タグ:和音マコ
50件
明日こそきっと笑えますように
乾ききった髪が焦げそうなくらいに
梳かし続けてきた古びたドライヤー
疲れきった顔が鏡から覗いた
「いつも側にいるよ」 空耳は優しい
あなたの温もりの風を浴びて
胸焦がし 頬を焼き切る前に
ヒューズ飛んでいけ 記憶全部持っていけ
私なんかほっといて 幸せにな...ヒューズ(3rd remake)
水 空
たとえ誰かに笑われても
誰も気付いてくれなくても
齢十五のお月様は雲に浮かび揺れる
ゆらりふわり揺れる
空に星が瞬かぬ夜 私もまた 輝けぬまま
雨も降らぬ 灰色の雲 なのに頬を 濡らすのは誰?
見上げた明日の方角に ほんのりと染まる紅
いつの日かきっと朝が来る 当たり前のはずなのに
たとえ世界が終...和音月夜
水 空
星の数だけ吐いた嘘 耳の奥まで残る声
溜め息混じりつむじ風 私は1人歩き出す
桜並木の足音が ひらりひらりと近付いて
そっと後ろ振り返ればほら 15年分の記憶があちらこちら
少しは大人になれたのかな
あの頃の私に聞いてみよう
まだまだ子どもみたいだねと
呆れられてしまうかな?
歳の数だけ立てた火を ...嘘つきセンチメンタル
水 空
なんにもないこの大海原に 浮かんでいる船と白い雲と
目的地も知らずに 漂うだけなら 旅じゃない 遭難だ
面舵でも取舵でもなくて 進んでいく明日も明後日も
私とあなただけの 思い出に変わる物語 そうなんだ
辿り着いたのは 世界で唯一の陸地
ここにあるのにここにないもの 何一つ見つけられない
無人島に2...セイリングシンディ
水 空
作曲 音言P
作詞 北条ルカ
周り続けるmErry-go-round
ホシの果て
星屑の様なジェットコースター
願いを忘れて
割れてなお mirror hausE 続くの
サイの果て
alicE in th E housE!?
願い永遠に閉じこめ...E/音言P feat. 和音マコ
音言P
夕暮れ越しのさよなら
一番星に変わる
もうすぐ夜が目覚めて
ひとりぼっちになるよ
泣かないと決めていたのに
頬を伝った流れ星が
願い事をさらった
輝き放つあの夢が
誰かに笑われても
あなたに会えるその日まで...笑われ星
水 空
UVーWARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
その29「実技試験その5~採点~」
ドアがドンと開け放たれた。
〔ビックリした!〕
ドアを開けて出てきたのは、デフォ子さんだった。
デフォ子さんは、耳に当てていたスマホをゆっくり下ろした。
「聞こえてる」
デフ...UV-WARS・ヨワ編#029「実技試験その5~採点~」
仮免美紀
UVーWARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
その28「実技試験その4~解答~」
再び厳かなモモさんの声が聞こえた。
「紫苑さん、お疲れ様でした」
わたしは最後のポーズを解いて、やっと自分が肩で息をしていることに気づいた。
額と耳の裏から汗が滴っていた。ぽつ...UV-WARS・ヨワ編#028「実技試験その4~解答~」
仮免美紀
UVーWARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
その27「実技試験その3~実演~」
厳かにモモさんの声が広がった。
「10分経過しました」
ストップウォッチから目を上げて、モモさんは変わらず微笑んでいた。
「15秒後に音楽を流します。紫苑さんは準備してください」...UV-WARS・ヨワ編#027「実技試験その3~実演~」
仮免美紀
UVーWARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
その26「実技試験その2~課題発表~」
メモを持ったマコさんが、そのメモをモモさんに渡した。
モモさんは素早く目を通して、マコさんに何か耳打ちした。
頷いたマコさんは素早く席に戻って、隣のルナさんに素早く耳打ちし...UV-WARS・ヨワ編#026「実技試験その2~課題発表~」
仮免美紀
UVーWARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
その25「実技試験その1~自由テーマ~」
「それでは」
モモさんのおごそかなひと言で、それが始まった。
「ただいまより、実技試験を始めます」
〔キターーーーーーッ!!〕
モモさんが試験の内容を説明した。
「試験は課...UV-WARS・ヨワ編#025「実技試験その1~自由テーマ~」
仮免美紀
UVーWARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
その24「面接試験」
出てきた人は、ショートパンツでスラッと長い足を見せていた。
金髪なので、さっきの「ルナ」さんだとすぐに分かったが、視線を上に移してぎょっとした。
