ブクマつながり
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ばかみたいに晴れた日
滑空する言葉
生まれたての思考は
なにもしらないでいる
むずかしいすべて
咀嚼しては
雲にかえってしまう
編みあげてゆく
露と露のあいだ
ほつれた回路の先...フイユ
ねこみ(cat nap)
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衝突をおそれないで
クッション信じなよ
急カーブソロソロ
沈む橋
降りたらはだしになって
目的地めざそう
中途半端に
かみさまを信じて
意固地になってる
くせっ毛に星が...女神とドライブ
ねこみ(cat nap)
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響く夜
白い線だけが
点滅だけが
潜め見守る
橙のみち
かんがえごとはよそうと
かんがえてしまっている
制限速度内で
心拍を上げること
充分可能だ...km/h
ねこみ(cat nap)
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3桁の電気代
居なかった分のほころび
甘い匂いが充満している
桃色の空をゆく
耳のうしろで
はばたき
イヤホンかムクドリか
わからない
花の匂いにむせる
数分歩けば慣れる...散歩
ねこみ(cat nap)
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枕もとにアンダルシア
地図這うエスカルゴ
ジェット・ラグと酔いにとぷり
ねむたいなら不乱にパンを噛め
こんがらがったフーガはデジャヴな放浪記
皿の上の町はピカソ
スリには要注意
あれどこかで見たような顔
ご縁の糸と糸は必然
ケ・セラ・セラ 落チル殻...まほろばポルカ
ねこみ(cat nap)
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満員電車は嫌い
ひとがひとじゃなくなるから
息をするだけのかたまり
迫ってくる斜線
ためいき三度
サブウェイから光萌ゆ、ああ
無機物の隨
響くつわものどものヒール
機械よ、わたしの望まないことはしないで!
とーきょーの海に捨てて...グレーの乙女たちに捧ぐ
ねこみ(cat nap)
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どこもかしこも
浮かれている
昼に開けたピアス
耳が熱い
ほっぽりだした時間は
そのうち追いかけてくる
それでも
くるしいおもいと
まぶしいにおいと
ぜんぶひっくるめて...花火をみにゆく
ねこみ(cat nap)
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天国は
いい匂いがするのかな
嗅いでみたいけど
しんでみなきゃ行けないから
むずかしいよね
想像してみる
三途の川は
あったかいといいな
いつかはおわるの
甦るのはたいへんそう...お邪魔します天国
ねこみ(cat nap)
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曖昧な回路の先 こたえは何処だ
好奇心の波のなか まちがいやしない
音を泳げ 流星群と駆け抜けるのだ
毛布の匂いと夢の温度 迷わないの ふしぎね
夏の風みたい きみは変幻自在
涙、みずいろのうた あまいほどせつない
その声は きみの夜を守る
泣いてもこわれても きみを想う
薔薇を一輪 抱いて眠ろう
...i
ねこみ(cat nap)
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あられって漢字で書ける?
ポップコーンつくりたいよね
セーターの毛玉とってあげようか
ぽつぽつ加湿器のつゆ
さいしょでさいごなら
湯気のもくもくにも手を振って
こんなことで
なみだがでちゃいそうだよ
さむいからかな
はやくこないかな...春はいつ?
ねこみ(cat nap)
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頼りにしてはいけないものに
夢みて
嫌われまいとつまらない
努力をした
キーボードはバグで
上手く打てないなあ
ほんとうはいないのかもしれない
電子上のつながりは
現実よりも近く、儚い
まだ眠らないでいますか...「」
ねこみ(cat nap)
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宇宙からのひかりで
ぼくらは生活をする
あの星から見れば…って
おかしいね
行ったこともないのに
ちっぽけかどうかは
じぶんにきけばわかる
なまえをつけないでよ
宇宙は宇宙のもの
星になんかならないし...なまえなんていらない
ねこみ(cat nap)
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ああ引力で傾いて
あたまのなかの宇宙が出てゆく
さよなら、気が向いたらまた
ちへいせんずっとみつめて
そのまま一周したら
どこかの骨につながるね
電車で寝過ごして
知らないところにいってみたいような
そこで知らないじぶんに会って
もとのじぶんは流れてゆくのだ...ネス湖の宇宙にて愛を
ねこみ(cat nap)
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ぼくの窓から
きみの星が
きみの波から
ぼくの愛が
つながって
ひとつになって
またはなれてゆく
ああぼくらにてるね
ぼくらにすぎて
ぜんぜんちがうんだ...さざ波
ねこみ(cat nap)
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おおげさな飾りは
なにもいらない
なつかしい甘さとふしぎ
わがままなこころ少々
それだけ
むかしばなしのお姫様も
こんなにいいものしらぬだろ
シンプルな変拍子
他(た)にない愛甘い
あとは舟を出すだけ...purin
ねこみ(cat nap)
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脳みそがむずむず
景色吐き出したなら
おもっていたより
しらない世界
だれかが
あなたが
色をつける
銀の道も
にがい涙も
ひとつずつ越えて...息
ねこみ(cat nap)
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どうしてわからなかったの
夢見にあなたはいたのに
はじめて逢ったその羽根は
するりと透けて溶けてった
水面の足跡
無音にざわめく
マイクの奥
やわらかな擬態
みつけてくれてありがとう
青いせかいは夜のもの...スペース・キー
ねこみ(cat nap)
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粒らでゆるやか
それさえあれば
柔くてなめらか
なかなかどうして
手をつないだって
だきしめたって
あのあまいのには
勝てやしないよ
静電気が微かに嗤う
つかれた吐息は...ふつうだ
ねこみ(cat nap)
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白い天に
影が遊んだら
ひとつ、ふたつ
花が落ちる
ねえやっぱりね
泳ぐのがすきとおもってた
たおやかなかたち
このまま待とう
目を閉じれば
あえるひと...おかしなほんと
ねこみ(cat nap)
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モーニン・モーニン
どっかいくんでしょ?
