ブックマークした作品
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<ディアフレ番外編 ミクとルカのアキバ'sクリスマス・後編>
(アキバのメインストリート ローラの知育玩具屋)
しばらく行くと、外人さんがやっている、ちと胡散臭い感じの出店を見つけました。ルカとミクは、その外人さんが、あのローラに似ていたので、少し距離を取って様子を見ることにしました。
そんな時...ディアフレ番外編 ミクとルカのアキバ'sクリスマス・後編
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<ディアフレ番外編 ミクとルカのアキバ'sクリスマス・前編>
シャンシャンシャン タタターン クリスーマスー♪
アキバの街は、“今日1日で思いっきり稼ぐぞ!”モード全開でした。街のお店柄、総合家電店、パソコン店、パソコンパーツ店、ゲームソフト店、漫画アニメ関係店、など、サブカルチャー系がほとんど...ディアフレ番外編 ミクとルカのアキバ'sクリスマス・前編
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<部室棟へ♪特別編 クリスマスマルシェ珍道中>
ミキ:升太さ~ん、また私とテトちゃん、両方同伴のクリスマスなんですか?
升太:? なんかおかしかったかな?
ミキ:クリスマスなんて大事な日位、そろそろテトちゃん一人に絞った方がいいんじゃないですか?
テト:そんなことないです! 私は必ずや、升太とミキさ...部室棟へ♪特別編 クリスマスマルシェ珍道中
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<サンタ・ミクロースのクリスマス奮闘記>
(12月24日 午後5時 サンタの国)
ニコライ(サンタ・クロース):ミクロースや、すまんが今年のクリスマスプレゼント配り、頼まれてくれんかのぉ、いたた。
ミクロース:おじいちゃん!、ぎっくり腰なんだから無理しないでミク。プレゼント配りの事、言われなくても立...サンタ・ミクロースのクリスマス奮闘記
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<Dear My Friends! 第2期 第40話 プロト・ルォ>
(2016年3月9日 ニホン国 トウキョウ アキバ 雑居ビル(以下、アキバ地下研究所)B2F)
B2Fに降りた一行を待ち受けていたのは、試作ギアが2体、テイマー能力の試験型のマカが1体だった。
マカ:…ロックが不正に解除された場...Dear My Friends! 第2期 第40話 プロト・ルォ
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<ボカロット特別編 ミクとアペンド刑事の聖夜のアキバ24時>
“(未来の)警察・刑事課特殊車両(ボカロット)班・パイロット兼メカニック担当“のミクは、上司であり師匠であるアペンド刑事から、よりにもよって”12月24日“、つまり、クリスマスイブの日に、『指令』、を受けたのだった。
アペンド:ミク巡査、...ボカロット特別編 ミクとアペンド刑事の聖夜のアキバ24時
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暦君は、スマホの画面を見返した。
さっきの妙な着信の、履歴は無かった。
「おかしいなぁ。オレの勘違いだったのかな」
首をかしげながら、ポケットにしまう。
ともあれ、地下鉄は降りてしまった。はやく、ミクさんたちの所に向かわなければ。
あたりを見渡すと、向こうにバス停がある。
「そうだ、たしかこの辺から...玩具屋カイくんの販売日誌(276) ニコビレのみんな
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「この、“はっちゅーね”というのは、誰だ」
暦君はそう思った。
「おれ、寝ぼけて変な名前を登録したかな」
さっきの変な車内アナウンスといい、ほかの乗客が皆、ぐっすりと眠り込んでいることといい。
「変だなぁ」
そう思いながらも、どうも落ち着かない。
そろそろ、次の駅が近づいてくる。
彼が降りる駅は、あ...玩具屋カイくんの販売日誌(275) 暦君の途中下車
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妙な着信メール。
彼はメールを開いてみた。
そこにはこう書いてあった。
「ソノ電車、降りたほうがイイヨ。コヨミサン」
「なんだよ、このメール。誰だ?...“はっちゅーね”?」
わけがわからない。
自分で登録していないのに、文字で“はっちゅーね”と発信されるのも、変だ。
ガタン、ゴトン。
次の駅が、近...玩具屋カイくんの販売日誌(274) 地下鉄のアナウンス
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ミクさんとの通話を切って、暦君はスマホをしまった。
「コヨミさん、すみませんね。追い出しちゃうみたいで」
恐縮顔で言うオーナーに、彼は首を振った。
「いえいえ、いいんですよ。また明後日、お邪魔させてください」
「喜んで。お待ちしてます」
オーナーに挨拶をして、暦君たちは、スタジオの扉を出た。
いまま...玩具屋カイくんの販売日誌 地下鉄の着信(273)
