ブクマつながり
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何か特別なことがあったわけでもない。
何となく、目についたから。本当にそれだけ。
小さな白い箱を手に、メイコは自室に帰った。
箱からは微かにクリームとバターの柔らかな香りがもれている。
帰りしなに、ふと目に入ったケーキ店。
色とりどりの小さなケーキたちがショーケースに並んでいた。
元々、甘いものはそ...ケーキケーキケーキ(カイメイ小説)
蓮本
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「お・ねーーーちゃあああああん!!!!!!!」
突然飛び込んできた声に目を丸くして振り向くと同時、ソファの後ろから体当たりで抱きつかれ、メイコは飲んでいたコーヒーを危うくこぼしかけた。
「こらぁミク!」
「おねえちゃん!!『番凩』キターーーーーーーー!!!!!!!!!!」
「……は?」
ミクはその場...【カイメイ】妹たちの番凩【祝・DIVA!】
ねこかん
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深く息を吸って、吐いて、気分を落ち着けて。
何度も躊躇いながらも、意を決してカイトの部屋のドアをノックすると、はぁい、と普通に返事があった。私がそっとドアを開けるとベッドに腰かけて笑っているカイトが目に入る。いつもの衣装……白地に青と黄のアクセントが入ったコートを着たままだ。既に衣装から着替えて...祝福を【カイメイ・KAITO誕生日】
西の風
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※めーちゃんがカイトで暇つぶししたいようです。
「カイトー」
「なーにー?」
「カイトくーん」
「その呼び方、懐かしいね。」
「バカイトー」
「え…罵倒?」
「弟君ー」
「……弟って…俺ら年齢設定ないのに…」
「青いヘンターイ」...【初代ボカロ】元・天然系正統派アイドル【長女愛】
百合
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休日、昼下がり、快晴。
それからソファにコーヒー。
なんて完璧な時間。
カイトはだらしなくソファにもたれながらプレーヤーの電源を切った。
サイドテーブルに詰まれたCDと歌詞カードの山は
少しの間だけ見ないフリをすることに決めたのだ。
首にかけたヘッドホンを外して窓を開ける。
熱のこもった部屋に冷たい...コーヒーホリディ(カイメイ小説)
蓮本
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※カイルカなんで苦手な人は今すぐブラウザバックしようね!お姉さんとのお約束だよ!
※ほのぼのなのかシリアスなのかよく分からん感じですが多分ほのぼのだよ!
※突然始まって突然終わるよ!ぶつ切りにも程があるね!ごめんね!
私は所謂一目惚れというのを経験した数少ない人間だと思う。……と言う一文だけでも幾...なにとなく思い出した話
音端 綿
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Halloween Night!
Halloween Night!
今宵はハロウィーン
Trick or treat !
精霊や魔女がやってくるぞ!
身を守れ人間どもよ!
魔界の扉は開け放たれた!
さあ舞い上がれ同士達よ!
人間どもに恐怖を!叫びを!
その声を、しっかりと食すが良い!...【カイメイ】Blue+Red×Halloween
イソギン
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ルカ発売前。
実体ありで日常生活営んでます。
カップリング要素(カイメイ)あり。
よろしければ『前のバージョン』からお願いします。
リンレンミクと兄と姉
犬蓼
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覚えているのは、静かに続くノイズ音。
多くの音を知った今ならわかる。
あれは雨の音に、似ていた。
今日は散々だった。
依頼された仕事のために朝早くからスタジオ入りしたが
技術者の準備不足で作業が進まず、いつまでたってもマイクの前に立てなかった。
結局レコーティングは次回に持ち越し。
歌い手であるメイ...雨音(カイメイ小説)
蓮本
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こんな片想い、もう何年目?
