私の名はカイル=マーロン。
通称“青ノ国”の王だ。
近々“黄ノ国”ことルシフェニアの王女、リリアンヌとの結婚を控えている。
しかし、私は恋をしてしまった。
ミカエラという、緑の髪の娘に───────………
【小説「悪ノ娘」完結祝い】青ノ王と狂おしい娘たち【小説に土下座しろ】
「やぁ、ミカエラ」
「カイル…また来たんですね」
私が彼女の仕事場に顔を出したとたんに溜息をつくミカエラ。
はは、また来たんだよ。君が好きだから。
「ミカエラ」
「何ですか?」
ミカエラは洗濯物を洗っている為、こちらに見向きもせず返事をする。
こっちは一応王だっていうのに、なんて態度なんだろうか。
「君が好k「タヒれ」
…………
んん!?
おかしいな。今、ミカエラの口から言ってはいけない暴言が聞こえたような……
「もう一回言ってやるよ……タヒれ」
「…………」
すみません、
「泣いていいですk「黙れ」
…………
「うわぁぁぁぁぁぁああああああああぁぁぁぁぁぁんんn」
「ウザッ(×百)」
ミカエラ、君はどれだけ心が捻じ曲がったんだい!!??
君はそんなに毒舌じゃなかっただろう!!??
「ミカエラどうしたんd「さぁ、跪きなさい!」
「orz」
よくわかんないけど跪きます!
ハッ「なんでリリアンヌの口癖を…」
「なんとなく」
なんとなくかい!
それにしてもなんなんだ今日のミカエラは。っていうか、この人は本当のミカエラなのか?
そのとき、
「くらえ!
『この偉大なるリリアンヌ様の前でよく他人の命令を聞いて跪きやがったなキーーーック』!!!」
「ぐへばッ」
何だよその技名は!?なんか色々と長いぞ!?
しかもめっちゃ痛いよ!?
「リ…リリアンヌ!」
「ふふふ、カイル兄様……この偉大なるわらわの前でよく(ry
っつーことで、跪け」
何故!?
「跪いたら、特別に顔を踏ませてやるぞ」
やってほしくないよ!?
あぁ、ミカエラ助けて…
「私もカイルの顔が踏まれて、そのうち飽きられて雑巾のようにぼろぼろになって、独りぼっちで海を眺めていもけんぴを食べる姿が見たいわ」
長いよ!しかもそのうち飽きられるんだね!顔踏んどいて!!
しかも何故いもけんぴ!?なんで!?
っていうか君は私が踏まれてもいいんだね!!!???
「て……っていうか、なんでリリアンヌがいるんだ?確か君は外には出ないはずだぞ?」
「理由は簡単よそれは…」
心を悔い改めたとか?…いや、ないか。ドSのところから考えて。
「これが『雪りんご』という奴が書いている世界だからよ。
もしこれが由緒正しき『悪ノP』様が書いていれば、今頃はエルフェゴート侵略ね」
雪りんごさーーん!しっかりして!マジメに!!
っていうか、リリアンヌ。君でも悪ノPに「様」をつけるんだね。心外だよ。
「わぁ、こわぁぁい。
もしかしたら今頃私、カイルが『「色欲」の悪魔』に囚われてたせいもあって、金の髪の刺客にナイフ で胸を刺されてたのかもしれなかったんだ~」
はい、また台詞長いね~。
しかもネタバレやめようね~。
あと、完璧私のせいにしようとしてるだろ。(まぁ、あながち間違ってはいないが)
「そいうこと。まぁ大体説明が終わったところで…」
リリアンヌとミカエラがいっせいにこっちに向く。
なんとなく、次に何言われるかがわかるんだが……
「「さぁ、跪きなさい!」」
「orz」
私は0′1秒で跪く。─────もちろん、ミカエラに対して。
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ご意見・ご感想
雪葉
ご意見・ご感想
おい、バカイル(こら
もう完結かぁ・・・早いね~
あれでしょ?金の髪はあのサイドテールの(ネタバレすんなし
ひざまずかれたらまずロードローラーで引かなきゃね!
いもけんぴうめぇ。そしていもけんぴアイス食いてぇ
失礼しました
2012/03/23 20:54:31
雪りんご*イン率低下
雪葉s≫メッセありがとうございます!
おい、バカイル(やめれ
早いですよね?。嬉しいような、寂しいような境遇にいます(´・ω・`)
でも「七つの大罪」シリーズがノベル化するようです!やったね☆←
そうです。金の髪はあのサイドテールの(ネタバレするな
しかもその人カイルのいもうt(だからやめれ
よし、じゃあレンに頼んでRRを持ってきてもらおう!(((
ウチも最近初めていもけんぴ食べたら美味しかったです。
食べたい。いもけんぴが無性に食べたい。
いえいえ、こちらこそ失礼しました。
2012/03/23 21:14:20