ブクマつながり
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二月の札幌。
例年寒くなる時期だが、今年は特に冷え込みが厳しい。
一番早く起きたルカがストーブに火をいれる。
「…冷えるわね。あ、雪すごい積もってる」
ミクやリン、レンも起きてきて、みんなで朝食のテーブルを囲む。
今日はホットケーキだ。
「レン、出てきた? ウミウシ婆ばあ」
メープルシロップをかけな...双子だからって裸はダメ!
ピーナッツ
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(前編からの続きです)
☆
深夜二時。ベッドでリンがふと目を覚ました。
枕がぐっしょりしている。
(…そっか、泣きながら眠っちゃったんだ…)
パエリアと四葉Pのことを思い出して、胸がチクリとした。
…喉渇いた。
リンはもそもそとベッドから起き上がった。
常夜灯だけがついた薄暗いキッチン。
...ラノベにおけるおかゆの効果について(後編)
ピーナッツ
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ミクと鶴田社長、幸子夫人は固い握手を交わし、工場を後にした。
社長と夫人はミクとレンの姿が見えなくなるまで、何度も頭を下げ、手を振っていた。
「ミク姉、いいの? あんな大金貸しちゃって?」
大通りでタクシーを待ちながら、レンが聞いた。
「大丈夫よ。鶴田社長、いい人だったでしょ」
「いい人だとは思うけ...初音ミクの再建 ~ネギ煎餅の北斗製菓を救え~(後編)
ピーナッツ
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朝から雨が降っていた。
しとしとと弱い雨だが、同じ調子でずっと降り続いている。
空は均一な灰色の雲に覆われ、当分やむ気配はない。
朝食のテーブル。
ミク、ルカ、リン、レンの四人が食卓を囲んでいる。
「ルカ姉、今日あたしが夕飯作っていい?」
フレンチトーストをかじりながらリンが聞いた。
「いいけど、何...ラノベにおけるおかゆの効果について(前編)
ピーナッツ
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ミク、ルカ、リン、レンの四人はクリプトンから与えられた立派なマンションに住んでいる。
リビングの隣には防音のレッスンルームがあり、音響機器が一通り揃っているばかりでなく、結構な広さがあってダンスのレッスンもできるようになっている。
今日はミクとルカが新曲の振り付けを練習している。
「ねえ、ルカ、腰の...「ルカ、おっぱい揉んで」(前編)
ピーナッツ
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(前編からの続きです)
「…ミク、ジェンダーとか勝手にパラメータ変えてない?」
スーパーセロPの自宅。
シンセサイザーやミキサーなど音響機器が所狭しと並んだ部屋で、ミクは新曲の調教を受けていた。
いつもより手こずるので首をかしげていたセロだが、どうやら原因に気が付いたようだ。
勝手をしていたのがばれ...「ルカ、おっぱい揉んで」(後編)
ピーナッツ
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昼下がりのリビング。けだるい時間が流れている。
リンとレンは新曲のレコーディングに行っていて、ミクとルカが家に残っていた。
二人は長いソファの左右に座って、ルカはファッション雑誌を、ミクはテレビを見ている。
ミクが全然テレビに集中していないことに、ルカは気付いていた。
視線がときおり自分に向けられる...ルカ、キスしたことある?
ピーナッツ
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俺はどうしようもなく動揺している。
もともと俺はモテなかったし
恋愛とは縁遠かったからかもしれない。
だが今、俺は告白されている。
手汗が尋常じゃない。
体中が心臓のようにバクバクしている。
普通のクラスメイトとかなら
なんとか対応できたかもしれない。
だが今、
たった今俺に告白したのは...【レンリンss】 I don't know.
