ブクマつながり
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A
悴む指には 息を吹きかけて
光る雪の 優しい熱
思い出させて
悴む頬には そっと手を当てて
冷えた空に 浮かぶ星を
また見上げましょう
B
同じ時を 過ごしたね
ほら、何度でも 巡る...♪降り積もる恋
ナツキ
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A
いつまで 笑えばいい?
何も吐き出せないまま
どこまで 走ればいい?
欠けた地図抱いて
B
夢や希望なんて いらなかった
愛も優しさも 知れば知るほど
冷たくて 軽い体が
息もできないほどに 痛み出すんだ...♪道標
ナツキ
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A
始まりの音 合図みたいに
高鳴る鼓動のわけはきっと
君は少しも 気づかないまま
恋の花が色づいていくの
B
そばにいたくて 伸ばしかけた手はもう
迷いと不安だらけで
S
「大好きよ」...♪Agapanthus
ナツキ
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A
麦わら帽子の下で 空を見上げると
小さな雨がひとつ 僕の肩に落ちてきた
こんなに晴れてるのに ほんと不思議だね
君が笑ったのが わかった
B
ひぐらしの声は 悲しい予感
もう夏が終わるみたいだ
僕らの恋と 一緒に
S...♪ひと夏の恋
ナツキ
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A
寂しくてたまらないのに
誰にも触れられたくない
僕を見つけてほしい 僕を見ないでほしい
そんな矛盾に溺れそうになって
声を殺して泣いた ひとりの夜
B
波打ち際を歩いては 足跡を消すの
どこにも行けないならせめて
暗くて狭い世界の隅っこに...♪憧れの彼方に
ナツキ
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A
馴染んだ熱さえ 拒む理由を
わからないふりした 君は狡いね
白々しく光る空に呟く
B
重ねた心は やけに軽くて
零れてしまった 本音が痛いよ
信じてもいいと言って 触れたこと
後悔はしたくないけれど
S...さよならだけを待っている
ナツキ
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A
ふっと切なくなった
真っ直ぐに歩く君の背
こんなに遠くて
輝いて見えたのは
きっと終わりを知ったから
変えられないことも
B
君は君でいて
いつか僕を忘れても...♪恋ならば
ナツキ
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A
曖昧なんだ 境界線とか
溶けてしまえばいい 躊躇いも
嫌だなんて 言えないように
B
あと少しだけ待ってほしい
星が焼けるまで
もったいぶってなんかいないさ
君の顔が見たい
S...♪君の夜に
ナツキ
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A
そっと肩を寄せ合う 微睡み
「ずっと君を見ていた」 笑うあなたが消える
B
きっと忘れられない 温もり
もっとそばにいたいよ 願うだけならいいの
S
まだ まだ遠い あなたへの言葉
「ただ、愛していた」
A...♪ただ、愛していた
ナツキ
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A
君が人を突き離す時
どんな顔をするかなんて
知りたくなかったよ
続く道のその先にある
終わりと始まりの予感も
B
苦しい恋なのに 離せないのはなぜ
つらい夜の中で 涙に埋もれても
縋ってしまうのは、なぜ...♪ポラリス
ナツキ
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A
空が落ちてくる
頬に触れた青
弾けて消えたら
ふっと 泣きたくなった
B
傘はひとつで 君とふたりで
肩を触れ合わせながら
それでもいつか この温もりが
滲んでしまうのなら...♪青、満ちて
ナツキ
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A
零れてく幸せは 悲しいほど鮮やかに咲いて
薄れてく心の音を 確かめるように強く
B
抱きしめても あなたはいない
S
差し伸べた手を 掴んでほしくて
笑ってみせた
光失くした瞳では
あなたが見えないよ...♪Diamond Lily
ナツキ
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A
誰も惨めさ
惨めに生きている
懐かしさとか 後ろめたさとか
抱えて 笑っている
何も見えずに
怒って落ち込んだ
浅はかな夜 些細な狡さを
ひとりで 誤魔化していた
B...♪生きて、生きていく
ナツキ
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A
窓を叩く雨の音は
誰かの叫び声みたいだ
耳を澄ませばそれだけ
つらくなると知ってたのに
B
どうすればいいかさえ
わからないまま泣いてた
傷ついたところ全て 誰か消してください
S...♪優しい眠りだけ願うなら
ナツキ
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A
解けて消えてしまうのなら
繋いだ心はどこに行くの?
もうひとつの答えを教えてよ
息もできないほどの愛で
溺れかけたあたしを救って
もう一度だけそっと触れて
B
届くことはないことを 知らないあたしは
何度も 何度でも...♪言葉
ナツキ
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A
消えゆく鼓動 止まぬ雨音
流れゆく赤 最後の言葉
壊れた愛も 捨てた記憶も
全てを背負い 君は微笑む
B
許したくはないよ
今もまだ消えない
君のつけた傷が
疼いて 僕を飲み込んでいく...♪真実だった
ナツキ
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C
遠くへ 響くように
掻き鳴らした鼓動が 聞こえますか?
