霧音の投稿作品一覧
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機械仕掛けの未来を仕組んだ
僕の真実を見開けなくて
機械仕掛けに映し出される
思い出の真実たちを
明日には消えるというけれど
電車は今日も止まっている
誰もいない世界を見たのに
電車は今日も止まっている
不安定な心の儚さ
電車は今日も止まっている...透明な絶望
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この感情が光を浴びたら
静かだった時計も錆びてしまうよ
形のない瞬間と 浮遊した世界は
僕の繊細で 君の繊細で 君の繊細な 君の繊細な
もう喋らないで、灰になるから
明日の雨も、完全燃焼で、燃え尽きたまま、着地した
溺れようよ。「そこにあるから」
逝ったんだ、確かなものから。
逝ったんだ、消えないよ...未来は不時着
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花が咲いて 何かが消えた
白いこの空と あの焦燥感を
繋いだ言葉の糸が切れてしまいそう
ぽつり、ぽつり 音が鳴る
その音と存在をする
どこかで、生きていた
どこかで、見つけたいでしょう
何かが、消えなくて
何かを、探しているのでしょう
この声が何かを立てるので...喫水葬
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君が見た夢の続きを僕は知らない
あの色の僕がいたのならなにかが変わったのかな
線路沿いで人が死ぬ ただそれを見ていた
孤独な言葉で大切なものを奪った
夢の続きを僕は知らない 僕は見えない
君は気づいたんだろうか
君は気づけたんだろうか
ハロー。今日も赤かった
見えたものを見えないままで
見えないも...赤い日
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聞こえる。震えたものを拾った
僕には見えない 君には見えない
「干渉された人のノイズが...」
廻った。季節も生命もあの光景も
人には見えない 物にはなれない
生きた言葉を並べた君は
箱庭の下 秘密な空気 きっと笑っていた
安堵する。震えたものに震える。
一つ一人落ちていく そんな時間を見てい...回葬便
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もう駄目ってわかってるって
それでも歩こうとしているのは何故?
どうしてもどうしても
自分から遠ざかる
本当の自分は青に溺れる
勘違いの態度 少し穏やかに
だけど少し冷たくて
でもそれくらいが丁度いい
今の僕によく合っている
ゴミ箱に捨てた希望は...青の中へ
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朝が終わっていく
君は外へ出ていく
人気のない未来で
生命の番地を探してた
「水面を、瀬にして笑ってる」
解けた 髪を結んで心に
落ちた 海浜を歩く 花火の音 虚しそうに笑う
「さよなら、瀬にして吹き掛ける」
世界で 心臓を鳴らした
刻む 時計台の音に 降りしきの脈 消えそうな鼓動...離
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咲いたあの季節は何処へ 君は檻の中を出ていく
外はまるで滑稽な裂傷 永劫だけを信じて生きてた未来で
もう1回君に会えるなら
こんなに苦労はしなかっただろう。
気づけば きみと植えた庭園には 花はなく君はいない
気づけば それが当たり前のmoment
手を見せて君は笑ってた
空いた傷が塞がらない
まる...secret of moment
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海で溺れかけている人がいるのは
八月のせいか何か笑ったせい
だとしたらあの日見つけた肖像画を
見た時さらわれた 「はもうなんて不自然で」
従う事 頻繁に出ていく 鍵かけて 後で出ていく
明日には誰かが死ぬ 一秒間で人は死ぬ
前線にああ地平線 今日もなんか生きている
三つの箱から感性 カラフルだけは避...夏のslip
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333mから飛び降りる さいては散っていく春の
泡沫のない幻奏と ピースのない現実に
感激的に飛び去って 咲かずに散っていく春の
空の白も唯、限りなく 解釈のない未来へ
溺れるまで気を引いていた。 箱庭の中の水葬
無数の青 「君は何処へ」 僕は底へ やがて水葬へ
見つけるまで ああ 見蕩れていた。...泡沫の瀬に置かれた一束の花
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真っ暗な音に書いた溜息
消えはしない 真紅の絵はがき
街頭色に阻む幽霊
消えはしない 溺れ尽きる夜に
手紙を書いたら また君に会えるかな
時間を 巻き戻せるかな もういいかな
もういいよ もういいよ
焼けそうな路で叫ぶ雑音
聞こえはしない 聞こえはしないの
幻想色に滲む signal...幸せな春へ
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わかってるよ。 声を掻き消す音の残響に
「余韻に浸っている」 my flavor or 遠い群青
急かしすぎたの、 過去のアザレア 未だ消えずに
「余韻に浸っている」 my secret or siruetto
一つ また 一つ 傷が付いていく
花を 儘、一花 君は摘んでいく
そして過ぎた蒼は一瞬で...群青の瀬
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まるで生きているように 水平線を見上げている
空の青さに覆われて 心の底を隠している
魚さえ泳ぐのに 前線の夢は透けていく
枯れていった花に 「前線の夢は透けていく」
まるで生きていたように 未来像は示していた
人の弱さに漬け込んで 流れていくような期待を見ていた
自分さえ聴こえないのに 透明な夜が...灰盤船
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蝉時雨の話をしよう
届く 君の街まで僕は
入り込んでる 八の月の日に
「心臓に入り込んで」 八の月の日に
あの夏の情景も君が飛び降りた瞬間さえ
僕は...灰瀬、未乃時雨
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灰瀬、未乃時雨
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灰色の木の下で あの日に浮かぶ 灯火が
沈みきって 「分かっていた」 と言える僕は きっと、泣いていた
もういっか 「時間は過ぎた」 本を置いた 君は走る
Are ___ still understand? 捲る言葉 雲を追い
過ぎた様 「だった君は」 たった今 愛想尽きて
地下...デジャヴ・デザイナー
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沈黙のサイレンス 何だか不自然 既視感の伝言 「瞬く間に終わった」
刹那に終わった予感が過ぎた誰かが泣いたあの子はいた
空白の穴に...落ちそうな、幻覚を掴んだ
silent フィクション 君もフィクション
悲しみの果てで...飛び降りた、残響は自由で
感受性 フィクション 感受フィクション
道路に...寒気が降り注ぐ世界に
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心が騒いでページを捲った 風に春が酔いどれに往く
平行な線に最上階の旋 風が震えて 空中落下
いつの間にか 落ちていた 高層に 世界があった?
