不思議なんだ書き殴った重たい言葉も
カミヒコーキにしたら滑るように飛ぶんだ
誰かに届くわけでも無いのに遠くまで
重さが無いみたいに心地よさそうにさ

そのくせ重みの無い言葉に傷ついたり
薄っぺらい言葉には反応しちゃうんだ
風に乗るカミヒコーキを見てて笑った
私の気持ちはどこまで飛んでいけるのかな

その空は青い?オレンジ?それとも灰色?
濡れた紙の中で滲んだ言葉はもう読めない


おかしいよね呟いてみた重たい一言は
寒い日の白い息になって舞い上がるんだ
誰かを温めるわけでも無いのに踊るように
光にも闇にも綺麗に溶け込んでいくんだ

その声はキレイ?汚い?それともゼロかな
冷えた体の中に閉じ込めた意思は消えない


変なんだよ水の中で吐く淀む嗚咽も
泡が浮かぶだけで水は濁ってないんだ
誰かに触れるわけでも無いのにプカプカと
沈ませようとしても上へ上へ昇っていく

それでも浮かれた心に後悔して涙して
自分の言葉に埋もれて動けなくなって
弾けていく泡の飛沫を見てて泣いてた
私の気持ちもこんなに弾けていたいのに

その水はクリア?水色?それとも泥水?
流した渦巻の中にねぇ私も混ぜてほしい


闇の中で黒ずんだ私の気持ちは見えない
光の中で空っぽな私の気持ちは見えない


重たい気持ちも黒ずむ言葉も
どこかに飛んでいって
ふわりと浮かんでいって
勝手に消えてしまうんだ

どうしてかなどうしてだろう
もう私には何も残ってないよ


その心は見える?見えない?それともどこかに
癒えた傷痕を探したって記憶は消せない


その空は青い?オレンジ?それとも灰色?
その声はキレイ?汚い?それともゼロかな
その水はクリア?水色?それとも泥水?

当たり前の顔して私を慰めないで欲しい
涙が残っているのがバレてしまうから
ひとしずくあふれて止まらなくなるから
この想いを形にしてしまいたくなるから


消したいと思っている間は消えないから

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  • 非営利目的に限ります

オドレコトバ

閲覧数:40

投稿日:2021/12/18 16:54:53

文字数:818文字

カテゴリ:歌詞

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