ならわたしの声もつれてって
青だったポンコツ
歌いなれたカーペンターズ
なんかいいにおい
洗剤変えたの?
あたらしいことに
すこしずつ体を染める
いいかんじ...あさのひかり
ねこみ(cat nap)
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うごけなくなって
すこし早く帰る
つまらなそうな口元に
さびしさ落ちる
茜が映るギプス
すべてまもれるのに
わたしがカメならば
竜宮城までのせてくよ
息も楽にできるよ
着いたら踊ろうね...ギプスにもなれない
ねこみ(cat nap)
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泡になって弾けたい
夏は一瞬だっていうよ
君のこと何度も考えては過ぎてゆくよ
淡い色に染まりたい
白いペンギン柄のスカート
君のこと何度も考えては過ぎてゆくけど
裸足のままで連れ去って
青い渚の上でじゃれあってみてくれよ
いとしのマイガール
おぼろげになった太陽と...マイガール
たま
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海岸通り 期待のストーリー
算段通り 行くわけはない
裸足のまま 口づけはまだ
花柄のスカート 首元で輝くチャーム
海岸通り 未来を素通り
サイダーの間 飴色のような
夢で絡まる宇宙も今から
※
君をさらったらどうする
髪を少しさわったらどうする...スプラッシュ
たま
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つめたく甘いフォルム
芙蓉のつゆ ふくまず
いられないわたしは
手の内も知らず知らず
虹彩の綺麗なそれ
こちらにもわかるように
見せておくれ
妖しいかげが
その指に触れても
なんともないんでしょう...うつくしいひと
いちはる
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つめたい洗濯物には
晩の寂しさが忍んでいる
さすった肌の折り目では
砂糖の溶けきった香りがする
冬の朝 曇り窓
たしかに あなたの
やさしい呻めきが
耳を撫でたんだ
花の季節はおわり
まぼろしが僕を見た...ロマンス・スポット
いちはる
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季節のまじわる音に
まいごの指をたわめて
夜な夜な もぐり込む影
誰しもなまえをためらう
磨り硝子のむこうで
ひかりも闇もみている
ここでも呼ばれている
くり返されている
ああ その唄は
なぐさめに錨を下ろして...よなぎ
いちはる
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1a
さあ夜が壊れたら
一緒に隠れよう
あの子はこっそり
泪のつぶに潜る
1b
8mg(ミリ)ほどの
甘やかな栄養
あなたの内の
たったそれだけ...リリー
いちはる
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1a
暗いピンクの盲点
パラソルを突き立てた
やわらかな大地の穴
汗のかわいたブラウス
やすらぎの胸のなか
夕立を誘っておいで
1b
三回逢えたら 夢を育てて
教えてもいいよ 愛するならば...淡いうねり
いちはる
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画面で潰れてる虫の死骸が
彼の名前と重なっている
惰性でつづけてる約束に
真実が覗いてても
I see 賢い彼女は
煙の匂いのする爪で
唇を拭ったまま
静かにないている
まるごと頬張っても
芯は棄てちゃっていいよ...フルーツ
いちはる
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dance dance light
ねえ 灯して 廻る廻る
今夜 ドレスコードフリーで
目を醒ませば僕ら また心を探して惑うだろう
今だけは 消さ無いで
また緋色に染まった
解けた胚から crackが見えた
切り売りした労の値
ジュースに変えて飲み干した
「不甲斐無いな」と笑う貴方の...啼くowl【歌詞】
案山子
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1a
刺さらない左手の甘さ
いっそう危険なサイレン
くだらない話の後でも
泣くことは退屈だった
1b
ぴりぴりする舌先が
ちょっと悔しいな
リバーサイド ミッドナイト ラララ
1s...リバーサイド
いちはる