスファルトは朽ち ビルはとうの昔になくなった
送電線など すでに意味をかなたへ失った
茫漠な道には熊のぬいぐるみが落ちていた
傷だらけの街 草や花はここなど見限って
空気さえもすえ ひどく息がしにくくなるばかり
寂寞な空には黒い雲ばかりが浮いていた
...灰色世界は廃墟を好む
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15+14+15+14+11
遺品を重ねて 石を崩して
連絡網を掻き集めます
飾りは繋いで 夢を零して
交雑される未来の種子を
この星へ蒔いて 蒔いて
12+13+12+13+14+14+17+13
なくしたものはなんですか
私が作れるものですか
なくしたものはなんですか...いつまでもよるのした
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29+29+29+29
状況次第で変わる拍動 君の横ではいつも激動
精神環境『緑』のままで 携えたのはかくも同じか
終わりは最期で延びる運動 どうせいつかは消える約束
定期の更新未だしてない メール打っても返信無しで
19+22+19+22
なんだか私がチクチクしているようで
これは本当...心像ストップ
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18+18
機械の揺り籠は 今日も時間を飛ぶ
『以前』を夢見ては『以後』を漂流する
19+19
蒼穹の芸術は 昨日と大差無い
制限の度外視も 期待の遥か外
20+18+20+18
風景は変わらない みんなも変わりはない
ただ私の記憶だけが増えていって
空間と時の中 孤独も忘れそうだ...タイムマシン
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33+30+9+33+30+10
窓の外 独りの光が僕の目を奪ってどれくらい経っただろう
全国的に雨だった予報は嘘だったのかな 空は青い
いつかの日のように
風が吹く 無邪気な世界が僕の手を掴んでどれくらい経っただろう
いつものように気のままに歩いた道だって今は知らない場所
「また会いまし...Daydream
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8+8+8+8+8+8+8+12
傾く世界が
零した涙を
地面に転がし
遠くへ運んだ
近付く雲間が
零した涙を
体に融かして
拭(ぬぐ)ったように見せかけた
13+13+14+14...Spillage
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20+20+20+20
ラットの勘違いから 誘惑が生まれて
引き寄せられてゆく人 煩悩の塊
味覚をとろとろにする どうなっているんだ
惑える人たちを捨て また次を探して
19+16
悪戯は彼女の必然的運命
誰もが魅惑の味に魅入られて
13+26+13+26+13+26+13+10
サッ...サッカリン・ガール
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18+16
疑問の茨(いばら)に絡まった緒(いとぐち)を
少しずつ解(ほど)いて君をこの目に
20+22+20+22
連絡の手段はミトコンだけの暗号
みんながみんな系統樹の前で倒れている
確実な事実はイメージにもたれるけど
みんなの目指す系統樹の先はまだ分からず
19+20
懐孕(かい...ミトコンドリア・イヴ
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15+14+15+15+15+14+15+14
披読(ひどく)の音がこの場所を満たす
情報管理の閉鎖社会
退屈過ぎて本を手に取れば
忽(たちま)ちのうちにビブリオマニア
ある日の僕は初めての本に
出会ってしまった 無題絵本
綻ぶ口を抑え腰落とし
世界に溺れるdilettante
21...無題絵本
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12+12+13+13
どうせみんな嫌いなんだ
こんなちんけな僕なんて
それでもいいさ なにせ僕は
世界一の嫌われたがり
12+12+13+12+12+15
空があくびを押し殺し
ニヤケマナコで僕を見る
幼稚な女子園児(じょしえんじ)のようだ
何がおかしく笑うのか...嫌われたがり
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A 7+8+7+9
溶け出す素体 融(と)け合う天体
わたしは寝たい 夢さえ交(まじ)えて
A 7+8+7+9
漏れ出す衒(てら)い 泣き出す蝉退(せんたい)
わたしは寝たい 夢さえ零して
S 9×4
足場が無い橋を
通ろうとしたけど
足が消えてしまい...アニミズム
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10+10+10
羽が取れた 飛べない
糸が取れた 結んで
風が吹いた 飛ばされ
12+11+12+11
