さあさ始まるこの怪しい宴。

あるものは笑い、あるものは泣き、またあるものは怒り狂う。
そんな狂乱じみた日常と幻想の狭間で揺れる宴。

1.始まり。

時は平成27年。
失われた10年とも20年とも言われる時代を乗り越えつつある現在。
それでも、旧体制にしがみつこうとする、。国賊に天罰を。

何が罪か?と問われたら、存在自体が罪なのだ。
と返そう。


そう、おわりなき地獄。
この世がまだ救いがある、と思えるほど徹底的な地獄。

昔話をしましょうか。
そんなことを敷石の上に座って語り出す少年がいた。
いえね、私は・・・

だんだん声が遠くなる。
あれ、ココはどこだ?
・・・思い出せない。

あーあなたは死んだんですよー。
カラッと言い切る少年。

!?

いや、ちょっと待て。

待ちませんよー。
私はアナタをこれから地獄に連れて行かなきゃいけないんですからねー。

え?

言う間もなく時空が揺らぐ。
いや、落ちる。
落ちている。
狭間に吸い込まれる。

たすけ・・・
その声は最後まで言われることなく、そいつは吸い込まれた。

無限地獄という末期地獄へ。

お前の罪はそれほどなのだ。
許しを請うてももう遅い。
お前は逃げすぎた。
どうしようもなく逃げすぎた。
だから、こうして閉じ込めるしかないのだ。

時は遡ること数年前。

地獄の門が開く事態を作った張本人。
名を・・・・。
ふむ、どうやら、ここは最後の情けらしい。
見事に名前が伏せられている。

まぁ、いいや。
もう名前は関係なくなる世界なのだから。

おつかれ、ヘルキャット。

地獄の門番が労いの言葉をかける。
そう、ボクはヘルキャット。
地獄への道先案内人。
悪いことをした奴を現世から引き取るお仕事。

あぁ、そうそう。
名前のimageからは離れたほうがいい。
ボクは、形をもたないのだ。
もてないのかもしれない。
そんな哲学的なことはいいんだ。
地獄の釜にでも捨てておけ。

ボクは猫じゃない。
それだけは確かだ。

君たちの住んでいる、現世とボクの住んでいる地獄。
システム的には変わらないから、安心して堕ちてくるといい。
現世がマシだった!と思えるくらい、こき使ってあげるから。

もはや恍惚の表情を浮かべるヘルキャット。
罪人のなかで最後まで改心しなかったもの。
自殺者。
あとは、女性のアナルを開発した人。

こいつらのお引き取りが主なお仕事さ。

あー、ちなみに天国もシステム的には現世と大差ないから、余り期待しないように。
ゼウスがマリアにしょっちゅう怒られてるとか聞いたら幻滅するでしょ?

あっちは完全に女性に主導権とられてんのよ。
大変だよね。

あ、そろそろ、コイツ起こすか。

おもむろに、バールのようなものを取り出し、先ほどの罪人に振り下ろす。
死んでいるからもう死なないのだが、それでも痛いらしく、断末魔の悲鳴をあげる。

おや、まだ叫ぶ元気があるのか。。。
フン!
。。。

よし、静かになったね。

オッホン
咳払いをすると、オリエンテーションを始める。

地獄の過ごし方、関係の確認。
などなど。
あれ、地獄のほうが待遇いいかもしれない。

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goodbye,Hellcat

地獄に落ちたとある人の成れの果てのお話。

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投稿日:2015/10/15 00:49:21

文字数:1,327文字

カテゴリ:小説

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