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3人は顔を見合わせた。
ドールがしゃべった。
「しゃべったねえ」
おどけた調子で、ミクさんが言ったので、思わず皆は笑ってしまった。
「しっかし。こうヘンな事が続くと、もう驚かないよ」
つぶやくミクさんに、レイムさんが聞く。
「このキーホルダー、しゃべる機能ついてるの?」
「いえ。おなかを押すと、“は...玩具屋カイくんの販売日誌(272) はっちゅーねの予言
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ミクさんは、ぽかんとした顔で、レイムさんを見つめた。
「なんだか、不気味ねえ。ねえ、でも、サナギちゃんは、大丈夫なのかな」
そういって、腕時計に目をやる。
そして、ニガ笑いをしながら、紙魚子さんに向かって言った。
「きょうは、この話のほかに、これからの別の仕事のアイディアの、相談もしようかと思ってた...玩具屋カイくんの販売日誌(271) 行かない方がいいよ
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<Dear My Friends! 第2期 第39話 ロック解除>
(2016年3月9日 ニホン国 トウキョウ アキバ 雑居ビル(以下、アキバ地下研究所)B1F)
地下1Fへ通じる階段を降りた先には、いかにも地下施設らしい“セキュリティ装置”が設置された分厚い扉が待っていた。その扉に施されたセキュ...Dear My Friends! 第2期 第39話 ロック解除
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<Dear My Friends! 第2期 第38話 アキバ地下研究所>
(2016年3月9日 ニホン国 トウキョウ アキバ 人気の無い空き地)
イグゾウ:ふぅ~なんとか復活だ
マカ:こちら3人も、もう動ける。心配かけた
ミゥ:すみませんでした。こちらも大丈夫です
めぐみ:私も大丈夫だよ
時間酔い...Dear My Friends!第2期 第38話 アキバ地下研究所
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<Dear My Friends!第2期 第37話 2016年3月9日 アキバ>
(ヤマト国 オーエド地区 アキバ ベースキャンプ『デンカガイ』 中央広場)
次の日の早朝…
過去へ出発するメンツである、ルカ姫、テル、アペンド、リン、レン、学歩、めぐみ、ミゥ、ミズキ、ゆうま、りおん、マカ、チンシャ...Dear My Friends!第2期 第37話 2016年3月9日 アキバ
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●ボーカロイドの曲など、いわゆるユーザーが自分たちで作った、「DTM」(デスク・トップ・ミュージック)などで作られた音楽を、聴くのが好きです。
もっぱら「聴き専」ですが(笑)しかも以前ほど“のめり込んで”聴く機会も、ちょっと減り気味ですが。
それでもいわゆる「ボカロ」には、新しいキャラクターにも関心...<タマネギのエセ・エッセイ> ◆ ボカロは居るのか、居ないのか?
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●ジャズの催しに、足を運んできました。
毎年、日本で年に1度開かれる、“ジャズのお祭り”「東京ジャズ・フェスティバル」です。
「東京ジャズ」の愛称で知られていて、日本と世界各国からいろんなジャズ・ミュージシャンが出演してました。
ジャズ、といってもロックっぽい音楽のアーティストもいますし…。
民族音...<タマネギのブー録(ブーログ)> ◆ 「東京ジャズ」で感じたコト。音楽の楽しさ
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何度かの着信音の後に、「はい」と、リンちゃんの声がする。
「あ、リンちゃん」
ミクさんは話しを始める。
「そう、そうなの。うん、よかった」
うなずきながら、ホッとした表情になる。
「そう。でも、え?...うん、え?そうなの?」
スマホを耳に当て、ちょっと怪訝そうな表情になる彼女。
彼女の前で聞いてい...玩具屋カイくんの販売日誌(270) ちょんと切るぞ
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ミクさんは、聞き直した。
「ツクヨミ?」
「うん。社長より、エライ奴らしい。会長だか、名誉会長だか」
レイムさんは、意気込んで言う。
「じゃ、その人が、会社を仕切っているってワケね。月光企画を」
ミクさんが聞く。
すると、紙魚子さんが口をはさんだ。
「なんか、謎のヤツなんだよねー」
彼女は、かけてい...玩具屋カイくんの販売日誌(269) 月光企画の ツクヨミさん
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人の心を見透かすように話すレイムさん。
ミクさんは、少々面食らいながらも、思わず話にのめり込んで行った。
「事件が起こりそう、って...。いま、どんな感じなんですか」
問いかけるレイムさんに、説明するミクさん。
以前から、“勝手にしゃべりだす”とか、不思議なうわさがあった人形、“はっちゅーね”。
今...玩具屋カイくんの販売日誌(268) 謎の会社って?