ジェニファー酒井さん
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「ねぇレン、私を殺して・・・」
リンが俺にまたがりながら、潤んだ瞳で言った。
「分かったよ、リン・・・」
俺はリンの首に手をかけた。
第一章 日常
ここはブルーベリーの栽培が盛ん...ちょっとヤンデレ・リンレンのちょっといい話(前編)【オリジナル小説】
PなりたいP
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その日、先日から約束していたFUJITUBOというアーティストのライブを見て盛り上がってきたアタシとハクは、そのままの足で近くの喫茶店に向かっていた。
「いやー、今日は最高だったなー!生はいいね生は!フーミンの声マジ神!!」
「わ、私もぼっすぃーのサイン貰っちゃった……なんかもう人生の運今日で使い切...短編4~亜北ネルは可愛げのある子がお好き~
瓶底眼鏡
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#1-2 「みんなで朝ごはん」
「お、ミク殿、御苦労でござった」
がくぽはリビングに戻ってきたミクを見て言った
すでに下に下りて行った人たちは食卓についていた
「あれ?メイコ姉さんたちは?」
寝ぐせをなおして、まともになったレンがたずねた
「メイコ殿とハク殿は、昨日も夜遅くまでお酒を飲んでいたでござ...みんなでボーカロイド観察(仮)#1-2
しるる
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向こう側の世界にいるキミ。
離れていても、ずっと一緒だな。
雪がしんしんと降り積もる札幌。
今日もオレは、一人『仕事』をこなしていた。
「あ、レン。辛かったら休憩してね?無理はよくないから」
「わかってる。サンキュ、メイ姉」
オレ達『VOCALOID』は、歌を歌うのが仕事。
幼いころからずっと練習...【鏡音誕生祭】キミの声をもう一度【小説】
ゆるりー
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#8-4「みんなに報告」
翌日…
リビングには、カイト、ハク、レン、リン、ミクがいた
「いてて…うーん、やっぱり、昨日の一撃は効いたなぁ…」
「昨日はありがとうございました。僕を庇ってくれて…」
「気にするなよレン。僕はめーちゃんに殴られ慣れてるから」
昨日、レンを庇って、メイコに殴られたカイトは首...みんなでボーカロイド観察(仮)#8-4
しるる
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#1-1 「みんなを起こして」
ある日の朝
リビングのドアが開き、初音ミクが入ってきた
「あ、がくぽさん。おはようございます。」
そこにはすでに神威がくぽがいて、朝ごはんの仕度をしていた
「あ、ミク殿、おはよう。」
「がくぽさん、早いですね。あれ?今日の朝ごはんの当番は私ですよ?」
ミクはがくぽに近...みんなでボーカロイド観察(仮)#1-1
しるる
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★ボーカロイドの誕生日リスト
1/30 巡音ルカ生誕
2/17 KAITO生誕
5/14 猫村いろは生誕
6/26 メグッポイド生誕
7/31 がくっぽいど生誕
8/25 Lily生誕
8/31 初音ミク生誕
9/1 VY1(MIZKI)生誕
10/8 ガチャッポイド生誕...ボーカロイドの誕生日スケジュール
ティチノ
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「…あれ」
イヤホンから流れ出したメロディに、私は首をひねった。
「この曲、って、こんな曲だったっけ…?」
<ボーナスステージ>
「おーい、リン?」
急に肩を叩かれて、私はびくっと体を震わせた。
コート越しでも不意打ちは辛い。掛けられたのは知っている声だったから、驚きは素早く怒りに変換された。...ボーナスステージ
翔破
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「この…無礼者!!」
『悪ノ娘』は、確かそう言い放って捕まったんだっけ?
哀れなことだ
『悪ノ娘』は、悪いことをしたんだから、
捕まるのは当然でしょ?
思えば、『悪ノ娘』はいろんなことをしたねぇ…
思い出すねぇ、本当に
「さぁ、跪きなさい!!」
そう言って民衆どもから金を搾り取り、
民衆は苦しんで...【七つの大罪】悪ノ片割れと忙しい厨房【二次創作】
ゆるりー
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「まるで他人みたいじゃないの…まるで、他人みたい、じゃないっ!」
せっかく、貴方好みの女になろうと頑張ったのよ?
貴方に近づいた女達から、着物とか帯とか簪とか拝借して…
もちろん、普通には貸していただけなかったけど、そこはちょっと、ねぇ?
ちょっと強引に、貸してもらったのよ?
それを私に合うように仕...【七つの大罪】カヨさんと楽しげな仲間達【二次創作】
ゆるりー
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「もしやり直せるなら…また二人で夏祭りの花火でも、見に行きたいね」
あなたはそう言ったね。
でも、やり直すなんて、もう無理だよ。
あなたは、私のこのリボルバーで、消えてしまったもの。
でも、心配しないで。
きっと、またすぐに会えるから。
だって、「ずっといっしょにいようね」って、
あなたはずっと、言...【七つの大罪】最後の狙撃師と大罪者たち【二次創作】
ゆるりー