紫藤 悠の投稿作品一覧
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はらはらと 舞い散る紅葉
石畳 広がる錦
暮れなずむ 秋の空には
白い月が 昇り始めた
「さよなら」と こぼれた言葉
夕暮れの 風に消えてく
俯いた 僕の足元
風が枯れ葉を運んでゆく
ほんの少し 手を伸ばせば
君に触れられるのに...秋葬恋
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「ファントム-オペラ座の怪人-」コス
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白い砂浜が広がる小さな入江を、カイトはひとりで歩いていた。
午後の光を受けて煌めく波の彼方、水平線を滑るように一隻のフェリーが
進んでいく。
見上げた空は雲一つなく晴れ渡り、一筋の飛行機雲が空を横切るように、
何処までも伸びていた。
波打ち際を歩いていると、砂と貝殻の欠片が透き通った波の下で...「傍にいるから... 」小説ver 1-2
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花霞 舞い散る花弁
艶やかに 踊る花の精
ひとひらの 花浮ぶ酒盃
飲み干せば 夢に酔いしれる
匂いたつ 芳しき香り
咲き競う 春の花宴
楽の音響く 月夜の幻
儚く消える 泡沫の夢よ
花酔夢
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「出来た」
槐斗は目の前のモニタを見つめ、ホッとしたようにため息をついた。
自立思考型AIを搭載したヒューマノイド「DOLL」槐斗はその中で【VOCALOID】と
呼ばれるヒューマノイドの研究ラボに勤務している。
世界的多国籍企業「マクシミリアン・インダストリー」は「DOLL」の開発・製造
...傍にいるから...小説ver.1
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櫻舞う春の陽だまり 君の面影探す
風運ぶ仄かな薫り 記憶の扉開く
さらさらと 流れる水に 舞い落ちる花弁
きらきらと きらめく光 軽い眩暈を誘う
淡く降り積もる花の下で 君を抱きしめた夜
白い肌に散る花弁 月灯りに艶めく
繋いだ熱に犯されたまま 君を求め続けた
甘く誘う君の声に 時を忘れ溺れた
夜明...櫻鬼ーSAKURAONIー
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スーツ姿のKAITO
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ちびカイト
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ポッキーとちびカイト
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枯葉の舞い散る 秋の夕暮れ
窓辺に佇み 空を見上げてた
鮮やかに染まる 雲の色さえ
涙滲んで ぼやけてしまう
あの日あなたの心から 僕のすべてが消えた
名前を呼んでも 叫んでみても
あなたには僕の声が もう聞こえない
手を伸ばしても 届かない指
あなたには僕の姿 もう見えないの
月明かり照らす 一人...Missing
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俺のためにおまえが作る歌を 歌えることが幸せだと思っていたのに
心の中芽生えた一つの願い おまえのすべてを俺のものにしたい
「オレノウデノナカニ トジコメテアゲル ダレニモワタサナイ
オレダケノ マスター」
抱きしめてKissをして それから?
甘い薫りに 冷めない熱 おまえをもっと 感じたい
艶め...恋情鎖縛(れんじょうさばく) Ver.2
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波打ち際光る貝殻 そっと掬って空にかざす
水平線を走る船は 海より深い碧色
見上げる空は青く広がり 一筋残る飛行機雲
陽だまりの中 二人で来ようねと約束した
この海にはあなたがいない
夏の終わりの昼下がり
僕は一人海を見つめる
取り戻せない 時間が哀しくて
涙溢れて 止める術もない
白百合の咲くあ...傍にいるから...
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そよぐ風に揺れている 可憐な白爪草
露草と重ねて編んだ 髪飾りを作る
飛び立つ小鳥の声に 空を見上げ微笑む
柔らかなあなたの薫り 僕を優しく包む
何処までも 澄み渡る空
二人で歌う 子守唄
ひと時の 夢だとしても
どうか 覚めないでいて
きらきら光る木洩れ日 二人に降り注いで
さらさらと吹き渡る風 ...夢の記憶
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黄昏色に染まる空 風が運ぶ祈りの歌
ねぐらに帰る鳥達 私は何処に帰る?
暮れてゆく空に輝る 赤い星の道標
宛もなく歩いて行く 白い砂漠の海
月影揺れる水面に 風が散らす花模様
オアシスを彩る花達が 艶やかに咲き誇る
淡紫に染まる空 消え残る星の光
乾いた風に吹かれて 私は何処へ向かう?
