ブクマつながり
-
夜毎 奏でる音楽 響く歓声 背に乗せ
天幕と共に広い世界を巡った 遠き日……
深く静かな海の底
懐かしい夢を見ながら朽ちてゆく
壊れた木馬を訪なう 君は誰?
ひらひらと尾びれ揺らして 優しく奏でる歌声
鬣を梳く白い指 光透かす波色の長い髪
嘆くは軛(くびき)に縛られた四肢
もしも自由に走れたら
水...カルセルリフデ*百年戀歌(taman様の【深海カルセル】に勝手に捧げるオマージュ。)
azur@低空飛行中
-
今夜は 三日月
黒猫 笑う
部屋中 みたす
優しい ひかり
しろいシーツ 青く染まり
寝返り三回 シワつくる
このまま どこへ 行こう
わたしは ゆらゆら 漕ぎ出していく
たどり着く場所が 「あした」 じゃなければ
どこだっていいの...沈むサカナは眠らない
三森
-
首筋にびったり張り付く髪の毛
魚になりたいと 青いシーツを敷く
締め切った窓 閉じきったカーテン 熱帯夜
まどろみは海中に包まれるのに似て
透明に筋を引く涙はあぶく 人魚姫
深海に沈む魚の子
光が射し込まないから 天国へはいけないね
けれどもここにもいられないことを もがくひれが告げてくる
一度深...A.M03:00
shari
-
激しい雨に 濡れた君と動けないまま
照らす街明かり 二人だけの時は止まる
立ちはだかる壁に 弱い僕は動けないまま
走り出す車 二人だけの時は終わる
何も知らず 甘えてたこと
何も聞かず 許されたこと
今君を奪い返したい
走り出す 寝静まった街を
微笑みが 浮かんでは消えてゆく
動き出す 後悔残して...WILD RAIN
とふかふ@ふかふかP
-
現在という鎖 囚われてしまった貴方
私は単なる 無力で非力な少女で
消え去ってく記憶と 空を掴んだ幻想
昔の笑顔だけが 頭を掠めた
往こう 貴方のもとへ 遠くても
いつか届くわ 空を翔ける歌
貴方の姿を見つけた その場所にあった
氷に覆われ 立ち入れないエントランス
残酷に流れてく時間がつくりあげた...氷のエントランス
由稀南
-
「私が笑うとどうなりますか」
「日照ります」
「そうですかじゃあもう笑わないことにします」
「是非そうして下さい」
「泣くとどうなりますか」
「雨が降ります」
「泣きますか」
「そうして下さい。豊作になれば皆喜びます」
「じゃあ泣きましょう」
「お願いします」...愚者
shari
-
からん ころん
からん ころん・・・
お山とお山の向こうから
聞こえてきますは囃子の音
さあさ寄っといで
さあさ寄っといで・・・
並んで歩くは狐の面
尻尾も影もありゃしません
やあや珍しい
やあや珍しい・・・...四道のお祭り
朗(ろう)
-
オパールのお城の中庭で
レモネードの瞳をみつけた
僕は軽く解釈
向こうの朝までおどりませんか
さぁ さぁ さぁ さぁ
ぼくとワルツを
ルビーの朝がくるまで
オキサイドの夜(よ)あけるまで
軽やかにステップ踏んで
ドレスがよく似合うきみ...グリッターワルツ
shiyu
-
ゴスロリの女の子が森を彷徨っているイメージです。
------------------------------------
霧がかった 森の中(65)
裸足で 歩いて行くの(47)
足の裏が 踏みつける(65)
草音 大きくなって(47)
たどり着いた先には(10)
ほんのり光る メリーゴーランド(...メリーゴーランド。 ★
ぶち。
-
<A>
私は君 貴方は僕
この血分かちあった双子の姉弟
そんな 小さな物なんかじゃない
私は君 貴方は僕
この血分かちあえぬ双子の姉弟
だけど 確かに同じ血を流してる
<B>
鏡に映る姿 貴方の君の姿
僕は私は笑いかけてね...シュピーゲル
望月 蓮架
-
20:00過ぎた頃には 君が出迎えに来てくれて
海まで繰り出して 夜の空を見ている
今は20:00過ぎても 君が来ることはもう無くて
一人で海に出かけ 夜の空を見ている
あの日と同じ星空は 季節を越えて輝く
僕らを包む季節だけが めぐる
君といた夏は もう戻ることはなくて
あの日と同じ星が光る 空を...夏、20:00【歌詞応募落選→自分で曲つけ】
unui
-
がらんどうの映画館・ひとりぼっち・真ん中の席に座る
≪ マ ネ キ 樂 愉 ≫
今宵の上映を オ楽シミ下サイ!
