タグ「MEIKO」のついた投稿作品一覧(51)
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湿度を増した風をその身に受けて
揺れてる、過ぎ行く春を惜しむ藤の花びら
速度を増した鼓動この身に宿し
走ろう、約束した、花が覆うあの丘へ
息を弾ませ君の手を
繋いで野辺歩けば
紫に染まる世界
一夜の夢
さあ、咲き誇れ鮮やかに
風に揺れる藤の花びら...夜の藤の歌
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夜の藤の歌
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遥か遠く異国の空
人波の海を行く
冷房効き過ぎな駅を
大きな楽器抱えて
さあ、降り立とう
いつか君とした約束の舞台へ
糸を張り、逸る気持ち堪えて、構え
腕を振り上げ叩きつけろ
心地よい波を生み出せ
虚空に向かい解き放て...沙田(サーティン)の思い出
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沙田(サーティン)の思い出
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東都休日小時間旅行
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東都休日小時間旅行
地図を手に取り散歩に出かけよう
古本屋で見つけた綺麗な切絵図
いつもの通りを外れて歩こう
時間の流れを渡って
曲がりくねった街道の先には
苔生したお稲荷様が休んでいる
お茶屋の団子を頬張り
長屋の間の路地を行けば
お話で聞いたあの人の...東都休日小時間旅行
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夜の帳が緩やかに下(さ)がり
星屑が舞い踊る夜に友と酌み交わす
今は琴の音のみが嫋(たお)やかに響き
君が弾く様(さま)を眺めて杯を重ね行く
月の光に照らされて君は柔らかく微笑む
引き留める言葉を失ったまま秋の夜は過ぎ行く
雲間から光が差し込む
月が統べるこの夜更けよ
友よ弾いておくれ懐かしいあのと...月下に楽師の友を送る
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月下に楽師の友を送る
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繋いだ手を、離さないでね、
迷子になると、ヤバい感じよ。
「音楽のために、何処まで行くの?」って?
世界の果てまで、一緒に来てよね!
そう、次の音を探し、
いま、異国に降り立つの、
雨が降り出した街を、
さあ、二人で迷いましょう。
君と、騒がしいバザールを抜けて、
曲がりくねった路地を覗いて、...魔窟にて
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魔窟にて
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砂塵舞う沙漠の夕べは冷気を纏い
白い吐息を棚引かせ、荒野を駆け抜ける
明日になれば分かれ道を往く愛しい君
今夜だけは二人きりで盃を傾けましょう
今は長い旅の途中
運命交わり行過ぎて
今夜は出会ったこの奇跡
思い踊りましょうさぁ早く早く
くるくると世界は廻る星空の下で
めくるめく宴は一夜の夢幻...西域行
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雲が流れ行く草原を見つめて
君と戯れた幼き日を思う
月日は過ぎ行き道は分かれたけど
あの日の想いは変わらぬまま
君とした、そう、他愛無い約束
今でも守り続けている
風のように疾く
何にも縛られず
果て無き草原を
前を見つめ走る...草原の誓い
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草原の誓い
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キンモクセイの風
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キンモクセイの風
【1番】
【Aメロ】
開け放した窓に甘く切ない風
キンモクセイが咲く頃は君を思い出すの
君がいる街にも黄金色の花が
切ない気持ち振りまいて咲いているのかしら?
【Bメロ】
黄金色した花が醸す風は...キンモクセイの風
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西域行
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五彩十二花神杯 MEIKO版
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春のみやこ
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都大路に花が咲き、鮮やかに色付いて、
下町路地裏急ぎ足で遊びに行こう。
昨日積もった雪が融けたら、君の家に遊びに行こう。
社の梅は今が盛りで、色を振りまいてる。
ふわり、ふわり、梅の香りは、
流れ、流れ飛んで春を伝えるよ。
都大路に吹く風は、鮮やかに、匂い立ち、
逸るこの胸を押さえつつ、坂を駆け出し...春のみやこ
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肩に担ぎ持つ琴の重力に抗って
虚仮威しだけの民族衣装に身を包み
むせ返る風と異国の視線に身を任せ
雑踏を抜けて私の戦場にただ一人
あー、競い合う友らの眼差し
さぁ、一番の楽師を決めよう
震える糸、奏でる音、琴を弾くことしか
何も伝えられない運命なのさ
割れた爪と、切れた皮膚と、血まみれのこの手で
こ...比賽(Competition) ~琴弾きの執念~
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比賽(Competition) ~琴弾きの執念~
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金色の波のように稲穂が風に揺れる秋
僕は都の疲れを抱え
故郷で羽を休める
女たちの笑顔と
村祭りの匂いと
子供のころに聞いた
歌があの頃に誘う
この空と
この風と
稲穂の揺れる丘と...秋彩(あきいろ) ~ 千年の思い ~
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秋彩(あきいろ) ~ 千年の思い ~
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遠い花火
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棚田よ朝日に照らされ、黄金に染まれ、染まれ。
みんなでね~。田植えをするよお~。
お米がいっぱい採れますよおに。
ご飯だよ、ご飯ができた。
女達の声がこだまする。
棚田よ稲穂が実って、黄金に染まれ、染まれ。
みんなでね~。稲刈りするよお~。
神様今年も実りをありがと。
祭りだよ、飲んで騒ごう。
男達...南
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南
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【1】
あ~。やる気でない、なんかだるい、そんな日々の症状改善、
わたしの声、使ってみて、イイことしよう!
あ~。気分悪いニュースばかり見ていたってつまらないよ、
このわたしに歌わせてよ。君の思いを。
君にも、必ず、世界をアッと言わせる力が、あるはず、見せてよ!
キラキラした心をぶつけて!
目の前に...MEIKOさんのススメ
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【1】
ねえ、あなたはどうして、悲しい目をするの?
この海辺の町は、こんなに美しいのに。
あの日の笑顔を取り戻して、
この手で、あなたを強く抱きしめてあげる。
近くへ、もっと近くへと、心一つになろう、
すべては、廻り繰り返す、輪廻の果てまで。
遠くへ、もっと遠くへと、ゆっくり歩いていこう、
いつでも...故郷の海
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稲穂の碧い海は、サラサラ、流れて、
虫の歌に耳を澄ます、夏の終わりよ。
遠くに見える、打ち上げ花火。
音を無くして、夜空に溶けてく。
田園はいつか、秋の装い、
涼しくなったらね、何処かへ、出かけよ?
見上げる星の海は、夜風に、揺れてる、
消え行く花火を見送る、夏の夜更けよ。
一月遅れの、打ち上げ花火...遠い花火
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しろうめ と ゆき [2011/2/27版]
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