タグ:氷山キヨテル
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ハァー ホホイのホイのホイの
猫村音頭
(ヨーイヨイ)
ユキちゃんに前から抱きついて
どんな顔するか眺めてみたら
探査機「はやぶさ」 飛んできて
吹っ飛ばされた
(おかえり~)
ハァー チョチョイのチョイのチョイの
猫村音頭...猫村音頭
まねお/3連P
A
月の光で 影絵芝居
扉を開けて アリアを歌え
手を取って その瞳を見た
まるで暗闇 ギニョルは踊る
逃げるウサギ 狩りは今すぐ
太陽嫌いのアリスが笑う
捕まえた?捕まえて 罠にかけて
実在の証明 反射する
B...アリスが吸血鬼な不思議の国【タイトル絶賛未定】
遠影
終電が行ってしまった。
私は今、キヨテルさんの胸の中にいる。
(ど、どうしてこうなった・・・!)
まさにそんな状況。
「あの・・・?」
キヨテルさんは我に返ったようで、慌てて私を離した。
「すすすすみません!!!早く電車・・・あ!行っちゃったから終電待ち・・・」
「さっきのが終電なんですが・・・」
...社内恋愛【部下の前に、女なんですッ!】 14
どーぱみんチキン
月を臨む背中に 止まるとある報せ
独りきりで紡ぐは 風の精の調べ
ほうき星の願いも 伝えよう彼方まで
青空が眠ってる 夜を駆けて架けて
君の声 君の唄
掴みたい心さえ
届かない 届けたい
星屑が散るまえに
救い望む永遠(じかん)に 落ちる過ぎる痛み
傷の痕に染み入る 風の精の調べ...シルフとノクターン【♪】
ふぎ
数えきれない 夜を這い
抑えられない 欲を吐く
絡まる肌の 誘惑に
抗[あらが]えないまま 崩れ落ちて
隠しきれない 嘘を噛み
拭いきれない 傷を掻く
痛みを哂[わら]う 唇が
重なる端から 解ける
蝕まれてゆく 歪な感情
掻き混ぜ乱れる 刹那の情動...siren xxx
yuyun
「覚悟、してください…。先生」
ミキは言った。
「もうとっくに覚悟できていますよ」
困ったように笑いながら、キヨテルは言った。
ナイフを大きく振り上げると、怪しく刃が光った。
――ゴトッ
音が鳴った。玄関のほうからだ。
「誰か…いるんですか」
体中が震え、動けなくなった。ユキは、底知れぬ...鏡の悪魔Ⅴ 27
リオン
「お疲れ様でした!雑誌の方は来月お届けしますので、楽しみにしていてくださいね!」
『お疲れ様でしたー!』
雑談などで盛り上がって、帰る頃にはもう辺りは薄暗くなっていた。
「あー・・・寒」
くしゅんっと、可愛くもないくしゃみをする。
昼間はそんなに寒くなかったせいで、私はコートを着てきていなかった。
...社内恋愛【部下の前に、女なんですッ!】 13
どーぱみんチキン
まるで壊れたように笑う姉の声を、ユキはカタカタと震えながら聞いていた。
どうしよう、先生が危ない…!