金髪に、ウサ耳が生えていた。
エリーさんも...UV-WARS・ヨワ編#024「面接試験」
仮免美紀
UVーWARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
その21「運命の日」
運命の12月24日、天気は、雪。
と言っても、チラリチラリと降る程度で、地面に落ちたらすぐに溶けてしまい、積もるとは思えなかった。
これなら、電車が止まったり、階段が凍って足を滑らせるような...UV-WARS・ヨワ編#021「運命の日」
仮免美紀
UV-WARS
第一部「重音テト」
第一章「耳のあるロボットの歌」
その5「モモvsタイプT」
バリヤ発生装置の外壁をコツコツと叩いて、マコが音を確かめた。テトが切り落とした右手は、モモによって完璧に修復されていた。
「どうだ、マコ」
小隊長の方を振り向いて、マコは決然と言いはなった。
「やは...UV-WARS・テト編#005「モモvsタイプT」
仮免美紀
UV-WARS
第一部「重音テト」
第一章「耳のあるロボットの歌」
その4「マコvsタイプD」
頭を抱えたタイプBに横から飛び込んできたのはマコだった。
マコとタイプBが頂上から落ちる寸前、タイプBは頭を放り投げていた。
もう一体のタイプBが頭をキャッチした瞬間、テトのビームサーベルがその両...UV-WARS・テト編#004「マコvsタイプD」
仮免美紀
AM5:30
僕はいつもこの時間に起きて、テイやルコのお弁当を作る。
この時間にしか起きられないとか・・・それは言っちゃだめだよ。
AM6:00
テイ起床。大学生はレポートやら何やらで忙しいみたい。
かく言う僕も短大生だったわけだけど、別に何を取得したわけでもないしなぁ。
大学・・・行った意味あった...日常の中の特別な日【テト誕】
すぅ
サビ
きりえ切り(5) きりえ切り(5)
きりえ切り(5) きりえ切り(5)
まいて(3) さいて(3) ヒラヒラ(4)
ああ(2) 綺麗?(3)
Aメロ(ショート)
特別なことではないのだけど(15)
ぶどうのツヤが見たくなりました(15)
Bメロ
水を含み(6) 水を弾く(6)...切り絵遊び
佐々
「今宵の月は、少し陰りが見えるな…」
神威がくぽ、神威道場の師範。彼はいつもの厳しい稽古を和音マコに施した後、夜も更けた竹藪の入口の石に腰を下ろして休んでいた。僅かな夜風が、草木の葉を飛ばしてくる。そんな空気の中、がくぽは一人涼んでいた。彼は酒も飲まなければ、煙草も吸わない。口にするのは、一汁三菜...「VOCALOID HEARTS」~第30話・陽忍部隊~
オレアリア
ニコビレの作業室で、テトさんたちが、手に持った「テト・ドール」を皆で見つめていた。
さっき、このマスコット人形の“お目目”が、キョロッと動いた、とルナさんが言ったからだ。
「うーん。もう動かないなあ」
不満そうに、マコさんが言う。
「あんたの、見間違いやったんとちゃうの?」
そう言われて、ルナさんは...玩具屋カイくんの販売日誌(204) 新製品と、ライバルたち
tamaonion
ニコニコ・デザイナーズ・ビレッジにある作業室で。
新しく、この施設に入居するという、紙魚子(しみこ)さんと話していた3人は、そろって、その部屋の壁を見つめていた。
「ちょうど、あの窓の下のその壁が、穴があいていたところだったんよ」
マコさんが言う。
「でも、もう綺麗になおってるね」
「ええ、壁を直し...玩具屋カイくんの販売日誌(202) ニコビレの作業室
tamaonion
デザイナーたちの支援施設「ニコニコ・デザイナーズ・ビレッジ」のティー・ルームで。
レイムさんの言葉を聞いたレンくんは、思わず目を丸くした。
「作業室に空いた穴が、異界とつながっていた…んですか?」
レイムさんは、さわやかに笑って、うなずいた。
「ええ。そう。それで、作っていた“はっちゅーね”に、魔の...玩具屋カイくんの販売日誌(201) ニコビレの一日
tamaonion
いま活躍中の、デザイナーたちが入居している施設「ニコニコ・デザイナーズ・ビレッジ」。
レン君はここを訪れて、友達のテトさんたちと話している。
「そうなんですか。ここのデザイナーさんたちも、メンバーが変わるんですね」
レン君が言った。
「そうなのよ」
テトさんたちはうなずいた。
「じゃ、皆さんは今度、...玩具屋カイくんの販売日誌(198) 不思議ゾーンと、不思議な人たち
tamaonion
「それでは、ひととおり自由に見てくださいね。ただ、アーチストさんのアトリエや事務所は、遠慮してくださいね」
「はい」
“村長さん”とよばれる、順さんという人に言われて、レン君は頭を下げた。
そして、一人で廊下を歩き出した。
ここは、アーチストたちが仕事場を構える「ニコニコ・デザイナーズ・ビレッジ」(...玩具屋カイくんの販売日誌(197) レン君、ニコビレに潜入!