流れゆく雲を...果てない旅の終わりを夢見て
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硝子色の匣の中に 蒼い雪が降る
誰も知らない 夢の果て 立ち枯れた杜広がる
静かに積もる雪の中 沈む石の墓標
刻まれた 見知らぬ文字に 誰かの声重なる
泣き顔忘れた頬を 冷たい雪が濡らして
響き渡る鈴の音に 心砕かれてゆく
錆びた鎖に 躰縛られ 滲む視界の端で
降り積もる 雪の欠片が 私を蒼く染めて...硝子の匣
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夜の空に掛かる 色のない虹
舞い飛ぶ羽花の群れ 刹那の生命灯す
水面を渡る風 月影揺らす
水辺にそよぐ 名も知らぬ花 風が花びら散らす
切なく届く古い調べは 誰が歌っているの
朽ち果ててゆく この身を誰が 嘆いているの
青い空流れる 白い雲ひとひら
飛び交う緋(あか)い蝶 艶やかにひらめく
陽の光煌...朽ちゆく神への鎮魂歌(レクイエム)
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夜の闇に光る 猫の目の月
冷たい鏡の向こうから 【私】が手招きする
押し潰されそうな 深い夜の底
伸ばした手を掴むのは
【私(だれ)】なのでしょうか?
舞い散る記憶の欠片を 拾い集めて
パズルの様にはめた時 月が嗤う気がした
繋いだ手の温もり 確かにあるのに
何も見えない闇の中で その姿探せない
夜...月が嗤う
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チャイナ姿のKAITO
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リンちゃん
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スイカバー
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あにさん
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篠突く雨に 濡れて揺れる 淡い紫陽花の花
儚く可憐な華模様 移ろう感情(こころ)映して
雨に煙る石畳 紅い蛇の目の傘
すれ違う美しい女性 螺鈿の簪
水無月の雨すだれ 灰色の空の下
雨音だけが 耳に響いて 切なさ募る
水面を叩く 雨の雫 揺らぐ紫陽花の影
決まらぬ花色雨模様 わたしの心染めてく
時を刻...紫陽花
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硝子色の砂の海 立ち枯れた水晶の森
空にかかる双子月 片翼広げた銀河
蒼く揺らめく水面 甘く薫る翡翠の華
夜空を舞う紅孔雀 湖底に眠る金の龍
竪琴奏でる指先 優しく響く子守歌
風にそよぐ瑠璃の髪 夜を閉じ込めた瞳
果てしなく広がる砂漠 夢の亡骸降り積もる
崩れゆく石の墓標 幾千万の星流れ逝く
月灯り...夢想歌
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春の風に揺れる華苑 麗し君の姿
艶やかな長き黒髪 鮮やかな花衣
咲き誇る緋牡丹の花 花弁ひらりと舞う
夜を集めた君の瞳は 僕を映しているの
陽炎のように 消えそうな君
この胸に抱きしめる
ずっとずっと 守り続ける
ずっとずっと 愛しているよ
月灯りに揺らぐ華苑 夜露に濡れる牡丹
抱きしめた君の躰は ...花仙の戀
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きらきら 輝る木漏れ陽
さらさら 風がそよぐ
ふわふわ 踊るアゲハ
森の中 沈む遺跡
古き書物にのみ
記されし国
消された神の神殿
滅びた国の骸
歴史の海の底
降り積る 記憶の雪...緑の遺跡
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ひらひらと雪が舞う 買い物帰り
花屋の店先で ふと立ち止まる
あなたの好きな ピンクの報春花
可憐な花を 咲かせているよ
ちょっとお財布の 中身と相談
おやつのアイス 我慢しようかな?
小さな鉢植えでも あなたなら
きっと喜んで くれるよね
白い世界に ほんのり淡い色
春はまだ遠いけど 春を告げる花...報春花(ほうしゅんか)
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空を翔る鳥たちは 何を求め飛ぶのだろう
海を渡る魚たち 何を夢見る
季節に咲く花たちは 誰の為に咲くのだろう
梢枝抜ける風たちは 何処へ向かうの
雲に心乗せたら 何処まで行けるのだろう
海の底で静かに 朽ちて逝きたい
儚く散る花のように 咲いて散る生命なら
誰知らぬ森の中で そよいでいたい
空流れる...海になって、、
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クジラが空を 飛んでいる
牛さん模様 白黒クジラ
ときどき プシュープシューと 潮吹いている
なんだかとても 楽しそうだよ
クジラが空を 飛んでいる
キラキラ光る 金色クジラ
ときどき キュインキュインと 鳴いている
なんだかとても 淋しそうだよ
クジラが空を 飛んでいる
空より深い 蒼色クジラ...クジラが空を飛んでいる
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ひらりひらり 花びらが舞う
春の宵に 妖しく灯る
月の差さぬ 夜にざわめく
白き夜櫻 焔の如く
優しく招く 白魚の指
誘われるまま 唇重ね
白磁の素肌 乱れる吐息
華の褥に 黒髪流る
絡ませた指 肌伝う汗
紅き唇 微笑を浮かべる...夜櫻の檻
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生きてくことを 諦めていた
そんなつもりじゃ なかったけれど
人の心に 振り回されて
流されるのは 嫌だった
顔も知らない 君と交わした
手紙の文字に 嘘はないけど
待たせるだけの 僕の心を
君は恨んで いないかな
花が嵐に 散りゆく様に
空を流れる 星の様に...君がため・・・
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