「…いいんですよね? 殺しても」
「どうぞ。好きにしてください。その代わり、これ以上鏡音君たちに手出しはしないでください」
「ええ…。いいでしょう」
「それと、もうひとつ…」
「なんですか、まだ...鏡の悪魔Ⅴ 26
リオン
部屋の中にいた三人のうち、小さな侵入者に気がついたのは、キヨテルだけであった。
小さな侵入者はキヨテルに向かって、唇に人差し指を当てて、シー、とやって見せた。
「どうかしましたか」
「え、あ、いえ、ちょっと虫が…」
虫扱いされたユキは少々怒りを覚えたが、その程度で怒り狂うほどお子様ではないので...鏡の悪魔Ⅴ 25
リオン
りんごが、ランドセルの中でごろごろと音を鳴らした。体の小さいユキからするとずいぶん重いが、特に入れるものもないランドセルを背負っているのも雰囲気が出ないので、好物のりんごを入れてあるのだ。真っ赤なランドセルに真っ赤なりんごは、ピカピカと光沢があって、いかにもおいしそうだった。
「先生…」
つぶや...鏡の悪魔Ⅴ 23
リオン
しばし、無音の時間が続いた。
それが数分だったのか、数十分だったのか、もしかしたら五分もたっていなかったのかもしれないが、そんな時間の感覚でさえ麻痺するような空気があったのである。
「おい、あんた――」
「黙っていてください。自分の立場くらい、わきまえてくださいね。私はいつでもあなたを殺せる。あ...鏡の悪魔Ⅴ 22
リオン
かび臭いにおい…。
まるで、『あのとき』に戻ったように不快なにおい…。
目に浮かぶ、灰色の天井とおりのような鉄格子。
「なんで…」
思わずつぶやいた自分の声で、レンは目を覚ました。勿論、天井は高く、灰色なんかじゃないし、鉄格子もない。しかし、ぼんやりとしたほの暗い、その雰囲気は妙に地下牢に似...鏡の悪魔Ⅴ 21
リオン
メイコに一通りのことを話し終えたレンは、ミキの部屋の前にいた。
「あれ」
ミキがいるはずの部屋のドアを開き、レンは言った。
「ミキ、さん?」
部屋の中を見回してみたが、ミキの姿はない。それどころか、ミキが持ってきたはずのかばんから何から、一通りのものがなくなっていた。まるで、夜逃げでもしたよう...鏡の悪魔Ⅴ 20
リオン
「先生、今日はお休み…」
ユキがキヨテルにそっと話しかけた。
「ああ、はい。今日はゆっくり出来ます」
微笑んで答えてやると、ユキは安心したように微笑を返し、テーブルの上に並べられたその日の朝食に手を伸ばした。トーストに、小さくてきれいに焼かれた目玉焼きとベーコン、そして牛乳という、特に代わり映え...鏡の悪魔Ⅴ 15
リオン
チリン、とかわいらしい鈴の音が、まるで風鈴のように涼しげだった。風になびくほど長くもない黒髪も、彼女の幼くも整った顔立ちによく似合う、清純な印象を与えた。山吹色の瞳が、純粋な少女らしくよく似合う。真っ赤なオーバーオールのスカートが、彼女の色白な肌を際立たせた。ばら色に色づいた頬、華奢な体つき…。す...
鏡の悪魔Ⅴ 14
リオン
「…お疲れ様、リンちゃん」
授業が終わって死んだようにぐったりとしているリンを気遣って、ミクが声をかけると、リンは力なくうなずいた。
「バカ、あれだけでなんで寝不足になるんだよ」
レンのほうは少し眠い程度で、まだまだ我慢できるらしい。
「だってぇ…。あの後、眠れなくなっちゃったんだもん…」
リ...鏡の悪魔Ⅴ 13
リオン
わからないことはありますか 複雑に考えてませんか
答えを探すお手伝い してもいいですか
ねえ どうしたの? そんなにうつむいてさ
一人 悩んでる? 理由聞いていいかな
わからないことはありますか 複雑に考えてませんか
答えを探すお手伝い してもいいですか
ねえ どうしたの? 眉間にシワよってるよ
前...Your Answer
春乃ねむり
「それで…」
言っていいものか、とキヨテルはしばらく困ったように同じ言葉を繰り返していたが、十五回ほど「それで…」を繰り返した後、思い切ったように顔を上げた。
「私に協力してもらえませんかっ!?」
ずいっと二人につめより、前のめりになったキヨテルの勢いに圧倒され、リンとレンは思わず「ハイ」といい...鏡の悪魔Ⅴ 7
リオン
次の日、二人が学校へやってきて教室に入ると、ミクがすばやくリンの席に近寄ってきた。
「あ、おはよ、ミクちゃん」
「うん、おはよう。ね、リンちゃん、手、出して」
「え? えっと、こう?」
いわれたとおりにリンが手を出してやると、ミクが制服のポケットから紐のようなものを取り出した。
「何、それ?」
「...鏡の悪魔Ⅴ 6
リオン
いよいよ、海斗、旅立ちのとき、です!
