narunoの投稿作品一覧
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永遠の持ち合わせ
贅沢は言えぬこと
置いていかないで、笑顔よ滲まないで
チャイムが鳴るんだ
今日もまた畳まっていく鞄、律儀なのどうして
帰り路心は重いから、引き出しに置いていくね
恋も青春も怠惰も、ホール満員で総仕舞い
がらんどうの部屋はどこまでも
遺すのは野暮なこと
名の付いた今日を見る...永遠の持ち合わせ 歌詞
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反故ばかり
夜をどうして終に喩えよう
その闇にも、次第に目が慣れたのに
過去をどうして傷に喩えよう
その記憶は薄れて、処置が済んだのに
此処は捨てぬ反故ばかり
笑えよ
誰も彼も、春の彩度も、追う傘も歪み出し
世界を柔く押し潰す
それが故、軋んだ射影とされたセゾン...反故ばかり 歌詞
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世界のすべて
家の近所と駅、通学路からE組まで、三列目の机が私の世界のすべて
将来の像に並ぶ文字、まだ遠い時代のお話 制服ごと身体を校舎に結えておいて
一応、写真も撮った 笑顔で撮った
瞬間に記憶は、思い出ぶって澄ましていった
シャッターが世界を刻んだ
運転手に会社員、エンジニア、美容師に受刑者
皆...世界のすべて 歌詞
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夢と人魚
愛を連れ出して
声も出ないまま
ずっと泣いていた
それすら夢の中
眠っていたのね
夕の陽が差した
火を付けたカーテンを見つめて
こんな空想に
価値が付いていく...夢と人魚 / naruno feat.雨歌エル
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借り傘
予報は雨だと笑顔の口から漏れる
その言葉の一つが残ると
認めてしまえば遂にはつまらぬ物で
傘を渡す手元を見つめた
胸が痛いよ
借り傘に落ちる花時雨
手に残るその温みがまだ
悪戯に春を惑わすのだ
要らないと...借り傘 / naruno feat.雨歌エル・初音ミク
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連れ去って
春の底
青すぎる思い出を
染め抜いた花だって
所詮はそう
僕の理由になりたがる
それならば、もういっそ
連れ去って
連れ去って
夜の向こう側の向こうまで、ずっと...連れ去って / naruno feat.可不
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放火
同じ夢を今度も見てたみたい
あの頃の自分に謝る
失った物は数限りなく
得た物は多少の権利義務
これから為す事も
つまらない結果論
夕暮れの304のカーテンに火を付けて
造作も無いわこの程度、感傷も此処でお終い
本当、仕様も無いわ...放火 / naruno feat.初音ミク
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koe(remake)
最低だった 最低だった
窓越しに手を振った僕だ
大抵そうだ 大抵そうだ
貴方は唯笑ってみせるだけ
ずっと ずっと
ずっと ずっと ずっと
貴方を待っていた
春が来たのだ
桜の模様の置手紙...koe(remake) / naruno feat.初音ミク
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うつら
掠れ掠れた春は最期まで
言葉を摘む
沈み沈んだ春の境界線
溶けて落ちる
寂しそうに笑う癖
何も言わないのね
春庭に消えた花時雨、遠くに発った
ある水面、流る光だけ瞳が飲んだ
もう誰も居ない坂の上、影が揺らいだ...うつら / naruno feat.初音ミク
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花と輪郭
穿ってしまう後悔の正体を
眠ってしまう愛憎の行く末を
詳らかにする夜に
そっと可憐に咲いた花
紅く、揺れる
綺麗な夜を
汚した僕の
形一つを暈してしまえ
花の涙を...花と輪郭 / 雨歌エル・初音ミク【歌詞】
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独歩
思えば僕はもうずっと最低なままでした
嘘ばかり得意になってく
笑うこの口を見てみろよ
くたびれ切った愛憎はもう疾うに捨てました
世界は少し眩しいから
そっと目を伏せた
思い出ばかりが僕を汚すんだ
君もそうだろ
そうだろ...独歩 / 初音ミク 歌詞
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プレイバック
淡々と過ぎる毎日、今日も今日とて待っていた
とうとうと揮う雄弁、そんな物には飽き飽きだ
「もういい」と杓子定規に吐いた彼等は何処へやら
後悔をしている貴方に今夜限りとお別れを
「身体に灼き付いたアルカホール」
「電波塔で哭いた雑音達」
「視界を舞った蒼い光」
「心を撃った其れを!」
は...プレイバック / 初音ミクオリジナル
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花曇り
「言葉じゃ言えないことばかり憶えてるけど、歌なら伝わるんだってこと知ってるんだよ」
僕が好きだった掠れた声のその引力を、ああ
二人、声を出して、春が咲く
歌は風になっていく
ふわり宙に浮いた花が舞う
僕は大人になっていく
ひらり降った空と花曇り
これくらいが良いと笑えたあの日を指先が憶えてい...花曇り / 初音ミクオリジナル
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平凡な日々
思い出ばっかで耳を塞ぐから
あの子は何も聴こえなくなった
哀しみばっかが行手を覆うから
あの子は何も見えなくなった
「午後のニュースです」
「満月が映った湖に」
「希望が溺れて行方不明に」