tamaonion
吹き抜けてく風が撫でる
そっと一歩歩んでみては
日々変わらない日常 今も変わらないけど
僕の心唯一つ 変わり続けてる
自分を閉じ込めその未来(せかい)を恐れてた
今ここから未知の世界へ駆け出して
恐れたままの ココロを
一瞬で君が変えた
未来へと踏み出していく
勇気をたくさんくれた...Future
紗介
白い光 レースの隙間から
ふたりだけの部屋 差し込んだ
「おはよう」
いつか見た夢のとおりだね
今日はどこへ君を 連れていこう
突き抜ける青い空
窓を通り抜ける春の風に
君への想いを飛ばされぬよう
回り続ける世界
僕らならきっと愛してゆけるさ...Shine Days
中原 奏
りりィさんのお店、「星を売る店・上海屋」のカウンターで…。
常連客のぱみゅちゃんと、りりィさんは隅にあるパソコンのモニターを覗きこんだ。
「あ、ホントね。不思議な人形の話題で盛り上がってるわね」
ぱみゅちゃんの言うとおり、“2ちゃんねるでは、はっちゅーね”に関するスレッドへの書込みが盛んだ。
ぱみゅ...玩具屋カイくんの販売日誌(171) 大盛り上り? カルト・ドール!
tamaonion
舞姫
作詞作曲/とげる
歌/和音マコ
ひとはみな いそがしい ただその合間に
うたがきこえたのなら おどらせておくれ
雅にうたえ こえ高らかに
あの山の葉まで
おどれよおどれ 舞姫よ
月夜のかげに 髪ぬらし
ひとみにうつる 笑顔なら...(歌詞)舞姫【和音マコオリジナル】
Meowmile みゃおみーる(旧Togeru)
ここは、アーチスト支援施設「ニコビレ」の作業室。
ちょっと不思議な人形“はっちゅーね”について、レイムさんが熱心にしゃべっている。
「この人形が、“異界”とつながってるすると、どこか他の場所の声が聞こえても、不思議じゃないですね」
「それって、フシギなんじゃな~い?」
のんきそうに、デフォ子さんが言...玩具屋カイくんの販売日誌(169) “はっちゅーね”をめぐる人たち (その2)
tamaonion
ここは、ゆくりさんのお店、「ゆっくり」の売り場。
お茶が飲めるコーナーで、リンちゃんとレンくんが、仲よくケンカをしている。
「人の姿を写真にとって、勝手にブログに上げるなよな!」
キャンペーンの天使の姿のまま、怒るレンくんに、リンちゃんは涼しい顔で言う。
「いいじゃん。天使のテト・ドールの宣伝にもな...玩具屋カイくんの販売日誌(168) “はっちゅーね”をめぐる人たち
tamaonion
「ワタシ、ちょっと“オカルト”っぽいことが好きで、いろいろ想像しちゃうんだけど」
レイムさんは、作っていた粘土の小物を置いて、言った。
「この部屋で、デフォ子さんが“爆発”事故を起こしたときに、不思議な作用が起きたのかもしれない」
「不思議な?」
マコさんが聞いた。
「どんな、不思議なことです?」
...玩具屋カイくんの販売日誌(155) レイムさんの推理
tamaonion
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