鎖された静寂 空を描いた 綿雲の 今日が生きている
願わくば音に白を加えて 笑った。 旋回、既に晴れていた
雲一つない 先天性な未来で 時間を返した
想...スノウブルー
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迷霧 Secret remix off vocal
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幸せだった僕は 君のためのモーメントだった
はずなのに どうして 秒針は進んだ?
幸せだった僕は誰かのためのモーメントだった
はずなのに 鳴り止まない空に隠れている
「流浪していた」 その声はオレンジに切り替わって
焦燥感と不安が あの空を見せない
焦燥感と不安が あの空を見せない
espo...夕暮れカーテンコール
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無いな 毎晩 落としてきたものを忘れて
空気 感触 熱暴走しそうな
、
無いな 無いね 反対車線の景色も
無理やり 真っ逆さまにしたりして
おはよう、とFMを垂れ流す
ラジオのパーソナリティが云う
「今日も人が死んでいます」
泡一つ、ない大空に背を向ける
、...sky
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ああ掠れていく君の絵 腎臓を切り裂いた
焼けた路上で後方を見た そして人はいなかった
ルージュの笑みで3カウント急かせば
通り道 黒猫が心を噛んだ ハロー 今日も回り道
ああ滲んでいく 紙飛行機が いつもより青く悲しみ
僕は路上で後方を見た そして誰もいなかった
ああ掠れていく君の絵 腎臓を映したよ...反射線
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寒空の下で 話を 透き通るような話を
聞いていた 終電に連れ去られた人影を忘れて
誰かが口にした言葉を フェンス越しで機械みたいに
聞いていた 暗闇が過ぎていくのに今の自分を伝えられないな
知らない。何も知らない
振り向いて 振り向いた 場所が痛くて仕方がないの
夕闇..心をノックして
振り解いて...未来永劫
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ハロー、バイバイ。そして今日が終わっていく
君は、話して内容を 今日、あったことを
笑顔、散ってね。 きっと明日は笑いたいな
いつか、話した内容に 空も、青く染まっていた
誰かが死んでいく夢を見た
本当は話したかった 夢の内容を 夢の続きを
誰にも話せずに デジャヴにはならないように ...for eve
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ずっと不安のふりをしてたら
誰か助けてくれると思った
夏を描き終えてしまったら
生きていけないことには気づいてた
夏風、語りかけている 未明、誰かを忘れていく
夏風、語りかけている 未明、誰かを忘れていく
ふりを、するのに、なれて しまっていた
灯篭、悲しい、見覚え、の あ、った
肖像画 ...エンディング
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紫色の感情路線が凍てついた から僕は泣き崩れて
水面に映るは楽園か消失か 刺して… KanとKakuが時を巻き戻すから
くっついた僕の心と僕の右手が 飛び降りて さらわれる景色午前四時
さらわれる景色午前四時…色彩感覚が泣いてる
いつからのfantastic もっとplasticに 刺すみたいな 音...LAST SCENE
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欲しくなった 見えないから手に入れたくなった
舞台を 僕だけの舞台を探していた 夢から目を覚ませずに
このまま君のこととか僕のこととか思い出せなくてもいいから
死んでいるように生きている 夢の残り火が消えない
世界を殺したい だから音楽の話をしよう。
きっと言葉さえも霧に包まれても 君に届くと...空差し
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息をするのをやめて光が横に落ちた
だけどその中身が見つからないから またかくれんぼをしよう?
見えないものに気づかないまま 秒針が息を吐く
蛍光灯に空中線 その隣の笑い声に生命線の形
誰かの幸せを奪ってみたい。
海が泣くから僕はいつも歌を歌ってた
それに入り込んだ君が迷子になっても 晩春は散...seacide
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リセットされた感情を好きになりたい
儚い箱庭に咲いた淡くて透けそうな月で
見えてしまう時ほど悲しい時はないよ
リセットされた心に名前をつけて
汚い空園に架けた心が散りそうな月で
産まれてきたことほど儚いことはないよって
云ったら、鼓膜が、「聞こえないよ」って
残して、僕から離れていった
俯いた、ふり...残灯サイレン
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朧な明かりに淡い空 鳥が飛んでいるスカイブルー
悲鳴をあげる追想に 泣きながら、伝えた。 「君の存在が最高で...」
空中に浮かんだ言の葉 伝えたい人に届かずに 海へと自由に落下して
海中を渡った夏鳥は 形を失って羽ばたけず 透明な季節を惜しんだ
世界へ、
「大嫌い」って 言いたいよ そう言いながら...スカイブルーが散る前に