夢はいつまでも夢です
あなたは覚めていますか
夢はいつまでも夢です
あなたは覚めていますか
10+10+10...トリ人形
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14+18+14+18
呆れた顔がそっぽを向いて
「好きにしなさい」なんて言い放ったんだ
去り際にだけ少しの言葉
「成功なさい」なんて励ましてくれた
25+19
やけに固い座席の窓にイメージを拾い集めて
謝る言葉はもう使い果たしたから
23+20+25+16
夜が明けたら新しい世界を目の前...夜行列車
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18+18+9
ポップポップ ポップポップ ポップポップ
ポップポップ ポップポップ ポップポップ
らんらんららららん
10+10+11+9
白紙に黒一点
黒地に白一点
叫べばアポステリオリ
並べばアプリオリ
15+11+15+14...ポップワーズ
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10+15+10
棘(とげ) ひとつ 出てきたわ
護身術は教えられないけど
棘 ひとつ 出てきたわ
10+14+10
棘 ひとつ 出てきたわ
右心房は破れそうだけど
棘 ひとつ 出てきたわ
10+15+10
棘 ひとつ 出てきたわ...サボテン
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16+14+16+14+16+14+16+14
あの子は80 あの人は50
主観が決める価値の点数
あの子は60 あの人は40(しじゅう)
苛つく奴は低くしてやる
あの子は30 あの人は20
心の中の私 先生
あの子はまだまだ あの人もダメね
採点しては悦に浸るの
22+13+16...ア・マーカー
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22+17+22+17
テレビに流れる種々雑多(しゅじゅざった)の栄光報告
耳を通り抜ける 関係無いから
朝日が寝転ぶ道をなぞる毎日変わらず
体少しだるい カラオケ疲れだ
15+23
街に蔓延(はびこ)る他人の称賛
輪の中はひどく閉鎖的で入れそうにないや
22+15+22+16+30
...苛立ゴシップ
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13+13+12+13
どこ見ているのか 分からない
何考えても 気付けない
目を見ていても 分からない
何したいのかも 気付けない
18
ふらふら揺れ歩く 姿はウロンビト
24+4+23+5+15
おどけているのかふざけているのかわらっているのか
どうなの?...ウロンビト
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29+24
憧れた舞台は眩しすぎて 届かないものって知っていた
それでも何もしないのはもどかしくて 手を伸ばした
23+21+24+21
変わり映えのない毎日は 色褪せて見えていた
もう彩ることはできないと諦めていた
何気なく聞いた音楽も 痩せこけて聞えるなあ
楽しくない日々を死に体で更...Goalgazer
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24+25+26+25
言葉にならない 形容もしにくい この感情を
絵にして 字にして 音にして とにかく君に伝えたい
どれほど遠くて 手が届かなくても どれだけかかっても
気持ちを そのまま ありのまま いますぐ君に伝えよう
29+18+25+7
世界はこんなにもカラフルで 届けたい思い...Beauties in you
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25+25+25+27
取り繕った言葉ひとつ それをまた叩く人たち
「言い訳をするとはなんだ」と 複雑にしてたのは僕?
説明しても要領得ず 入り組んでゆくは煩雑
労うより嘲るが先 事実は小説よりも奇なり
23+25
思考の色を紡いでいけば ひとつに纏まると
勝手に 自分ひとりで 根拠もなく...猫のゆりかご
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12+13+12+13
シャボン玉の揺れる空で
誰かが呼んでる気がしたの
シャボン玉が映す目には
綺麗な七色夢景色
12+13+12+13
白い校舎 夕暮れ時
橙(だいだい)に濃く彩られて
運動場 誰もいない
みんな家へと消えて行った...シャボン玉
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14+9+14+11
目覚ましが朝を揺すり起こす
もうちょっと寝かせて
悪戯な白に急かされれば
のそのそと布団をはぐ
13+13+13+14
カーテンを開けた先の絵は
綺麗に彩られた世界
深呼吸ひとつした後に
焼いたパンを少しだけかじる...休日ヒネモス