一緒に過ごした時間も、とてもとても幸せで。
けど、伝えられない想いの分、切なくて切なくて。
だから、君に届け、僕のコイウタ。
コイウタ
「はい、めーちゃん」
懸命に、笑顔で。
後ろ手に隠していたものを渡した。
最初驚いていた彼女は、訳が判らないと言うような顔をした後、最終...*小説*カイメイ*コイウタ*
羽鳥麻衣
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KAITOがいなくなってから10日程が経った
マスターが突然の出張で3週間ほど家を空けることになった
その日からKAITOがいなくなったため
皆、寂しがり屋のKAITOの事だからマスターについていったのだろうと
納得してしまった
でもMEIKO、ただ一人納得しなかった
マスターが仕事にKAITOを連...《狂った青い瞳》 R15 ※元ネタ御兄誘拐 メイカイ
神崎遥
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「コンチータ様、そろそろお暇を頂いてもいいでしょうか」
うだつの上がらないウチのコックが満面の笑みでそう言ってきたのは、紫の茄子とピンクのタコのオードブルを食べ終わったときだった。
私は馬鹿なことをのたまったその男に冷めた目をくれてやる。
「カイト、あんたはたった今、自分が何を言ったのか、ちゃんと分...[小説]コンチータ様とコックの最後の晩餐[カイメイ]
奈月
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「ア、アイス……」
双子にアイスを食べられて泣くKAITO
「二人とも喧嘩しちゃだめだよ!」
「うるさい!」
「黙ってて!」
ミクとリンの喧嘩を止めようとして強く言い返されてへこむKAITO
お菓子を作ってるKAITO、歌ってるKAITO、遊んでるKAITO
眠っているKAITO、アイスを食べるKA...《独占欲》 R15? 注意メイカイ
神崎遥
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<少年Aの証言>
人が生まれ変わるとして
僕は今まで何回くらい死んだのかな?
そもそも僕は僕で居続けられたのかな?
ある時は貧しい国で生まれ幼いまま死んだり、
ある時は激しい戦争の最中で志半ばで死んだり、
顔や性格や時代や生まれ育った国だとか、様々な違いはあるだろうけど。
どれだけ愛し合ったのかな?...美しき代謝 -ショートストーリー-
AsakiNo9 【0-9】
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寒さも幾分和らぎ、うららかな日差しが暖かく肌を差す。殺風景な木に芽吹いていた新芽はいつの間にか蕾に縮こまり、今や見る人全てを魅了する桃色の花へと姿を変えた。ふわりふわりと舞い落ちる桜の花弁にまみれながら、鞄を持った生徒達は『私立ボーカロイド学校』と彫りこまれた校門へと次々に向かう。授業は午前中に終わ...
巡り会えたこの場所で 1
蘭 久音
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時が流れていく。
最初は私、「MEIKO」だけだった。この国の言葉を歌う存在として生まれ落ちて、ひとりで歌い続けていた。声を響かせて歌を聴かせて精一杯歩んで。
やがて、私の歩いた道の後をついてくる影は、ひとつ増え、ふたつ増え、道が広がって、みっつよっついつつむっつななつ……。今やいくつになった...君と永遠に【カイメイ・MEIKO誕生日】
西の風
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「――あいしてる」
あの夜、優しく囁いてくれた彼の腕の中で、涙を堪えるのが大変だったのを覚えている。
眼差しも大きな掌も広い胸も彼の香りも、貰ったプレゼントも、その言葉も。その全てが私を包んで、満たしてくれた。
この人と出会えて幸せだと、心から思った。
カイトが傍に居てくれることを心から感謝した。
...【カイメイ】Happy Happy Birthday
キョン子
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昔、この町にも鬼を愛する人が居た。
町の人々から疎まれ避けられていた。
しかし鬼を愛する人は、とても優しくとても笑顔が素敵な女性だったと言う。
毎年夏が来る度に祖母はどこか遠くを眺めながら寂しそうに話してくれた。
この町の近くにある郡山という名の山に山賊が居た。祖母は山のある方角を指す。
しかしここ...鬼を愛する人 ~ショート・ストーリー~
AsakiNo9 【0-9】
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[一]
葬送の列を、ぼんやりと眺めていた。
ある人は涙を流し、ある人は唇を噛み締め、ある人は抜け殻のような表情で。
淡い月の光に照らされながら、白い棺を抱えた人たちがゆっくりを歩いていく。
「…黄泉国(よもつくに)まで、彼らを導いておくれ」
ざぁ、と風が吹く。
大振りの枝に腰掛けたまま指先を動かすと...【カイメイ】黄泉桜
キョン子