解けた 赤い糸も
また君に繋がる日が来ると 信じてるよ
A
間違いだらけの恋だけど
いつまでも続くような 気がしてたよ
変わらないものはないからと
諦めることだけは したくなくて...♪赤い糸の先で
ナツキ
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A
たまにね、たまに
あなたのことを考えてみる
たまにね、たまに
あなたの声をなぞったりする
B
勘違いしないで
あなたのこと 恋しいわけじゃない
私の体何ひとつだって
あなたのために ありはしないの...♪バカみたいでしょ
ナツキ
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A
ひとひらの花びらさえ 運命を待っている
愛しいあなたは 私を置いていく
B
時が経てば色褪せると知っていた
それが一番 悲しいことだったのに
S
どうして? こんなにもまだ
あなたの声がする
いくつの季節を越えて...♪追憶
ナツキ
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A
渇いた空気が喉を焼く
拭えない涙が胸を満たして
どんな言葉も届かなくて
破れた心の奥底に
間違えて触れてしまった光は
どんなものより優しかった
B
全てを受け入れられなくても
君と同じように笑いたかった...♪ひどく優しい
ナツキ
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A
ねえ つらいかい
そこは 暗いかい
怖いものを夢に見て
ひとりで震えてはいないかい
まだ 寒いかい
今も 痛いかい
泣けないことに傷ついて
自分を笑ってはいないかい
B...♪空へ
ナツキ
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A
強い想いが胸を焼く
なのにどうして 空っぽになるんだろう
痛む心の奥の方
ぽっかり穴が 空いているのかな
B
触れてほしかっただけ
腫れて膿んだ傷跡
愛が温かいのは
君が今 笑っているから?...♪愛
ナツキ
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A
何でもないみたいに 突き離してさ
狡いよね、あなた
優しいくせに 優しいくせに
B
泣いてるんでしょう 今も
震える手 握りしめて
わかってるから 言わなくていいよ
ごめんねも さよならも
S...♪思い出せば、恋
ナツキ
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A
最後に願うことは
弱くて儚い君でさえ
真っ直ぐ笑っていられる世界が
どこかにありますように
確かなものはなくて
涙は少しも渇かない
こんな僕にはわかるはずないと
早く突き離してよ
B...♪運命のような恋を
ナツキ
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A
祈りの数 注ぐ星の歌が
過去の痛みを 僕に知らせる
君の姿は 透き通るだけ
もう戻れない時を背に
B
愛してる 愛してた 何度繰り返しても
本当の光は見えない
A
過ぎた日々の 輝きが今さら...♪君の残響
ナツキ
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A
白と黒の狭間で揺れる僕を
誰も見ようとはしない
曖昧な理由で消された僕を
君だけが見つけてくれた
B
僕の代わりはいくらでもいる
誰かが誰かの道を歩んでも
何も不都合なんて起こらない
そんな世界が嫌いだった...♪Spare
ナツキ
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A
すれ違うふたりの
交わらない視線を重ねて
溢れそうな恋に
ただ優しく蓋をした
B
あなたの声も 瞳の色も
思い出せなくなるその日まで
こんな痛みさえ 抱きしめていたい
どんなに心が泣いていても...♪恋の終わりは始まりよりもずっと綺麗で
ナツキ
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A
繰り返している 後悔はとうに
数えきれないよ もう、眠ってしまいたい
嘘でもいいから 夢だと言ってよ
せめてこの心 殺してくれよ
B
遠くから微笑む 優しい空に
手を伸ばしては願うの 今さらだね
S
失って初めての 後悔に泣いた時...♪涙の行方
ナツキ
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A
涼風 シャボン玉と 君の横顔
滲んだ 優しい微笑みに
B
触れられないままの
恋が浮かぶ
S
満たされるほど 泣きたくなった僕は
まだ 何も知らない
君が愛した 花の名前も...♪僕は知らない
ナツキ
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A
ひとりひとつきりの 命を
投げた先で 笑いたいなんて
冗談に紛らせた 本音と
君の声が 悲しい
S
輝いた あの一瞬を
きっとまだ 誰よりも生きたくて
やけに冷たい指先 絡ませた
A...♪Alive
ナツキ
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A
壊れそうな愛なんて 寄越さないでよ
あなたから離れたくせに
会いたくて待っていた 切ない夜も
いつからか思い出せない
B
今さら何を話すの? 涙さえ出ないわ
もうお終いよ
S
初めての恋なんて こんなものだよと...愛傷
ナツキ
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C
零れて消える 涙のような
優しい雨が降る
孤独でいいと 笑う君の頬にも
ほら、伝っていく
A
色褪せていく 花が
落ちる前に そっと ただ
口づけながら 手折るような
そんな終わりでいい...♪Dear Loneliness
ナツキ
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本当に死にたいやつなんているか
本当に消えたいやつなんているか
ひとりが好きなんて大抵嘘だし
自分を嫌う自分のことが大嫌いだ
叶うなら誰かを幸せにしてみたい
無理なら誰かとただ笑い合いたい
傷つくのも傷つけるのも怖くて、でも
誰も傷つかない世界がないことを知ってる
それでも生きねばならない理由は