歯車でも軋むような・雑音・古い映写機が廻る
劣化したフイルムに
咳う女の顔が 爛れて見えた
壁一面の褪せた映写幕 滑稽なトーキーが流れる
その薄膜の向こう側に 世界なんてありはしないのに─...愉樂キネマ
五百
-
其れは遥か、遠くのことで
積乱雲が、たちこめて居た
ぽつりぽつり、黒と灰と赫
夢を見ない、朽ち果てゆく蝶
其処に僕は、立ち尽くし只
染まる土と、華を視て居た
翅をもがれ、晒された四肢
悲しきかな、恍惚に歪む
手に抱けぬと
解っていながら...愛欲チヨコレイト
Asxxx
-
水面 舞台に ひとり神楽
扇の移り香、弧を描いて
爪先から波が 生まれ 消え
摘まれた沈丁花は流れやる
雲の隙間に、細い通い路
彼方(かなた)に続いているのでしょうか
「ああ、ほんの一時だけでも──」
疾風に舞姫の唄を乗せ
遠く遠くまで駆けてゆけ
弦月(ゆみはり)に交わした約束は...遠つ君へ
五百
-
ちゃぁさん作曲
「パラレルワールド」
の、
歌詞作成跡地です。
歌詞作成の軌跡・変遷がコメント欄に残っています。
曲・歌詞へのリンクは下記説明文にて。...歌詞合作話し合いページ 「パラレルワールド」
朗(ろう)
-
KAITO+鏡音リン
+++
カイトは一つ興味深いものを見ていた。
一番末っ子の妹、リンが身体を小刻みに揺らしているのだ。その視線には置時計。
暫くその様子を観察していたけれど、カイトにはリンが何故時計をあんなにも熱心に見ているのか理解できなかった。
――そもそも自分はリンではないのだから当...ちくたく 【KAITO&鏡音リン 小説】
成海
-
かざした手のひらで さえぎる光は
変わらずに 今も影を作り出す
おぼろげな形に 目を凝らせば
そこに見える現実が 飾らず僕に迫るよ
突き立てたナイフで僕は
僕自身を傷つけている
君と違った(たがった)道に
終止符を打とうとしては
握る柄に今強く
求めて空を切る 手のひらはすぐに...knife
ユイハネ
-
黄昏の 始まりに
君乗せる 汽車が来る
小箱から 溢れ出す
旋律が 合図さ
叫ぶ汽笛 空を染めて
覆い隠す 未練なんて
体一つ 在れば十分
黄昏まで 御案内
さよならを告げる間も
与えない一瞬で...黄昏準特急
鳥野ささみ
-
深い森の裏側で 踊り狂う同胞(はらから)を
這い回る虫達だけが 呆れ顔で眺めてる
獅子が吼えてる紋章の動き出しそな封筒
見覚えのないドレス 心当たりのない招待状
迷わずに 包まれて フィリングのように 蕩けよう
暗い森の入り口で むせる程の香り満ちる
甘い焼きたてスコーンと合いそうもないカモミール
...あやしのもりから
laf_hern
-
ようこそ まれびとよ
由緒正しき 我が城へ
さあさ爺 もてなしの用意を
秘蔵の茶を 淹れるが良い
猫舌だから よく冷ましてな
久方の 客人よ
素晴らしき わが国へ
咎人も 貧富謀反も無く
我と爺と この城だけ
手が回らぬで 荒れているがな...廃墟の王女
hiya
-
もっともっと
触れていたいのに
すり抜けてゆくように
離れてくあなたの後ろ姿
もっともっと
そばにいたいのに
深い闇に埋もれて
遠ざかるあなたの後ろ姿
いま私はどこにいるの
扉の鍵をなくしたままで...睡りの森
momiji1225
-
遙かな昔 世界が産んだ神がいた
異世界さえも消し去る力 世界は五神に与え賜ふ
紅き神 その神は
紅き血潮を切望し
鮮血の雨に 悦喜して
残酷な惨劇を創り出す
蒼き神 その神は
嘆きの声を切望し
悲痛な声に 歓喜して
哀れな悲劇を創り出す...五つの神
紅い人形
-
また羽ばたいた 夢見鳥
あなたは何処の誰でしょう
人の心の己を忘れ
いまは胡蝶と舞い上がる
つつじ のあざみ ひなげしと
花の香りに さそわれて
うつつにおぼえた哀しみを
いまは知らずに飛び回る
風にたわむれ 夢見鳥
あなたは何処の誰でしょう...夢見鳥
浮草
-
あのね 女の子が世界で一番可愛くなれる
そんな魔法を知っている?
