制限速度を振り切って
負の螺旋の日常から逃げるの
さよなら、愛した人よ
あたしはもう振り向かない、
振り向けない
1
決められるのが怖くて
包まれてしまうのが憎くて
世話焼きな人の笑顔の裏に
何かあるんじゃないかと思って
被害妄想気味な毎日に
夢のような終止符を
回り、廻り、視界が周り
意識を手放しそうになる
迫りくる背徳感でもいい
何でもいいの
誰かあたしをもっと速くして
全てを忘れられるくらい
例えるならあの渦のように
制限速度を無視してさ
世の均衡と無情を感じてみる
またね、愛する人よ
あなたはもう振り向かない、
既に居ない
2
恐れられるのが何だか好きで
その癖壁が出来るのが嫌い
馬鹿正直なその眼(まなこ)に
まだ何か隠してるんじゃない?早く出せ、
不平等に成り立つ毎日に
夢のような終焉を
どうせいつか壊れてしまうなら
憧れも恋慕も情も巻き込んで
果てしない無力感でもいい
何でもいいの
誰かあたしを減速させて
それは単なる夢物語と
早く教えて、あたしは独りきり
制限速度を思い出し
世のシステムに気づき緩やかに
ハロー、愛せぬ人よ
あたしはもう振り向かない、
あなた誰?
*
愛したい願望と
愛されたい欲望は
暴れても泣いても叫んでも
消えてくれないから
制限速度に合わせてさ
大海原に身を投げて止まる
お別れ、愛すべき人
あたしはもう独りじゃない
もう視界は晴れきった
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