一...学校の屋上から、聞こえていますか
ナツキ
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S
丸めて捨てようか ごみくずみたいに
振り上げた手が、震えた
A
愛しそうに 微笑んでいた
君の隣 知らない声
僕の想い 色褪せていく
遠く遠く 見えなくなる
B
噛みしめた唇で 笑みを作った...最初から君が好きだった
ナツキ
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A
僕には耳がないから
君の叫びが聞こえない
僕には目がないから
君の笑顔が見られない
それでも、それでも
B
願うのはいつも君のこと
君が誰かを呼んだ時に
返る声がありますように...Lofn
ナツキ
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A
君が呼ぶ名前の響き
狂おしいほど泣いた夜
疲れた体で君を抱きしめ
僕はそれでもいいと呟いた
B
言葉にできないのはきっと
ただ怖くて それだけで
本当は気づきたくもなかったよ
笑い話にもならないね、ああ...恋の涙
ナツキ
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A
すれ違う人 探す面影
色褪せど離せぬ恋
苦しくて 泣くことさえ
できないまま縋りついた
B
いずれ会えると 信じているわ
あなたの背中越しに
見る景色も その温度も
私だけは覚えている...♪恋
ナツキ
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A
許して 許さないで
本当の心は 静かで
涙も 流せぬまま
ただあなたを 待ってる
B
解けた 赤い糸
幸せに囚われた 日々を
優しく 壊した
あなたのてのひら...♪愛なんて
ナツキ
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A
膝を抱えて眠る夜
君の残像 目に焼きついて
余計に寒く感じた
B
壊れそうなくらいに想えば
君は振り向いてくれたろうか
背中ばかり追いかけた僕の
弱さを許してくれたろうか
S...♪息もできない午前2時
ナツキ
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A
真っ白な部屋で 夢を探してる
咲くことのない花を胸に
僕はいつまで 子どもでいいの
誰も答えてはくれないね
また間違えたよ 君を傷つけた
悲しみの涙に触れても
今日までの日々 思い出せずに
同じ明日を待ち続ける
B...♪世界で一番優しい嘘
ナツキ
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A
優しささえ 捨てきれずに
何を壊して 何を救うの
誰かのため 生きていれば
綺麗な夢を 描ける気がした
B
今だけでいいと言うなら
どんな未来でもいいのなら
二度と涙は隠さないで
僕に触れさせて...♪星の名前
ナツキ
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A
近づいた気がした
降り出した雨 微かな匂い
滲むように 霞むように
静かな終わりが遠ざかっていく
B
目を閉じて 頬を伝う
涙のような 切なさは
触れそうなほど 近いのに
消えそうなほど 遠いのだ...♪空が泣いたら
ナツキ
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A
言葉よりも視線や仕草の方が
よほど雄弁で正直な心さ
君が無意識に逸らした瞳が
僕が迷わせた指先を辿る
何気ない風に突き離してくれよ
B
汲み取って 読み取って
何が?って誤魔化して
寂しいや 悲しいを...♪痛いよ
ナツキ
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A
君が褒めてくれた歌を
気づけばいつも口ずさんでる
その度空いた片側が寒くて
冷たい息を震わせながら笑った
B
たくさんの「もしも」は
重く積み重なっていくばかりで
暗くなった視界に安堵すれば
また君が遠ざかった...ごめんね、ステラ
ナツキ
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A
渇いた笑い声 君が泣いてる気がした
傷つけてるようで 確かに傷ついてる
誰より傷ついてる
B
何もかも失くした 君はまだ泣かない
僕をただ見つめて 君はまだ泣かない
君はまだ泣けない
S
生きていくことだけが...息が止むまで
ナツキ
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A
壊れない 宝物を
探し 探し続けていた
涙すら 拭えない指でも
愛せる 愛せる何かを
B
触れる度 震える肩を
憎みたくはなかった
S
欠片さえも 残せないなら...♪恋を
ナツキ
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S
白く光る雪の花びら
君の頬に触れて消えた
それはそれは美しき夜
滲む月を見上げて ただ君を想う
A
雪が降る頃には 君もきっと気づくでしょう
何も見えないまま 伸ばす手の切なさに
B
季節だけが過ぎて...♪雪月花〜ただ君を想う〜
ナツキ
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A
エメラルドに光る星を
溶かしたような君の瞳
きっと見えるはずさ
たとえいつか色を忘れても
B
何度も君を追いかけた
すり抜けていく残像さえも
愛せるような気がしたよ
なんて 言わないけど...花緑青の夢
ナツキ
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A
まだ春は遠い 冷えた空の下
どこにも行けない私がいる
飲み込まれたまま 暗い海の底
二度とは会えないあなたがいる
B
悲しみに濡れた袖で 頬を拭っても
後から後から零れ落ちて
零れ落ちていく
S...あの声を
ナツキ
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A
ふいに懐かしい声が耳を掠めた
振り向いた先に残る香り
返事がないのが怖くて
名前も呼べなかったけれど
B
肩を並べて見上げた空は
少しも変わらず輝いている
陽に透けたあのシャボン玉が
弾けるまでは泣いてもいいかな...泡沫の空に
ナツキ