綾呑の投稿作品一覧
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この感情をぼくは何と呼べばいい? off vocal
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Aメロ
長い時間電車に揺られ
無人の駅をくぐり抜け
「帰ってきてしまったんだ」
そっと肩を落とした
Bメロ
懐かしい この家は
都会の 喧騒
なんてものは 聞こえない
静かに船を漕ぐ...たしかにあの日があった
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不可能アップデート off vocal
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不可能アップデート
【A】
風にはためく髪の毛が 頬をくすぐる
感情もない日常が ただ過ぎるだけ
純粋無垢なあの日はどこへやら
ちょっとした人生譚をぶち壊そう
【B】
僕だけが世界から 切り離された
無駄な努力もしないで 嘆いてるだけの木偶に
助けなんかないんだ 見向きもしない...不可能アップデート
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【A】
姿が映りかえったショーケースから
規則正しく並んだペットボトルを取るついでに
誰もが望む俺を選別している
自分じゃない誰かに成り代わるのにはもう慣れたね
【B】
興味のない話に相槌をうったり
浮浪する愛なんざ無効なんだって
嫌いな子にまでもご機嫌うかがったり
苦労する愛なんざ不要なんだから...量産型
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【Aメロ】
あの板の上で 演じるの
誰にも譲れない
私が主役のこの物語
誰にも渡せない
落ちた先には不思議の国が
誰かに呼ばれたの
それがなにかをつきとめるために
誰かと旅に出るの
【Bメロ】...-幻想アリスの不思議な旅-
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【C】
今ぼくのなかで波打つ鼓動の意味が 鈍色の雲に呑まれた
愛する人の愛した人を 呪ってしまう前
【A】
天界に住んでいる 純白の羽根を持つ青年
花のように笑う君に恋をした 少し曇っていた昼下がりのこと
人の子のふりをして 思わず声をかけてしまった
これが恋だと知らないで 叶わない恋だと知らないで...この感情をぼくは何と呼べばいい?
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【A】
浅い息に混ぜた 煙草の煙を吐き出して
今もどこかで君の面影を探してる
だからきっとこの夜が明けることはない
【B】
安心してね なんて自虐的に笑うけど
どうかお願いだ 僕に勇気をください
君の元へ行くために 君の後を追うために
静かな涙だけが出て あと一歩が出ないんだ
【S】...歩道橋
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「小説のなかの 雨を見に行こう」
そう楽しそうに笑ってたのは 誰だったか
穏やかに傘を叩く雨音が 寂しさと悲しさを思わせ
空の気まぐれが 形となって落ちてくるようだった
新しくできた水たまり レインコートの面影があった
天気予報では連日の雨 いつかの小説のなかとは程遠く
雨のなかを通りすぎる 子供た...rain
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【A】
もしも魔法使いになれたら どんな魔法を使いたい?
もしも自由が手に入ったら どんなことして遊びたい?
楽しくて幸せで甘い夢 永住したくなるような そんな夢
どこにあるのかな? きっと どこにもあって どこにもない
【B】
あの人気者たちによる人気者たちのための独裁国家を
どうやって どうやっ...夢は夢
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【A】
青白い輝きが君に伝わって 「あなたを愛しています」
けど僕は知っている 嘘で溢れ 争い合う日々 体を震わせて 涙が押し寄せる
あなたの横顔が ゆるりと逸らされていく
【B】
やがて箒が尾を引いて この夜を染め上げる
幾千の時を越えて それでも失わない輝き
誰もが魅了され 君を求める 僕だって...未定
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【S】
僕は生きたまま死んでいる いつしか心を殺して
そろそろこの身も朽ち果てるのを待ち望んでいる
枯れゆく思い出の旋律 なげうつ通り値の現実
望んでもない値札をはがされたガラクタは泣く
【A】
思い出が紙に露わになると 笑顔を作る余裕も
なくなっていたようで 指に力がこもった
無理して作ったような...アローン
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BGM
四章
緊迫したBGM
五章
特になし
六章
特になし
七章
特になし
八章...BGM
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【A】
カーテンの隙間から落ちた光で目を覚ます
花に愛でられたはずの あなたがそのとき消えた
もう逢えないと頭でわかっても 心がわかることはない
【B】
木枯らしが泣いて にわか雨が哂う
泡になって消えてしまったあなたに
心を隠して 言えなかった言葉
それでも私は今もあなたのことが
【S】...黄昏も寝静まるころに
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「あなたへの贈り物」その名に刻まれた
ある日届いた招待状には カードが3つ
夢への鍵は 今ここに GETしました!
「嗚呼、彼氏がいれば」見知らぬ屋敷に
襖が開いた私の後ろで 「私」が笑う?
夢への扉は 閉じられた?