※注意
・時代設定が、若干ズボラです。
・あくまで、私の想像です。キャラクターイメージが違う、というところがあるかもしれません。
・KAITO→海斗、MEIKO→芽衣子、となっています。
・名前の捏造っぽいところがあります(がくぽ→樂十とか)
・自己設定の、架空...番凩・17 act1 つづる言の葉、紅一葉
愛夢☆ソライト
-雰囲気-
「えー…。今日から新しい先生が来る…はずなんですが」
戸惑いながら、担任は言った。
「遅れているよう…ですね」
数学の時間だった。
うわさの臨時教師とやらは赴任初日に、思い切り遅刻をしているらしい。まあ、生徒たちからしてみれば、自習にでもしてもらってバカ騒ぎして...鏡の悪魔Ⅴ 2
リオン
「可愛い・・・ですか」
「え、あ、はい・・・」
男の人に『可愛い』なんて失礼だったかな・・・
「学校の奴らに言いふらしてやろうか!」
「キヨテルが女の人から可愛いって言われて照れてたって!」
「やめてください!」
キヨテルさんは真っ赤になりながら、冷やかすリンちゃんとレン君を追いかけた。
「もー!二...社内恋愛【部下の前に、女なんですッ!】 12
どーぱみんチキン
部屋に入った途端、黒縁眼鏡をかけてカメラを持った、カメラマンらしき男がフラッシュを光らせた。
「あ!皆さんお待ちしてまし・・・」
「いきなりびっくりすんじゃない!ったくもー!!」
カメラマンが言う前にリンちゃんが怒って言った。
「あはは・・・ごめんね。君は・・・双子の鏡音リンちゃん、だっけ?ハーフの...社内恋愛【部下の前に、女なんですッ!】 10
どーぱみんチキン
「でかい・・・」
撮影場所は確かにここで合ってるはず。
でも・・・
「何階建て?」
でかすぎっ!!
うちの会社のビルより高さは高い!
それにデカイ!
もう一回手元の地図を見て場所を確認し、固唾を呑んで建物の中に入った。
目の前の白いドアをノックして、ドアノブに手をかけた。
「失礼しま・・・ぶっ!」...社内恋愛【部下の前に、女なんですッ!】 9
どーぱみんチキン
亀ペースですが、次行きます!
※注意
・カイメイ風味があります。・時代設定が、若干ズボラです。
・あくまで、私の想像です。キャラクターイメージが違う、というところがあるかもしれません。
・KAITO→海斗、MEIKO→芽衣子、となっています。
・名前の捏造っぽいところがあります(がくぽ→樂十とか)
...番凩・16 act3 紅、伝説、巫女、そして──。
愛夢☆ソライト
ひとつ ふたつ 辿る 影ぼうし
くちびるを掠めた
凍えるような 突き抜けるような 薄荷水の香り
ふたつ みっつ 遠く 鐘の音
冷たい左手を
つつみこんだら ゆるくとかしてく あなたのてのひらが
消えてしまうまで
明日が来るまで
ねぇ どうか もうすこし眠っててよ
なぞって はじけた ほしくずさがし...ほしくずさがし
思宮瑞月
※大したことはありませんが、少しだけオトナの描写があります※
閲覧になる際はご注意ください【カイメイ】扉の隙間
キョン子
※大したことはありませんが、少しだけオトナの描写があります※
閲覧の祭はご注意ください。【カイメイ】赤の刻印
キョン子
ずっと見ていてくれた人がいる
僕のすべてを知った上で 見ててくれる
すさんで荒れて君を傷つけても
君はいつでも そばに居てくれた
心から感謝します
どんなに傷つけて 壊れてしまっても
君の笑顔で 僕は立ち直れた
ありがとうと言えない僕だから
さようならと言えない僕だから
君のために今すべてをささげて...カーネーションと共に…
癒音@怜泉
とある休み時間の事だった。
「たたたたた大変だああああああ!!」
次は自分の得意とする古文の時間なので上機嫌で机から教科書を掘り出していた我の耳に、その声は雷鳴のように響いた。即座に脳から発せられた信号に従い、ほぼ反射的に耳を手の平で覆う。キーンという音しか拾えなくなった耳を押さえながら、我は自分の...巡り会えたこの場所で 6
蘭 久音