タグ:欲音ルコ
110件
東京国際フォーラムの会場で開かれている、アートのマーケット「ダン・ダン・フリーマーケット(D・D・M)」に、
移動カフェ「ドナドナ号」がお店を出していた。
コーヒー担当の、たこるかちゃんに加えて、今日は料理担当の大間津奈(ツナ)ちゃんがいる。
オリジナルなメニューの軽食、料理をひっさげての、ドナドナ...玩具屋カイくんの販売日誌 (57) マーケット会場でお昼
tamaonion
「あ、このページに載ってる!」
ルコ坊が読んでいるのは、雑誌『ラマーズ・ライフ』の特集、
“初夏の楽しいアクセサリー”のページ。
テトさんのアクセサリー、「T.D.ガール」のグッズが、
『ラマーズ・ライフ』で、取り上げられた。
出版社のグーグレ出版には、発売日から、
読者から、問い合わせのメールや電...玩具屋カイくんの販売日誌 (55) 雑誌でブレイク?
tamaonion
刹那、鋭い疾風(かぜ)が不良の身体を通り過ぎた。
「え?」
まるでスローモーションのように、その身体が沈んでいく。ドサッと音をたてて廊下に顔から倒れこんだ彼は、ぴくりとも動かない。
長い沈黙が廊下を支配する。
「な…」
不良達は目を白黒させ、床に伏して動かない仲間を呆然と見下ろす。
流架にも、何が起...巡り会えたこの場所で 5
蘭 久音
春の日ざしの中。
美術館の庭園のベンチで、テトさんとルコちゃんが話していた。
美術館では、いまアートフェスティバルを開催中だ。
室内の展示のほか、庭園でも絵や作品の展示がされ、にぎわっている。
庭園の横には、たこるかちゃんの「ドナドナ号」が来ていた。
●クロミクのコーヒーが進行中
「これ、どうぞ....玩具屋カイくんの販売日誌 (51) テトさんとたこるかちゃんで、クロミク・シリーズ
tamaonion
「……あれ?」
死んだかと思ったが、痛くも痒くもなかったので、俺は思わずうずくまった姿勢をもとに戻そうとした。
だが、何かが頭に当たってできなかった。
俺の頭上数センチのところに天井が迫っているようだ。重さから考えると、多分土砂がさらにその上に積もっているんだろう。
――おいおい、まさか生き...【欲音ルコ】この声は君にとどかない? 後編【重音テト・重音テッド】
上尾つぐみ
重音テト、三十一歳。
俺と同じ街に住む彼女は、三十路とはとても思えない若々しい外見と、明るく前向きな性格を持つ――俺の憧れの人だ。
ただ、彼女にはひとつの大問題があった。
「ルコ!」
キュートなネコボイスで、俺は呼びかけられた。
「僕は一応君の先輩だよ? 会ったら挨拶くらいしてよ!」
テト...【欲音ルコ】この声は君にとどかない? 前編【重音テト・重音テッド】
上尾つぐみ
今週のはじめから、「カフェ・つんでれ」で、
“トートバッグのアート展”が開催されていた。
テトさん、デフォ子さんなど、アーティストたちが、
思いおもいに絵を描いたバッグが、20点以上展示されている。
●人気作品を商品化!
お店の中は、たくさんの人で賑わっている。
会場には、ゼロジー文具の商品企画の、...玩具屋カイくんの販売日誌 (48) ルコ坊、グッズデビュー?
