『それは私が七つの時、
口減らしのために、
売られたのが始まり。
迎えに来ると云った母は、
何日経っても、
迎えに来ませんでした…。』
明かりを点けませう 行灯に
仄昏(ホノグラ)き襖に映る影
奇麗に着飾った 籠の鳥
籬(マガキ)の向こう側を夢視て
お花をあげませう 黄金色(コガネイロ)
絢爛豪華なかんざし添え
揺れるその光を導(シルベ)にし
今宵もてふ(チョウ)達が舞い降りる
偽りの営みのなか
触れた場処から火がついて
熱くなる体と裏腹に
心だけが冷えてゆくなんて
此処は吉原 嘘の町
買って嬉しい 花一匁
誰も私に“私”など
求めてはいないのです
此処は吉原 花の町
咲いて散って 一夜の契り
この人だけはと思えど
真実は残酷で
貴男は 今宵も
振り返る事無く
行ってしまわれるのですね
『春の桜に夏の青葉、
秋の月と冬の雪、
懐かしき景色。
どんなに体が汚れても、
思い出の故郷(フルサト)は、
いつも美しいまま…。』
願掛けをしませう 千羽鶴
祈りは喘ぎに掻き消されて
はだけた間(アワイ)へと のびる指
今だけは私を見てくれる
欲望と慰みの末
涙ばかりが降り注ぐ
白い肌に刻みこむアトは
貴男を忘れぬための刺青(シセイ)
此処は吉原 嘘の町
買って嬉しい 花一匁
駆け引きなどいりませぬ
思うまま感じ合って
此処は吉原 色の町
褪せてゆくは 私の心
貴男の言葉一つでも
こんなに乱れるのに
抱かれて 吐息を
切なげに漏らすも
虚しさだけが増すばかり
崖ニ咲ヒタ華ノヤウニ
手ノ届カヌ オ人ヨ
モシモ叶フノナラバ
ダウカ 連レテ行ツテ下サイ
此処は吉原 嘘の町
買って嬉しい 花一匁
誰も私に“私”など
求めてはいないのです
此処は吉原 花の町
咲いて散って 一夜の契り
この人だけはと思えど
真実は残酷で
此処は吉原 色の町
褪せてゆくは 私の心
貴男の言葉一つでも
こんなに乱れるのに
貴男は 私に
愛の一つも無く
去ってしまわれるのですね
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