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その時、部屋のドアを「トントン」とノックする音が。
「はぁい」
答えながら、紙魚子さんがドアに向かう。
部屋をのぞきこむように立っていたのは、レイムさんだった。
「ミクさん、こんにちは」
「お久しぶり、レイムさん」
椅子から立ち上がって、笑顔になるミクさん。
2人は、デフォ子さんがここに居たころに、...玩具屋カイくんの販売日誌(267) レイムさんの “カン” 冴える
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「レイムさんはね、妙に“カン”がするどいというか、ちょっと変わってるの」
紙魚子さんは、メガネを指で直しながら言った。
ミクさんは、笑って言う。
「うん。でもね、私もそういう“オカルト”っていうのかな? それを信じてる、っていう訳じゃ、ないの」
そういうと、ちょっと目を斜め上に向けて、考えながら言っ...玩具屋カイくんの販売日誌(266) “はっちゅーね”をめぐるアレコレ
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ミクさんの作った人形のブランド「はっちゅーね」。
その新製品のまわりで、何やら不思議な出来事が起き始めている...。
そんな予感をミクさんは抱いていた。
その思いを、彼女はいま目の前にいる紙魚子さんに、ぶつけてみることにした。
「原因が、ミクさんに?」
メガネをひとさし指で上げて、紙魚子さんは聞き返...玩具屋カイくんの販売日誌(265) 以前に、ひどい目に...
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「向こうの世界...?」
ミクさんはつぶやくように繰り返して、考え込む表情になった。
紙魚子さんも、何かを考えているようだった。
少したって、2人はほぼ同時に口を開いた。
「それで」
お互い、目を見合わせた。
ひと呼吸おいて、ミクさんが切り出す。
「きょう、ここにお邪魔したのも、そのことを伺おうと思...玩具屋カイくんの販売日誌(264)
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「ふぅむ。ミクさんの部屋の人形が、しゃべったんですね」
紙魚子さんはメガネのふちを押さえながら、聞き返す。
「で、その人形って、どんな人形なの?」
ミクさんは答える。
「ええ、それが、“はっちゅーね”の人形なの」
「はっちゅーね?」
「うん。私が作ってる製品なの。部屋にはいっぱい、置いてあるんです。...玩具屋カイくんの販売日誌(263) おしゃべり人形
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月光企画という会社について、話し始めた紙魚子さん。
明るい日差しが窓から差し込んできて、おだやかなひと時だった。
でも、話の内容は、それとは似合わない、ちょっと不気味なものになった。
「いろんなとこで、今までよく、聞いてきたのよ。“神隠し”が起こるってこと」
メガネの奥の大きな目をしばたかせて、彼女...玩具屋カイくんの販売日誌(262) 彼女の行方
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「サナギが、行方...不明」
「そうなんですよ。バンドのみんなで、連絡を取ろうとしてて。ちょっと用事があってね」
コヨミ君は、困ったような声で言った。
「でも、昨日からどこにいるのか、わからないんだ。家にも、帰ってないみたいだし」
立ちつくすリンちゃん。コヨミ君は言う。
「何かわかったら、連絡します...玩具屋カイくんの販売日誌(261) 起こっちゃった!?
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通話の向こうで、ミクさんまであわて出したようなので、リンちゃんは変だな、と思った。
「そうね、紙魚子さんに聞いてみよう。何か、わかるかも」
ミクさんの、つぶやくような声が聞こえた。
リンちゃんは、聞いてみた。
「あのー、サナギが、どうかしたの?」
「うん」
はっきりとは答えずに、ミクさんは言った。
...玩具屋カイくんの販売日誌(260) リンちゃんは無事だ!
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けわしい表情のベニスズメさんは、リンちゃんの方を振り返って、言った。
「仕事、長いあいだ、お疲れ様でしたね。リンちゃん。気をつけて帰ってね」
そして、あたふたとホテルの部屋を出て行ってしまった。
ひとり取り残されたリンちゃんは、しばらくポカンと、ベッドの縁に座ったままだった。
さっきから、手に握った...玩具屋カイくんの販売日誌(259) ささげものの攻防
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ベッドに座るリンちゃんの顔をのぞき込みながら、ベニスズメさんは言う。
「よかった。出ないでくれて。無事で、よかった」
ぼんやりとする頭を、自分の片手で叩きながら、リンちゃんはつぶやいた。
「あたし、眠っちゃってたんだ…」
だんだん、頭がはっきりとしてくる。そして、少しずつ記憶がよみがえってきた。
「...玩具屋カイくんの販売日誌(258) 無事で、よかった…?
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