tamaonion
「じゃあ、いまはファッション・デザインをされているの?」
「ええ。もう一人のデザイナーと一緒に、“天和”というユニットを組んでいます」
電車のシートで、デフォ子さんとマコさんが話していた。
新進のデザイナーを支援し、安い値段で事務所用の部屋を貸す設備、
「ニコニコ・デザイナーズ・ビレッジ」。
デフォ...玩具屋カイくんの販売日誌 (46) 新しい事務所がスタート
tamaonion
日曜日の午後。
「カフェ・つんでれ」のテーブルで、デフォ子さん、ルコちゃん、ソラくんの3人が、お茶を飲んでいた。
新しくカフェとしてスタートした「つんでれ」。
忙しいテトさんに代わって、モモちゃんが店長になった。
調理のスタッフに、カレー料理の上手い、恵那ソラ(えな・そら)くんを雇っている。
デフォ...玩具屋カイくんの販売日誌 (41) コーヒーとカレー
tamaonion
テトさん、デフォ子さん、ルコ坊の3人は、
いっしょに「ナチュラル・ハウス アディエマス」にやってきた。
東京の都心から、かなり離れた町にある、
ちょっと見ると、小さくて素敵な、白い壁の家。
ここが、新しくできた、“ナチュラル”がテーマのお店、「アディエマス」だ。
●ナチュラル・フードや、グッズがいっ...玩具屋カイくんの販売日誌 (40) ナチュラル・ハウスにやってきた
tamaonion
雑貨アーティストのテトさんと、友だちのルコ坊は、きょうは羽田空港に来ていた。
と言っても2人は、旅行をするのではなく、お店を見に来たのだ。
空港の、ショッピングゾーンにある、雑貨のお店「トーイパーク」だ。
場所がら、いろんな“旅”に関するグッズを揃えてある。
ノートやダイアリー、メモなど、異国情緒た...玩具屋カイくんの販売日誌 (38) メグさんの旅の雑貨
tamaonion
「いらっしゃいませー」
元気な声がイベント会場に響く。
ルカさんの会社の移動自動車のカフェ、「ドナドナ号」が、
会場の一角にとまっていた。
東京・有明のビッグサイトで開かれている
「エコロジー・フェア」の会場。
ドナドナ号は、クッキーと、おいしいコーヒーを積んで、イベントに参加した。
スタッフの、ル...玩具屋カイくんの販売日誌 (35) 動き出したドナドナ号
tamaonion
「やった!やった!デフォ子さん!」
ルコちゃんが、メールを印刷した紙をひらひらさせながら、飛んできた。
「どうしたの?」
雑貨店「つんでれ」の売場に立っていたデフォ子さんは、
あいかわらず、のんびりした調子で聞いた。
「ほら、これです」
ルコちゃんが見せた紙には、“キッズ・グッド・デザイン賞ノミネー...玩具屋カイくんの販売日誌 (34) デフォ子さんの事務所 計画
tamaonion
雑貨店「つんでれ」の近くにある、テッドさんの事務所「重音舎」(かさねしゃ)。
テトさん、デフォ子さん、テッドさんの3人が机を囲んで話をしていた。
「だいじょうぶ、ウタちゃんならできるって」
「そうかな」
デフォ子さんは、テトさんのことばに頬を赤くしてうなずいた。
ちなみにウタとは、デフォ子さんの本名...玩具屋カイくんの販売日誌 (26) グッズ化!クロミク・ドール
tamaonion
ソニカさんは、自分が勤めるゼロジー文具で、新しく作る商品「ミク人形グッズ」の話をするため、
郊外にある、テトさんのお店「つんでれ」にやってきた。
おもちゃ屋のキディディ・ランドで見た、手作りのぬいぐるみを気に入り、商品化することにしたのだ。
カイくんに書いてもらった地図を頼りに歩くと、静かな住宅地の...玩具屋カイくんの販売日誌 (22) テトさんたちのミク人形
tamaonion
☆*゜・。
奥間の前まで着いて、芽衣斗はもう一度確認するように二人のほうへ目を向けた。すると、驚いたことに平然としている怜のとなりで芽衣子が怯えたように震えていたのだ。
「だ、大丈夫か?」
「…。芽衣斗、演技よ、演技。こっちのほうがつかまっちゃったみたいでリアリテ...満月の夜に Ⅸ
リオン
-WELCOME-
「ようこそいらっしゃいました」
門の前で赤黒い可笑しな色の兎が頭を下げた。
「…地獄の入り口へ」
そういった途端、兎の皮がはがれて中にいた“何か”がうごめいてきぐるみを破くと、襲い掛かってくるのだ。恐ろしく歪な何かが。黒くうねうねと動くそれはもは...鏡の悪魔Ⅱ 2
リオン
アイ・ストーリー
第二話番外編「大切な人」 続き
翌朝、私はKAITO達の様子を見に自分の家に戻ると
MEIKOさんとミクちゃんしか居なかった。
MEIKOさんはKAITOとレン君とルカさんは三人で出掛けたって
言ってたけど、ちょっと意外な三人組ね。何処行ったんだろう……?
「ね、美冬ちゃん。リン...アイ・ストーリー 第二話番外編の続き
氷雨=*Fortuna†
Twelve forever...
Twelve's my heart...
君の手帳の中には未来があった
今年どころか来年のカレンダーまで
「必要ないのにな」そう笑った君
時をおくる身体 僕だけ残して
歩いていくの?
Twelve forever そのときまで
僕は君と 歌をうたう
Twelve'...Twelve's my heart
ariwory
【UTAU】欲音ルコ大地に立つ!【妄想劇場】
大学進学を控えた、ある寒い日
私は出会った
眩しい光に包まれたステージの上で、ライトよりも眩しく輝く少女「初音ミク」と
ミクさんと一緒に歌いたい。一緒にステージに立ちたい
その思いだけで大学進学を辞め、家出同然で上京した
大学に進学した先輩の家に居候しな...【UTAU】欲音ルコ大地に立つ!【妄想劇場】
エントツ