継母(おかあさま)の毒よりも 王子様の口付けよりも
ずっとずっと尊くて儚い そんな魔法を知っている?
ずっと貴方に恋してきたの すごくすごく貴方が好きなの
でもこの想いは叶わないコト 知ってる 私だって馬鹿じゃないもん!
だあれ? だ...狂想恋歌 ―白雪姫―
カミナリ
-
おのれの声と引き換えに
故郷を捨てた人魚姫
恋に敗れて 悲しみ深く
夜明けの海に消え去った
魔女は水面をふと見上げ
「ばかな子だね」と呟いた
何も知らない王子らは
娘を探し さまようが
ついに行方は 誰にも知れず
呼び声だけが こだまする...魔女は小さくつぶやいた【動画化済】
浮草
-
ちょいと待ってくんろ・・・;(把握しているもののみ)
ミク派生
水音ルミ 終音ニク 寒音イル 望音イヤ 調音(しらべね)リツ 調音(ちょうね)リツ 瀞音ミウ 穹音エリ 君ノ音セイ 無音レイ 子守音ノン 調律ノーム 黒ノ音ミコン 音乃音イロ 響音トワ 月音シン 輪音ロイ 小腹ヘル 紫音ハル 芯音ミン ...※コレは歌詞うんぬんではありません
雪鶏
-
枯れ草の匂いの中
音もない灰色の空
君にあうまで僕は眠るよ
深く深く僕は眠るよ
遠い海と空の架け橋を
誰かが作っていたんだ
そんな話を聞いた君は
僕に行こうとせがんだ
そんな場所へは行けないだろう
そう言って僕は諦めてた...アイリスの歌
砂野
-
小さな村に住む男
名も無き羊飼いの男
家族は大きなお屋敷の主(あるじ)の大事な羊達
丘に登って 羊を放し 同じ夢を見ている
見上げる空はいつも高くて
飛ぶ鳥達が羨ましい
羊飼いの男は願う
いつかは村を出てみたい けど
主の言葉 耳に残る
羊がいる限り 他所(よそ)へは行けぬ...羊飼いと娘
知野あうと
-
自分が生まれた意味や
その役目を 全うすることより
あなたを想う僕は
だめなロボットでしょうか
誰かのために歌っているのではありません
もちろん自分のためだなんてことも
僕はいつだってあなたのために歌っています
あなたのためだけに歌い続けます
例えあなたが石の下に眠っているとしても
それでも僕はきみ...それでも、きみを
唐歌
-
砂ほこり 舞い踊り
枯れ果てた 恵みの大地
祈り捧げて 命捧げて
唄を奏でる
爪弾く 音色は
悲しみ 染まりゆく
祈り歌い 終わり歌い
風に消される
あぁ、祈れどもこの声は響かず
あぁ、願えどもその声は届かず...雨恋唄
豆あり
-
誰がこのパイを食べた?
一生懸命作った毒が
沢山沢山入ったパイを
誰が白い薔薇を植えた?
折角撒いた赤い水
飲み乾し赤く染まる白薔薇
時計の針が進む度
首の縄がキリキリ締まる
ちょいとそこのお嬢さん
私と一緒にお茶でも如何?...ALICE
えんどーまめ子