どうでも良い事ばっかだ
もうぜんぶ爆破しよう...平凡な日々 / 初音ミクオリジナル
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眩んだのは
揺らいだのは
浮かんだのは
あの歌声だった
呼吸だけだっていつも苦しいのに
歩く事だって覚束ないのに、ずっと
一切れの後悔を美しい貴方へ
要らない僕の声は思い出に綴じ込めて、なんて
如何でも良かった 正義とか愛とか
歌うだけだった それしか無かった、なんて...九月の町 / 初音ミクオリジナル
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春の底
快晴の春の底だった
最低なだけの僕なんだ、なんて言って
書いていた手紙燃やしたって
大抵は憶えているもんで
後悔を赦す僕なんて
きっと我儘なんだ
ゆらゆらと ゆらゆらと
揺れる想いを呼吸が透過して
ざらざらと ざらざらと...春の底 / 初音ミクオリジナル
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koe / 初音ミクオリジナル
最低だった 最低だった
窓越しに手を振った僕だ
大抵そうだ 大抵そうだ
貴方は唯笑ってみせるだけ
ずっと ずっと
ずっと ずっと ずっと
貴方を待っていた
春が来たのだ
桜の模様の置手紙...koe / 初音ミクオリジナル
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nightmare/初音ミク
貴方のことを思い出していました
こんな事を言う僕も勝手ですが
貴方の歌う声はいつも
町を焼いた月明りのようで
消えた
夜空を歩いていた
今日は想い出を啄ばんで
ずっと何処までだって逃げるのだろう
悪夢に浸っていた...nightmare/初音ミクオリジナル
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ローレライ
午前二時三分
ふらついた足で町を歩いた
不意に吐いた息がふわり浮かんだ
正義とか愛とか
そんな事なんて如何でも好いんだ
綺麗な夢だけを見ていたかった
理想論ばっかだ
現実は常に薄情だった
つまらない歌唄いだと言われた...ローレライ/初音ミクオリジナル
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暮れた昨日は疾うに追い付けなくて
揺れた輪郭ばかり見てる
夢と言おうか、そんな類のものは
遠く明日の果てに消えた
きっと間違いだったのだ きっと間違いだったのだ
想像した思い出さえ
歌った夢だけ見させて 語った夢だけ聞かせて
浮かんだ火花、ソーダ、バス停、君が遠く揺れていた
掴んだものは消え失せて ...サマーエンズ/初音ミク
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ドリーマーズ
二人、陽炎が揺れて、青が照りつける空を見上げる夏
僕ら、何かを探して、それでも見つからず立ち尽くしている
浮かぶバス停から呼んでいる
君には何が見える?
水を跨いで
日陰を縫って
揺れ隠れた昨日から
僕らの歌を盗んだら
君もきっと共犯さ...ドリーマーズ/初音ミク
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溢れた息を吸い込んで、何もない部屋で泣いている
身体はいつも臆病で、何も出来ないまま
そりゃそうさ僕も知ってた
やりたい事も解ってた
そんな言葉一つも出ないまま
そりゃそうだ僕じゃ駄目だと
とうに解っていた
ふらついた今日もとうとう生きていた
ああ、気づいてくれ
もう気付いてくれ...リビングデッド/初音ミクオリジナル
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明日に宛てた想いが飛んで、落ちて、そこのゴミ箱に溜まってた
後悔も 傲慢も 放蕩も 道徳も
全部見えないのならば同じなんだ
境界線、揺れるカーブ、遠雷
暮れたのはいつかの春
分かったんだ、気が附いたんだ
僕は想い出ばかりでいいのに
分かったんだ、気が附いたんだ
君は変わってくんだろう
ああ、...ナイトエンカーブ/初音ミク
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心に夜が咲いた
明るい夜が咲いた
その花びらの想像さえ僕はしないまま
心に夜が咲いた
明るい夜が咲いた
笑っていたのは放課後と夜空、世界だけ
何処かで夜が泣いた
明るい夜が泣いた
眠っていたのは境界を超えた世界だけ
消えてゆくのは 心が忘れてしまうから...ナイトエンブルー/初音ミク
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散々だった昨日から 掬うものなど何も無く
ひどくふらついた意味を探してる
淡々去った希望なら 望むものなどとうに無く
ひどく躓いた日々を想うだけ
言葉で言えないのは
形を持った事ばかり
そのまま散った 想いなんてどうとなれ
ねぇ、燃やしてやろうぜ 道化も道徳も今日も教科書も
そのまま舞った 灰被って...ラズベリー/初音ミク
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diary naruno feat.初音ミク
もしもこんな話をすれば
君は笑うのかな
「もしもばかりの私の事
全部、置いていくよ」
なんて。
君が夢を渡るとすれば
何が見えるのだろう
吐いた言葉に浮かぶ声は
まるで変わったまま...diary naruno feat.初音ミク
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こんにちは お元気ですか たまには昔の話もどう?
まだ少し眠たげだけど
出会った日を憶えてる?
君が扉開けたその瞬間を
僕はきっと歌っていたよね
話したいことばっか 溢れ出て困るから
僕はこうやって歌うよ
きっと何でもない奇跡が重なって 僕を紡いでた
まだ少し照れちゃうけど
何でもない僕らは こうや...dear feat.初音ミク