A
宵の口に朱き陽を見て
遙か古(いにしえ)に想い馳せる
砂の一粒が積もる末に
つのる頂(いただき)を仰ぐ調べ
B
せせらぐ流れは留まらず
やがて龍 昇る滝と成る
S
変若(をつ)とふ水へと身を禊(みそ)ぎ
此処に踊れや 鬼影剣舞(おにかげけんぶ)
赫(かが)よえる月が照らし出す
其の貌(かんばせ)は げに麗しき弓
A
深き夜の闇の波間に
黒き眠れ得ぬ蝶が泳ぐ
蜜に誘われて翅を休め
沈む時のなか溶けて消えた
B
綾(あや)なす宿命(さだめ)は解(ほど)けずに
やがて空 翔ける星と成る
S
変若とふ水へと身を禊ぎ
此処に踊れや 鬼影剣舞
赫よえる月が照らし出す
其の貌は げに麗しき弓
S
過(あやま)たず射るは正鵠(せいこく)ぞ
魔を破れ、風切る弦(つる)の音よ
朱鷺の薄紅に草薙(くさなぎ)よ
清き一太刀して禍事(まがごと)祓え
SR
変若とふ水へと身を禊ぎ
此処に踊れや 鬼影剣舞
赫よえる月が照らし出す
其の貌は げに麗しき弓
SL
ゆらりゆらり揺れる灯よ
天高く陽炎添え給え
はらりはらり舞い落つるは
椛(もみじ)か涙か星屑か
鬼影剣舞
サブタイトルは-をつとふ水、かがよふ月-でした。
をつとう=若返る
草薙=日本国の公式な神剣、朱鷺の羽で装飾されていたと言われているが既に消失または海に沈んでいると伝えられる。
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