私が作り上げた幻の思い出
空間の狭間に置いてきた この世界との境界線
夢を現実...初恋妄想夢絵巻
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【A】
あなたの歩いてきた道を 何も知らない誰かが箒で掃いた
残してきたはずの足跡も 誰かの善意で消えてしまう
もし歩き続け疲れたら たまには相談してくれてもいいけど
そんなことを言ったらあなたは 怒ってしまうかもしれないね
【B】
未完成の空白パレットが 悲鳴を落として逃げだした
孤独に染まる前に...笑って、咲って
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【A】
ふたのかぶさった小さな 木のベッドには
瞳を閉じる君がいる 淡い花を敷き詰めて
ひっそりと孤独の夜に もぐってしまう
そのうち表情や声も 忘れてしまうのだろうか
【B】
触れられる距離にいるのに このもどかしさを
何度笑いかけても 溢れるのは細かい滴だけ
どうかお願いだから目を 夜が僕を笑う...果てない恋は
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1Amero 60
今夜 音なく 彼方へ 星が降る
どこへ 行くのか わからず あちこちに
光 ふりまき 誰かの 目に留まり
そして どこかへ 消えていく
1Bmero 52
それは 美しい 光景で 息を呑む
時間が 幾千に も重なり 動き出す
孤独の 星々は 悠々と 流れた
1サビ 44...星の海
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【A】
覚えていますか 箱庭に足を踏み入れて
閉ざされた子供だけの箱庭に 放り込まれて
恐怖と緊張が 交互に入り混じる感覚
【B】
数十人の小さな国家 数人ずつの小さな集落
お偉いさんから目の敵に されないように縮こまり
箱庭に溢れかえった 笑顔と言葉の隠れ蓑
【S】...王様気取りの絶対政権
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チェシャ猫「このクッキーも、美味しいよ」
アリス「ありがとう。この紅茶も美味しいよ」
チェシャ猫「ありがとう、アリス」
帽子屋「そろそろお開きの時間だ。また明日、お茶会をしよう」
【小さく、時計の針が進む音(止まるまで、少しずつ音が大きくなる)】
ディー「えー? もう終わり? まだ日は落ちてないよー...最終章/シナリオ
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【鐘の音】
白兎「はい。帽子屋、君の勝ちだ」
帽子屋「話が違うぞ」
白兎「だってお城に連れてくるそぶりを見せないと、僕は女王様に見限られちゃうでしょう? 最初っから、僕はこのつもりだったよ」
チェシャ猫「ねえ、どういうつもり? 結局さぁ、帽子屋と白兎は何を企んでいたわけ?」
<ここから帽子屋とチェシ...第十章/シナリオ
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-帽子屋の屋敷の薔薇園(地面:タイル)-
三月兎「お客さん? お客さんだ!」
ディー「やあ、三月兎。ひとりぼっちでお茶会?」
三月兎「お茶会なんてしてないよ! 今はね、留守番をしてるんだよー!」
ディー「ねぇ三月兎。僕はゲームになんて興味はないんだ。どうでもいいしね。けど、白兎は何を考えているんだろ...第九章/シナリオ
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【C】
頭上に流れる飛行機雲は
いつもと変わらない
【A】
青く消え去ってしまいそう
季節の色が眩しいように
誰かの鳴らす鼻歌が届いて
白い線をなぞろうと
【B】
どうして 孤独を...白い線
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【A】
盲目の少女は毎日僕に祈願する
神社に住まう僕を置き物だと思い込んで
「どうか目が見えるようになりますように」
【B】
少女は僕の横に座る しばらくしてから
君の声が少し震えて 泣いて 泣いて
こんな時間が早く終わればいいのにな
【S】
明るすぎる街では 星は霞んでしまう...君の吐息一つで消えてしまうだろう。
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-賑やかな街(地面:タイル)-
アリス「ダム? 嘘、どこに行っちゃったの?」
<間を開ける>
チェシャ猫「片割れは、どこに行っちゃったんだろうねぇ?」
アリス「チェシャ猫!」
チェシャ猫「そうだよ、チェシャ猫だよ?」
アリス「ダムはどこに行ったの?」
チェシャ猫「さあ、僕は知らないよ。僕はアリスを奪...第八章/シナリオ
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【アリス】
(不思議の国に入ってから)水色のエプロンドレス。
服装、髪型などは不思議の国のアリスを忠実だといいと思います。
【桐生】(不思議の国にはいないので、なくても可)
制服。
優しい雰囲気。
髪型は男子にしては長い方。普通。
【白兎】
真っ白な兎。
モノクルをかけて、ベストと着て、片手には懐中...容姿設定
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※追記あり※
【アリス(あいり)】私
高校生。演劇部部員。
高校2年生。
彼氏と喧嘩して、白兎を追いかけて不思議の国に迷い込む。
水色のエプロンドレスがお気に入り。
【桐生】俺
高校生。演劇部部長。
高校2年生。
アリスと喧嘩する。...シナリオ設定
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お茶会風景の詳細。
箇条書きで書いていきます。
・屋敷の隣にある
・薔薇の垣根で囲まれている
・長テーブル
・明るい雰囲気
・楽しそうな雰囲気
・貴族のティーパーティー的な感覚
主要人物でお茶会を開いている。
今思いつく限りはこれだけです。...お茶会風景の詳細
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【A】
黒く澄みわたった画用紙に
白の淡さをそっと垂らした
流れるような星は 消しゴムで消してしまおう
【B】
願いを聞き届けてくれないのなら
願いを受け取ってもらえないのなら
なかったことにして 新しくペンで付け足すんだ
【S】
地球を取り囲む星団に 理由を求めて...Cosmos Paper
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【A】
また会えるといいねと口を噤んだ
どこか遠くへ行ってしまう君の背に
心締め付けられて 冬の空は遠くなる
【B】
夜空に刻んだ星屑に
願いを届けてほしくて
夜空を流れた星屑を
掴もうと手を開いた
【S】...Stardust Empty
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